fc2ブログ
topimage

2023-06

「ホンドー」 - 2018.09.01 Sat

ジョン・ウェイン主演の西部劇だが、このタイトルは初めて聞いた。

主人公の名前が、ホンドー・レインという。
レインが、「シェーン」よろしく、母と幼い息子が守る農場にふらりとやってくる。
彼は騎兵隊の偵察・連絡役で、アパッチから逃げてきて、馬が入り用だったのだ。

オープニングクレジットで、おお、西部劇にジェラルディン・ペイジさんが出るんだ、と珍しく思い、興味をもつ。
お、おばちゃん!? と失礼ながら見ていたけど、当時28歳くらいで、あとから調べると、映画出演は初めて? 舞台やテレビではその前から場数を踏んでいたようですね。

ホンドー

ジョン・フォード作品でおなじみのウォード・ボンドが出ているのも注目。

レインと母子の交流の描写は悪くはない。
主人公に走ってついていく犬の演技が良いが、最後の扱いが気に入らない。

酋長が、白人少年を勇士と認めると、彼には父親が必要だといって、部族の男たちを母親の花婿候補として連れてきたりするのが面白い。
先住民って、ほんとにそんなふうだったのだろうか。

先住民と白人の幌馬車隊の戦闘で、幌馬車隊が円陣を組んで応戦し、しばらくしてから陣をほどいて移動して、再び円陣を組み…とやっていたけど、それで逃げ切れるのだろうかと疑問が。だんだんと、やられていってしまうだけでは?

40分過ぎに休憩が入ったのには驚いた。83分の短い映画なのに。

(8月30日)

HONDO
1953年 アメリカ作品
監督 ジョン・ファロー
出演 ジョン・ウェイン、ジェラルディン・ペイジ、リー・アーカー、マイケル・ペイト、ウォード・ボンド

好き度☆☆☆(3点。満点は5点)


(c) Warner Bros.

ブログパーツ

● COMMENT ●

>ジョン・ウェイン主演の西部劇だが、このタイトルは初めて聞いた

本当(ホンドー)にそうなんですよ。ちとなまっちまった(笑)

>ジェラルディン・ペイジ
「インテリア」のお母さんのイメージ。いや若いですね。
彼女が出た西部劇は見たことがある記憶があるのですが、10000本以上投票しているIMDbに投票していなかったから、錯覚かなあ。

>犬の扱い
映画的に実に冷たかったですねぇ。

>円陣
興味深くは見たけれど、そうかもしれません。

最後に、ジョン・ウェインの歩く後姿をマリリン・モンローよろしく撮っただけの映画と、当時のアメリカの映画雑誌が酷評したとか。そこまで言わなくても良いけれど、実は僕もマリリン・モンローを思い出していました。

>オカピーさん

ええっ! ホンドーでしたか!?
コンドーなら日本にいますが、ホンドー(本堂、本藤?)は珍しいと思います。

ジェラルディン・ペイジさんというと名前を知っているわりに、出演作をあまり見ていないです。
ワンコは最後、作り物感が見え見えでしたし、なんて扱いだ!と。

マリリンを思わせるところは私にはなかったのですが、もしかしてジェラルディンが池に落とされないように、とっとこ逃げるところですか?

前半はよかったのに

やはりワンコの扱いがね!
上のオカピ―さんのコメントによると、公開当時も評判が悪かったんでしょうか。アメリカ人は犬好きが多いし、まあ当然ですよね。
「シェーン」は私も連想しました。後半は別の人が撮ったのでは…とすら思えるほど尻すぼみです。

>宵乃さん

ワンコ扱いのせいで評判が悪いわけではないのでしょうが、どうしても後味が。
ワンコが先住民と戦ってたから、彼らがワンコにやり返しただけ、といえるのだろうなとは思います。
自分たちが侵入して駆逐した先住民を、白人がどう描くのかは難しいところがありますね。


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://bojingles.blog3.fc2.com/tb.php/3473-eb93c2e7
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

映画評「ホンドー」

☆☆★(5点/10点満点中) 1953年アメリカ映画 監督ジョン・ファロー ネタバレあり

「マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー」(2回目) «  | BLOG TOP |  » 「マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー」(1回目)

おなじみの映画ブロガーさんの多いgooブログもTBを廃止。多くのブログがTB廃止の事態になってきた。こうなると、TBから記事をたどることができないブログが多くなる。ブログのURLをお気に入りなどに登録して、何を書いているのかなと、いつも見回りに行くしかない。

マリリン応援+映画雑文などのブログ。
下のほうにアクセスランキング、ツイッターがあります。



このブログのトラックバック・ポリシー (2009年1月10日、修正)

過去の記事の一部には「ブログランキング参加中~」という文面がありますが、現在はブログランキングから離脱しています。該当するすべての文章を削除することは大変なので、そのままにしてあります。

映画感想の「好き度」について。
☆☆☆☆☆(5)…GREAT!文句なし!
☆☆☆☆(4)…FINE!かなり、いいぞ!
☆☆☆(3)…GOOD.観て損はないかな。
☆☆(2)…NOT SO GOOD.ちょっとなあ…。
☆(1)…BAD!いいかげんにせい!
という感じ。★を0.5点とします。星5つは、ほとんどつけませんから、4.5点なら最高と言えます。 自分にとって面白いかどうかが重要で、世間の評判や、意義がある映画である等々は重要視しません。
好きだなあと思ったら3.5点に星が到達。


クリックで救える命がある。

小鳥頭
忘れっぽい人の同盟。
クリックしたら説明があるかもしれない
(忘れた)。


プロフィール

ボー・BJ・ジングルズ

  • Author:ボー・BJ・ジングルズ
  • HP「シネマ停留所」の管理人でもある。♂。単純に映画が好き。綺麗な女優が好き。マリリン・モンローさんは、わが永遠のミューズ。

ブログ内検索

最近の記事

最近のコメント

最新トラックバック

カテゴリー

リンク

このブログをリンクに追加する

アクセスランキング(30日分累計)

Twitter

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

RSSフィード