「ジュラシック・ワールド/炎の王国」 - 2018.08.10 Fri
イオンシネマのスタンプカード、6つのスタンプで映画一本無料! を使ったので、つまんなくても怒らない気持ちで臨んだのもよかったかもしれない。(笑)

あなたはだあれ?
恐竜が近くに来てピンチ! というときに、いきなり他の恐竜が出てきて、そいつをやっつけて、あー助かった、のパターンが予告編にあって、またかよ!! とウンザリしたのもあり、まったく期待できていなかった。
なんだか知らないが、転がる乗り物に乗って逃げる、そういうのも予告編で見て、以前にあった似たようなワンパターンの予想を上塗りした。

あたしはですね、
そうしたワンパターン場面は、もちろん、つまらないが、全般的に見ると、わりあい面白いかも、と言えた。
テンポがいいのかな。
大画面で、のんきに観ていれば、まあまあ楽しいし、主演コンビは前回に引き続いてのせいもあるのか、息が合ってるし、そこに少しヘタレな男子と強い女子が付属するのもお約束に近いが、かたいことを言わなければ、まあまあ楽しい。
吹替版で観たのだが、観たあとで、玉木宏、木村佳乃のコンビだったと知って、うん、悪くなかったじゃん、むしろ良いんじゃね? と感じ、前作でも吹き替えてたのねと知り、じゃあ、ベテランじゃん? と思った(今回、わりと、ひとつの文章を長くしているところがあるが、まったく意味はない。)

エイリアンみたいに恐竜に襲われたのよ
パークでのお話ではなかった点は、新鮮。
もっとも、またもやパーク内の話だったら、さすがに、かわり映えがなさすぎるけれど。
それにしても、恐竜を買う奴らの頭の中身が信じられない。
おろかものよ。(by マッチ)

あっついんですけどー、溶岩とめてもらえません? いやいや、わたしたちも困ってるんですよね。
ラストは、人間の私利私欲、傲慢さ、自業自得が積み上がって、ここまで来た感。
続編も睨んでの展開かもしれないが、人間、アホなこと続けているよなあ、と溜め息が出る。
娯楽映画だから、そんなこと、考えなくてもいいのか? はい、いいんだね?
(8月4日 イオンシネマ 大井)

