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2023-10

「ROCK YOU![ロック・ユー!][エクステンデッド版]」 - 2018.07.31 Tue

終盤は感動したぜ!

平民では参加できない馬上槍試合に、身分を偽って出場して、のしあがり、恋の戦いも同時進行だ!
以前、この映画、気にいるんじゃない?とオススメされながら、見る機会がなく、WOWOWでようやく、しかも、いきなり[エクステンデッド版]だ。
どの部分が追加されたのかも分からないが、2時間24分の長さ。でも、それほど苦じゃない。おもしろいから。


やり
これが馬上槍試合だ!

最初の試合のときに、いきなりクイーンの「ウィー・ウィル・ロック・ユー」が流れる。試合待ちの観客たちが歌い、手をたたく。マジ? 中世なのに。
オープニング・クレジットが出るタイミングで歌が入ったともいえるし、このセンス、気に入った。なんじゃこりゃ、と思う人も必ずいると思うが。
(とはいえ、クイーンの曲が流れるのは、あとはエンド・クレジットまで待たねばならぬ。)

若々しいヒース・レジャー。まだ21歳か22歳のとき。役柄のとおり、真っ直ぐで好感度高く演じている。もっと活躍する姿を見たかったと、本作を見て改めて思った。
ポール・ベタニーは、素っ裸で何度も登場(笑)。作家のチョーサーの役で、ウィリアム(ヒース・レジャー)のために偽の血統書を作り、試合時に観客にプレゼンテーションをする(主人である騎士の紹介をする)という、印象的な、目立つ役柄。(ちなみに原題はA KNIGHT'S TALE〔騎士の物語〕で、チョーサーの「カンタベリー物語」のなかにTHE KNIGHT'S TALEがある。)
ウィリアムの元からの仲間ふたり、ローランド(マーク・アディ)とワット(アラン・テュディック)のキャラクターも、しっかりしている。
悪役ルーファス・シーウェル、騎士であり、しかし実は…のジェームズ・ピュアフォイも良し。


べじょ
左がベレニス・ベジョさん。右がシャニン・ソサモンさん。

女性陣も、ウィリアムあこがれのシャニン・ソサモンさん、鍛冶屋で後に仲間になるローラ・フレイザーさん、そしてシャニンさんのお付きの女性クリスティアーナが、なんと、ベレニス・ベジョさんなのだった!
監督のブライアン・ヘルゲランド、名前は聞いたことあるなあと調べたら、脚本家として「L.A.コンフィデンシャル」とか「ミスティック・リバー」などに関係しているんですねえ。たまに監督もしているようで。

夢は叶う! 身分が何だ! 頑張れば周囲の人間に恵まれる! 
調子よくいって、笑って、気分よくなって、恋に不器用でドキドキして、どうなるかと思いながら、今度はピンチになって落ち込んで、もうダメかと絶望しそうになって、また盛り返す。
そう、そういう「物語」があっていい。楽しんで感動して泣きたいんだ、こっちは。

でも…エンド・クレジットのあとの「おまけ」は苦笑。なに、それ! かっこよく決まったあとの照れ隠し?

(7月29日)

すべて

A KNIGHT'S TALE
2001年 アメリカ作品
監督 ブライアン・ヘルゲランド
出演 ヒース・レジャー、ポール・ベタニー、ルーファス・シーウェル、シャニン・ソサモン、ローラ・フレイザー

好き度☆☆☆☆(4点。満点は5点)


(c) 2001 Columbia Pictures Industries, Inc. All Rights Reserved.

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● COMMENT ●

とても好きな作品

そうそう、最初のWe Will Rock Youに
えっ!?これ中世の話だよね?と心つかまれますよねー(笑)
更に、ベタニ好きには嬉しい裸ばかりの演出!(笑)
ヒース・レジャーは若くかっこよく爽やかに描かれてるし
これ、嫌いな人はあまりいないんじゃないかなー?

おすすめされてたんですね。
たまにはこういう爽やかな作品もいいですよね!心が洗われる
クイーンの曲がやはり影響力強くって、
一緒に手をたたきたくなるんですよね~^^

>makiさん

さっそく、ありがとうございます。
ロック・ユーで応援って、いまでもスポーツ会場でやって似合いそうですよね。どこかでやってるかもしれないし。
やはり、クイーンの(フレディの?)カリスマ性はすごいです。

ベタニのお尻、見放題でしたね! あんなに賭け好きだと、今後も裸になり放題なのでしょうねえ。

お父さんと会ったり、身分がばれたりする後半は、感情をゆさぶられましたよ。

これでヒースにノックアウトされました

アメリカで大ヒットしたけど日本ではマイナー公開だったんですよね。映画館で見られてラッキーでした。馬上槍試合の迫力は、スクリーンでないとね。
エンドロールでは、歌いたかったでーす。(笑)
サントラはすぐ買ったし、DVDも買いました。

夏にピッタリですね

この作品の熱さに比べたら、夏の暑さなんて!
やっぱり映画は見て元気になれる作品が好きです。彼らを見ていると、自分も頑張ろうという気持ちになれますよね。
作家さんやヒロインたちも魅力的でした。
最後のおまけは忘れてしまったけど、ロック・ユーの歌が流れる冒頭は今でも目に浮かびます!

>風子さん

ありがとうございます。
公開時は、まったく記憶がないです。2001年…ヒースも、まだ駆け出しの頃なんでしょうね。
映画館で観られたとは、すばらしい!
お気に入りの映画に出会えるのは、幸運なことですよねー!

>宵乃さん

そうそう、頑張れば、なんとかなるかも? と思えたりするのは、いいです!
客観的に考えると、ちょっと長い気もしますが、夢や冒険や仲間や恋や、いろいろと楽しいです。
最後は…おなら合戦(?)やってるんですよー。


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ロック・ユー!

【概略】 14世紀。平民の若者ウィリアムは、ジュースティングをして諸国を巡る騎士エクスター卿の従者をしていた。ある日、卿が不幸にも命を落とすとウィリアムは大会に出ることのできない平民であることを偽り出場、みごと優勝してしまう。そしてこの時、ウィリアムの心の中で何かに火が点くのだった…。 アクション .0★★★★☆ ヒース・レジャー主演作です。 発想が面白いですね、「We...

映画評「ROCK YOU! (ロック・ユー!)」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2001年アメリカ映画 監督ブライアン・ヘルゲランド ネタバレあり

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☆☆☆(3)…GOOD.観て損はないかな。
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という感じ。★を0.5点とします。星5つは、ほとんどつけませんから、4.5点なら最高と言えます。 自分にとって面白いかどうかが重要で、世間の評判や、意義がある映画である等々は重要視しません。
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  • HP「シネマ停留所」の管理人でもある。♂。単純に映画が好き。綺麗な女優が好き。マリリン・モンローさんは、わが永遠のミューズ。

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