「判決、ふたつの希望」 - 2018.09.29 Sat
ちょっとした、いさかいから裁判へ、そして国家的問題にまで大きくなって。

結局は、おさまらないのだ、気持ちが。
わかってはいても。
これこれ、こういうことがあった。だから許しがたい。それが心の奥に沈殿しているから、新たに何かがあると、強く反応してしまう。
これは、もう、「許す」しかなかろう。と言うだけなら簡単で、そこがそれ、人の気持ちだから難しい。
私にとっては、胸に迫らず、ちょっと惜しい。
ドラマには、のめり込むタイプなのだが、今回はそこまでではなかった。
たぶん、謝罪しろと求めた男が意固地すぎると私が感じてしまう時間が長かったからか。
なにしろ、彼の意固地な理由らしきことが判明するのが最後のほうだったからね。
それでも、レバノンという国がもつ問題点を教えてくれる意義は、もちろんある。
「シャロンうんぬん」の意味は、しばらく後になって、シャロンがどういう人物なのか説明があってから、なるほどと、ようやく理解した。
知らないというのは、困るねえ。
(9月24日 TOHOシネマズ シャンテ)

L'INSULTE
2017年 レバノン・フランス作品
監督 ジアド・ドゥエイリ
出演 アデル・カラム、カメル・エル=バシャ、リタ・ハーエク、カミール・サラーメ、ディヤマン・アブー・アッブード
参考:判決、ふたつの希望|映画情報のぴあ映画生活
好き度☆☆☆(3点。満点は5点)
(C)2017 TESSALIT PRODUCTIONS-ROUGE INTERNATIONAL-EZEKIEL FILMS-SCOPE PICTURES-DOURI FILMS/PHOTO(C) TESSALIT PRODUCTIONS-ROUGE INTERNATIONAL
● COMMENT ●
ダイバーシティー
>まっつぁんこさん
ぬるま湯環境で生活したら、ヤワですからねえ。でも、ヤワで行けるんなら、それでいいかなと…。ボーなので、ボーッと生きていたい…。笑
遅くなりました
旅に出ていてお返事遅くなりました。
民族的には気持ちが収まらないのでしょうね。個人対個人ならば許し合えるのに…
>ノルウェーまだ~むさん
個人としては、途中でもういいや的ムードになってきていましたね。
みんな平和に暮らせないものか…。
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世界で活躍するにはダイバーシティー。
大阪なおみさんみたいな人でないとダメみたいですねー