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「地下室のメロディー」 - 2019.02.15 Fri

ジャン・ギャバン御大が、若造のアラン・ドロンを誘って、カジノの売上金強奪をもくろむ!

これもまた、音楽が印象的な作品(担当はミシェル・マーニュ)で、曲を聞くために映画を見るみたいなところもある。3回目の観賞。
下の動画を見ると、ラストシーンがわかってしまうので、知りたくない方は4分あたりから先は見ないでください!



「太陽がいっぱい」「太陽はひとりぼっち」みたいに、有名なテーマ曲が思ったほど流れない映画に比べると、本作ではかなり聞くことができたように思う。
(3本とも、アラン・ドロン作品。音楽に恵まれているよね。)

ギャバンは計画を立てるボス的立場で、実行はほとんどドロン担当。金もってドロンするには、うってつけの名前だ(いま思いついたダジャレなので大目に見てもらいたい)。
なんといっても、ラストの絵面(えづら)が印象的。
このシーンがあってこその作品になったのではないかと思える。

いま見ると、いろいろと詰めが甘いような部分もあるが、映画的魅力からすれば問題ない。
ラストシーンと音楽とドロンとギャバン。あとは見る人によって、それぞれ好きなシーンも生まれるのだろう。

(2月4日)

LA MELODIE EN SOUS-SOL
1963年 フランス・イタリア作品
監督 アンリ・ヴェルヌイユ
出演 アラン・ドロン、ジャン・ギャバン、モーリス・ビロー、カルラ・マルリエ、ヴィヴィアーヌ・ロマンス

好き度☆☆☆★(3.5点。満点は5点)


ちか

(c) 1962 CITE FILMS.

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● COMMENT ●

ヘッドライト

>ラストシーンと音楽とドロンとギャバン
プールに浮かぶ大量のアレ.....(笑)
ここだけは覚えています。あとは忘れた....
>アンリ・ヴェルヌイユ
ギャバンとのコンビというと、やっぱり「ヘッドライト」が最高ですよ。
あまりにも切ない物語。ジョセフ・コスマの音楽(枯葉で有名)が泣けます。

 私も若い頃、ビリヤードにはまりました。毎週通ってましたね。それも「四つ玉」に。

>又左衛門さん

たいがい、ラストシーンだけ記憶している映画、といってもいいでしょう!

「ヘッドライト」はフランソワーズ・アルヌールさんですからね!(私にとっては)
たまーに、見たい気分にもなりますが。

ビリヤードはやったことありません。うまくできれば、かっこよさそう。

好きな作品です

シャルルという人間が辿る誰もが納得の結末。奥さんの言うこと聞かないから!
やはりラストがいいですよね~。お預け状態の犬みたいになってるアラン・ドロンが可哀そう(笑)

MGMのライオン

私の記憶では、DVDで保管していたのですが、探しても見つからないので再度探したら、BDで再録画してました(笑) NHKBS版。
冒頭のMGMの吠えるライオンが相当古い。しかし仏映画なのにMGMって?
出所したギャバンが自宅にTVがあるのを見て驚く場面。時代がわかりますねぇ。

ストーリーはともかく、当時の「新旧2大スターの共演」が目玉だったんでしょうね。

>音楽が印象的な作品(担当はミシェル・マーニュ)
聞き覚えのある曲ですよ。

>「ヘッドライト」はフランソワーズ・アルヌールさんですからね!(私にとっては
「私も !!」ですっ。(笑)

ブルーノ・ガンツ氏の訃報

77歳だったそうです。
「ベルリン・天使の詩」で天使の役。ピーター・フォークも出てました。
「ヒトラー最期の12日間」でヒトラー役。
てっきりドイツ人だとばかり思っていました。スイス人なんですね。お悔やみ申し上げます。

>宵乃さん

出所したとたんに、犯罪を考えているんですから、もう、どうしようもないですよね。最後の仕事だといっても。
ラストは、もしもシャルルだったら、あんなことはしなかっただろうな、がまんしたよね、と思います。

>又左衛門さん

アメリカやヨーロッパでは、なぜかMGMが配給したようですね。
ギャバンは、計画するものの、ほとんど自分では動かないので、ご指摘のように新旧共演が狙いではあるでしょう。

ガンツさんは「地下室のメロディー」はご覧になったのでしょうかねえ。

のっけから音楽が爽快でいかしてるんですよねぇ。
金持ってドロンww
在布団三枚差し上げます(笑)

>pu-koさん

もう、音楽80パーセントくらいか! ってほどです、私には。
あとは、ラスト19。
1はその他にのこしておきました(笑)ドロン。


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映画評「地下室のメロディー」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 1963年フランス映画 監督アンリ・ヴェルヌイユ ネタバレあり

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☆☆☆(3)…GOOD.観て損はないかな。
☆☆(2)…NOT SO GOOD.ちょっとなあ…。
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という感じ。★を0.5点とします。星5つは、ほとんどつけませんから、4.5点なら最高と言えます。 自分にとって面白いかどうかが重要で、世間の評判や、意義がある映画である等々は重要視しません。
好きだなあと思ったら3.5点に星が到達。


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(忘れた)。


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  • Author:ボー・BJ・ジングルズ
  • HP「シネマ停留所」の管理人でもある。♂。単純に映画が好き。綺麗な女優が好き。マリリン・モンローさんは、わが永遠のミューズ。

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