「アベンジャーズ/エンドゲーム」 - 2019.05.06 Mon
どうしても、そこに気持ちが引っかかるわけですよ。
ネタばれなので書かないが、私が気に入らないといえば、私の好みをご存じの方なら、あのへんかな?と察するかも。

あの地に行くのが、あの二人であることからして、もう脚本上の「企み」が今にして思えば、うかがい知ることができるし、お話の筋としてはああなっていくのはおかしくなく、かつ劇的なのは分かる。
だけど、やっぱり、嫌なものは嫌。この結果は。理屈と違う。
ただ、あの彼女があの形で存在してきたのだから(ぼかしすぎで、すみませんが。忘れっぽい私なので自分でも後日に読んで意味わからんかも)、似た方法を駆使すれば大丈夫なのでは? などとも思う。
そして、男女平等か、と変なところで現代の映画づくりの傾向を思わされた。
「男女平等」から話をつなげると、最後には「人種平等」も主張されましたね。これまたネタばれなので、なんのことか分からなくてもしかたありませんが。
そして、最後には、あれですよ。
劇的にして泣かせて印象づけて、って、この、ひきょうものっ!
そんなこと、すなっ!
しなくてもいいじゃないか! しなくてもいいじゃないか! しなくてもいいじゃないか!
この流れをドクター・ストレンジは知っていたんだなあ…。私がこう書くことまで知っていたんだなあ…。(そうなのか?)

ま、最後を飾るには、よくできたものだと思われます(冷静な結論か!)
エンドロールで、主演俳優たちのサインが書かれたのはよかった。責任をもってつくってきました、これで「アベンジャーズ」は卒業します、との宣言のようでもありました。
ちょうど1年前に観た前作「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」のときも思ったのだけど、みんなが書いたり言ったりしていた「指パッチン」という言葉は、大っ嫌い。それは感覚的なものなので、どうしようもない。私だったら「指を鳴らす」ぐらいにしか書きたくないです。
(5月4日 イオンシネマ 大井)
関連記事:
「アベンジャーズ」
「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」
「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」
AVENGERS: ENDGAME
2019年 アメリカ作品
監督 アンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソ
出演 ロバート・ダウニー・Jr、スカーレット・ヨハンソン、カレン・ギラン、クリス・エヴァンス、クリス・ヘムズワース
参考:アベンジャーズ/エンドゲーム|映画情報のぴあ映画生活
好き度☆☆☆(3点。満点は5点)
(c) 2018 MARVEL
● COMMENT ●
残念な日本
>メビウスさん
ああ! ジャポン! 看板とか見ると、いつもながらのビミョーな雰囲気が。
もう少しリサーチすれば、わかりそうなものですのに。真田広之に聞けばいいのに、なんて。
いろいろ豪華ですし、再見はしてみたい…かも?と考えています。
アイアンマンも、マーベルも、アメリカの究極から生まれたシンボルだと思うので、多分、日本と絡めていじると不名誉で、怒るのではないでしょうか。むしろ、無難なのはアライグマですかね…。
こんばんは~☆
本当ですよね。だけどいろいろと考えると、もうこの二人しかいないよねとも思えるし。心が引きずられるような展開でしたね。
>「男女平等」から話をつなげると、最後には「人種平等」も主張されましたね。
そうそう。私もそう思いました。あのアマゾネス軍団はかっこ良くて、心がときめきました^^
本当にまた全作が見たくなりました♪
>隆さん
おかしなふうな描写も、いつものことなので、それほど気にしませんでした。
ちゃんとやってくれるにこしたことはないですけども…。
>kiriyさん
「あの地」の危険性をどの程度認識していたのか、まさか、ナターシャはそれを踏まえて立候補したのか、など、いろいろ考えますね。
「人種平等」は、キャプテン関連のラストもですね。
いろんな平等を出してくるのも、ヒーローものとは相性がいい、とはいえます。
サイン
エンドロールのサインが胸にぐっと来ましたね。
壮大なヒーロー大集合は想像通りでしたけど、おまけ映像もなかったし、何か喪失感を感じてしまいました。
>ノルウェーまだ~むさん
ほんと、喪失しちゃいましたよね…。
>SGA屋伍一さん
石に関わり…石から生まれた石太郎になるんですかっ?(誰?)
やっぱり(笑)
私は、トニー(ロバート)でしたけどね

そそ、エンドロールにサイン、エンドロール後の映像もなく
本当に終わっちゃったんだなあと喪失感と
淋しさをヒシヒシと感じました

>ひろちゃん
最大の欠点です(笑)←笑いごとじゃない
トニーだって、ショックでしたよ。2大ショ~ック!(笑)←笑いごとじゃない
次の「スパイダーマン」は、アイアンマン不在の世界が舞台だそうです。
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各国で絶賛されているエンドゲームではありますが、粗が無いと言えば正直そうでも無くて、個人的にも映画作品の日本ってなんでいっつもあんななんちゃてジャポンな風景になってしまうんだろうと本作を観ても感じてしまった次第(汗)。ルッソ兄弟もひょっとしてわざとやってるんじゃないかと思ってしまいました^^;
そういえばサイン入りのエンドロールは良かったですね。ああいうのを観るとやはり見納めなのかなとしみじみしてしまいます。