「モスラ(1996年)」 - 2018.06.04 Mon
北海道の紋別。工事現場で化石が発見され、現場監督が娘の土産にと持ち帰ってしまう。
それは、インファント島に住む小美人・エリアス姉妹が宇宙怪獣デスギドラを閉じこめた封印だった!
エリアス姉妹と対立している小美人ベルバラは、デスギドラを封印していたエリアスの楯を手に入れ、怪獣を復活させようと動き出す。
…と、一応ストーリーを書き留めておく。

エリアス姉妹は、モル(小林恵)とロラ(山口紗弥加)で、モスラのちっちゃい版のような「フェアリー」に乗っている。対するベルバラ(羽野晶紀)は、「ガルガル」に乗る。
部屋の中での、2組の追っかけ空中戦は多少楽しい。
山口紗弥加さんなんて、この頃16歳だもんね。
モスラは怪獣と戦うものの、卵を産んだあとで、もはや弱っていたらしく…子どもがかえって幼虫状態で助けに来ます!
これ、自衛隊とかの周囲の人間の反応が、いっさいナシ。現場監督の一家と小美人のみ。
もう、子ども向けファンタジーっぽい。
で、モスラですが、体当たり? 分身の術? わけのわからん超絶技オンパレードで、どんな考証をしているのか。なんでもあり?で笑っちゃう。
作曲で、矢野顕子さんも参加してますね。
(5月20日)
1996年作品
監督 米田興弘
出演 小林恵、山口紗弥加、羽野晶紀、藤沢麻弥、二見一樹
好き度☆☆★(2.5点。満点は5点)
(c) 1996 TOHO CO.,LTD
● COMMENT ●
♪モスモス、カメヨ、カメサンヨ...
>又左衛門さん
小さなお子さまでも楽しめそうになっていますね。
ちょっと、たあいないです。
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今度は息子たちに、東宝特撮映画の面白さを教えたくて。
まだ東宝が、天神ではなく中州にあった頃。映画館の向かいにある蕎麦屋で親子4人で腹ごしらえをしてから観るのがルーティンでした。天下の東宝が、自社ビルがないというのが情けないね。
内容は、昭和版に比べて合成などの技術は格段に向上しているのでしょうけど、オリジナルにあった「作る側の熱気」のようなものが感じられない。要は薄っぺらいんですね。羽野晶紀ちゃん。あの「お騒がせの和泉元彌一家」の嫁ですね。
この映画館では、あとジブリの「紅の豚」を観ました。これは良かった。