どーこでーしゅかー。
JURASSIC WORLD: FALLEN KINGDOM
2018年 アメリカ作品
監督 J・A・バヨナ
出演 ブライス・ダラス・ハワード、クリス・プラット、イザベラ・サーモン、ダニエラ・ピネダ、ジェラルディン・チャップリン
参考:ジュラシック・ワールド/炎の王国|映画情報のぴあ映画生活
好き度☆☆☆★(3.5点。満点は5点)
(c) Universal Pictures
● COMMENT ●
スピルバーグのサービス精神
>又左衛門さん
恐竜を兵器に、というのはスピルバーグの考えらしいです。どこまで関わっているのかは知りませんけど。
バヨナ監督は「永遠のこどもたち」「インポッシブル」「怪物はささやく」と、子役を演出するのが上手いのではないかと思います。
前作はたいして面白く感じなかったのですが、今回は退屈しませんでした。
海中からジャンプしてパクリ、といったシーンなどは、またかよ! 前と同じだろ! と私の中では大不評なんですけどね。繰り返しても気にしないで喜ぶ観客も多いでしょうから。
島のブラキオのシーンは、まったく響きませんでした…。恐竜に愛がないんでしょう、私は。
マイケル・クライトン
製作総指揮ですね。いつもの。
>恐竜に愛がないんでしょう、私は
そもそも私は、映画化される以前にマイケル・クライトンの原作を書店で発見し、魅了されました。まぁ、元ネタはコナン・ドイルの「ロストワールド」でしょう。そのネタに遺伝子工学やらカオス理論やらをまぶして、現代的に仕上げた。でもよくよく考えると、この話は自身の「ウエスト・ワールド」の焼き直しであるのが分かります。
人工的な体験型テーマパークが話題を呼ぶ。世界中から客が集まる。しかし管理体制にじわじわと破綻が訪れ、ついには客たちに犠牲者が出てパニック状態に陥って.....
でも現実にそういう施設が完成したら、行ってみたいと思いますよ(笑)
恐竜の末裔が「鳥」族らしいというのが、なんだか不気味.....
こんばんはー
そして「ようこそジュラシックワールドへ」が印象に残りましたね
ただ、オマージュといえば聞こえがいいのですが
似たような展開をシリーズで続けているので、既視感があるのはぬぐえません
次回作は世界に飛び出した恐竜たちと人間との生存競争が
映し出されるのでしょうかー
>又左衛門さん
そういえば「ウエスト・ワールド」は見ていませんし、テーマパークに興味もないし…。
鳥が恐竜の子孫といいますが、かわいい鳥もいますよねえ。かわいい恐竜はいないけど!
>makiさん
地球全体が、ジュラシック・ワールドになったら、どうしましょう、って、次作も観なきゃいけないじゃないですか~。
ちょっとは楽しみでもあり…?
吹き替えも良いですよね
私4Dで観たのもあって吹き替え版だったのですが、その前に前作をテレビで吹き替え版を見ていたので、違和感なく楽しめました~
セレブはいつでも何を考えるか訳が分かりませんよね(笑)
>ノルウェーまだ~むさん
楽だし。
金儲けしようとすると、ダークサイドに落ちやすいですねー。
こんにちは
私は、このシリーズでは本作が初参戦だったのですが、面白かったのはもちろんですが、細かいことを何も知らずに観たとしてもわかりやすい内容で、そこもまたありがたかったです。
それにしても私も
>それにしても、恐竜を買う奴らの頭の中身が信じられない。
に同感です。餌代だって相当だと思うし、維持費も馬鹿にならないのに(そこじゃない)。
>ここなつさん
はじめてだと、「飽き」はないでしょうから、やはり楽しい可能性は大きいでしょう。
恐竜を島から救って(盗んで)、家の中で暴れて、という簡単な話ですね。
金持ちには恐竜の維持費は、たいした問題ではないのでしょうね。うらやましい…。(恐竜が飼えることではなく、金があることが。)
>fjk78deadさん
大画面で見たら
もし金持ち連中が恐竜を持ち帰っていたら、きっと家族や使用人もろともパックんちょされてただろうなぁ。
>宵乃さん
1800円はらって、つまんないと、なおさら、つまんない(苦笑)。
肉食恐竜なんて、近寄ったら食われるに決まってるのに、どうにかなると思うほうが、おばかさんです。
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BJさんは、てっきりパスするものとばかり思っていましたよ(笑)
私も期待半分、期待せず半分といったところ。でも予想以上の面白さでした。
あの子役が活躍するんだろうなという予感は的中。これ、このシリーズの第一作と似ている。
>テンポがいいのかな
そうです。この種の映画で大事なのが「息をつかせぬ」ジェットコースターのようなテンポですよ。そして次に「緩急」。
やっぱりスピルバーグ御大がしっかり目を光らせてる演出は凡庸じゃない。そこがルーカスのいない、名前だけの「SW」との決定的な差。
「既視感」「寄せ集め感」はぬぐえないが、それでも編集のうまさで克服してますね。ラスボスが絶命する場面も、観たような感あり。
でも全体として「前作を上回る」面白さでした。これって、スピルバーグが「お金を払って観に来てくれるお客様」を楽しませたい」という創りてとしてのサービス精神の現れだと思います。「怖がらせて、ほっとして、また怖がらせて」最後はお約束通り皆無事で良かった、良かった。
先月「ジョーズ」のBDを買い直して再見したのですが、「音」が格段に良くなってます。後半、船に乗った3人が話をしていると、突然体当たりするサメの音が凄い! 今作は「出る、出る」と思わせて「出ない」という演出はなかった。
トビー・ジョーンズが悪役やってましたね。ジェラルディン・チャップリンがまだお元気なのにびっくり! 何歳? さすがにアップはきつい(笑)
恐竜のオークションというストーリーはどうなの? ちょっとオリジナルの「キングコング」のNYでの場面を連想しました。必ず破綻する場面ね。
予告編のサモサウルス(サーフィンの場面)はちょっとだけでしたね。
印象的な場面は、火山の島から逃げ出す恐竜たちの中で、フェリーに乗り遅れたブラキオサウルスの悲しい姿です。
でも恐竜好きな私は充分満足できました。次回作にも期待!