「未来を花束にして」 - 2018.05.22 Tue
たしかにラストは花束を持って、女性の参政権の未来のために行進していたけど、「未来を花束にして」では映画に対するイメージが違いすぎるのではないか。

キャリー・マリガンさん。顔つきが、なんか好き。
1912年のロンドン、モード(キャリー・マリガン)は洗濯工場で働く。劣悪な労働環境、低賃金。男のボスは女に手を出し、威張り散らす、いけすかない野郎。
やがてモードは参政権運動に参加するようになる。
家族との関係、仲間との活動、警察の動きなどのドラマを興味深く見た。見応えあり。
今の時代から考えれば女性に参政権があって当然と思うが、昔は違ったわけで、男は優先的に権利を持って、おいしい思いをしたいわけだ。威張りたい、偉ぶりたいアホなのだ。
穏やかに参政権を訴えてきたが、らちが明かないので、過激な破壊行動に移ってしまったのは、どうかとは思うが…。
店の窓を割る、郵便ポストに爆弾を入れて爆発させる…そんなことをしていたんですね。
活動家のエメリン・パンクハーストを演じるのはメリル・ストリープさんで、ほんの少しのゲスト出演。
(5月19日)

SUFFRAGETTE
2015年 イギリス・フランス作品
監督 セーラ・ガヴロン
出演 キャリー・マリガン、アンヌ=マリー・ダフ、ヘレナ・ボナム・カーター、ロモーラ・ガライ、ナタリー・プレス
好き度☆☆☆☆(4点。満点は5点)
(c) Pathe Productions Limited, Channel Four Television Corporation and The British Film Institute 2015. All rights reserved.
● COMMENT ●
>fjk78deadさん
たしかに、未来が粉々にされる気はしますねえ。
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