読書記録(2018年7月) - 2018.08.01 Wed

「永い言い訳」 西川 美和
2016年本屋大賞第4位。あ、映画監督だけど本も出してたんだ、と知り、読んだあとには、あ、自分で映画にもしてたんだ、そのうち見てみよう、と思った。事故が起きて主人公が、妻の友人の家族と関わりはじめると、がぜん面白くなった。家族って?(7月5日読了)

「標的」 パトリシア・コーンウェル
シリーズ22作目。2015年末の発売なので、ようやく、もうすぐ追いつくのか。といっても、なかなか新作は借りられないだろうが。ケイ、マリーノ、ベントン、ルーシーとキャラはおなじみで好きだが、お話がモヤモヤ。犯人の執着が異常と考えればいいのか。最後のパターンがいつもと同じ、と思ったら…あれ、解決してないじゃん。(7月19日読了)

「王とサーカス」 米澤 穂信
2016年本屋大賞第6位。ネパールにいる記者が、王族にかかわる大事件を取材しようとする。報道とは何かという命題も提示するが、若い女性記者の成長物語でもある。ラストの子どもの行動については、そこまでやるかね、とも思った。(7月27日読了)
● COMMENT ●
才女
>又左衛門さん
当時、わりと話題だったから観たんだと思います。
脚本を書くから、本も書けるのかーと、おみそれいたしました。
「三国志」その後......
NHKの人形劇「三国志」を観ながら、吉川英治版の「三国志」で確認している現状。関羽の千里行が終わって、まだ諸葛孔明は登場しない。長いねぇ...(笑)
一応、人形劇はドラマの最後まで録画済みなのが分かってホットしています。
>又左衛門さん
孔明が出てきていないとは、まだまだまだ先がありそうじゃないですか!
私だったら飽きそうですね。
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この人はホントに才能あると思う。
最初に観たこの人の作品は「ディア・ドクター」。笑福亭鶴瓶師匠が演じる、怪しい主人公が巻き起こす騒動が面白い。ひょっとして鶴瓶さんに「あてがき」したのではと思えるくらいはまっていた。
次に観た「夢売るふたり」もよかった。こちらは、松たか子と阿部サダヲ。いずれも演技派だ。
「ゆれる」も録画済みだが未見。この「永い言い訳」も録画済み。