読書記録(2018年5月) - 2018.06.02 Sat

「舟を編む」 三浦 しをん
2012年の本屋大賞第1位。映画にもなったが興味がなくて見ていなかったけど、本を読んだらかなり面白いので、映画も見よう。人間関係が良いね。出版には多少かかわっているけど、辞書づくりは本当に大変だろうと思う。(5月8日読了)

「儀式」 パトリシア・コーンウェル
すでに2014年末に出ていたケイ・スカーペッタの検屍官シリーズ第21弾。事件発生、現場捜査でほとんど上巻が終わる。どんどん読めたし、わかりにくくもない。犯人は、そこかい! とは少し思う。(5月22日読了)

「戦場のコックたち」 深緑野分
2016年の本屋大賞第7位。19歳で空挺師団の一員としてノルマンディに降下したアメリカ兵が主役。コックだが戦闘にも参加。なぜか謎解きテイストを加えながら、徐々に戦争の悲惨を読者に体験させてくれる。最前線とは、こんなふうでもあったのだろうなと解る、力作。すばらしい。(5月31日読了)
● COMMENT ●
「三国志」あれこれ
>又左衛門さん
あんまり長いのは、もとから借りないですよ。
「三国志」なんて借りた日にゃ、いつ終わるんだかの長期戦です。
その中の1巻を「1冊」と数えれば、冊数は稼げますが。
宮城谷昌光さんのは読んだことがありませんが、中国ものは多いようです。でも、長いので…。
トラックバック
http://bojingles.blog3.fc2.com/tb.php/3436-e335e811
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
BJさんが本を読むスピードをウサギに例えるならば、私は亀ですね(笑)
先日図書館から借りた、北方謙三版「三国志」をいったん返却しました。そして今度は吉川英治版のを借りました。この両者はかなり違います。吉川版は、「三国志演義」を基にしているので、我々がよく知っている「桃園の誓い」がありますが、北方版は「正史」を基にしているため、ありません。また登場人物も何人かは違います。
これらとは別に、図書館で別の「三国志」を発見。宮城谷昌光さんという作家のそれで、なんと曹操の祖父の時代から始まるらしい! こちらも興味をそそります。
「レッド・クリフ」は前半を観終わりました。