読書記録(2019年5月) - 2019.06.14 Fri

「土漠の花」 月村了衛
2015年本屋大賞第5位。自衛隊の一部隊が海外で活動中、戦闘に巻き込まれる。ノンストップ・アクションで一気に読めて、おもしろいが、実際にこんなことになったら、と考えると恐ろしい。(5月6日読了)

「猫たちの冬」 ヴォルフガンク&ハイケ・ホールバイン
雪深い町で起きる、少年と「闇」との戦い。ファンタジー。タイトルを見て、猫が出てくるんだなーと楽しみに借りた本。猫の化身の女の子も出た!かわゆす(と思う)。そんなにおもしろくないだろうけど、映画になってもよかろう(と思う)。(5月14日読了)

「ペンギン・ハイウェイ」 森見登美彦
2011年本屋大賞第3位。おとなびたガキが主人公。ペンギンの正体、謎の現象、もう、ファンタジー世界ですが、あんまりピンと来ない。お姉さん主役で別のお話のほうが読みたい。あとでアニメも見てみよう。(5月26日読了)
● COMMENT ●
巨匠の失敗作
>又左衛門さん
キングのは長いので、図書館で借りて2週間で返却、なかなか決行できません。
ナチスと美術
周知の如く、ナチスは戦時下、美術品を強奪し、鉱山などの山奥深く秘密裡に隠しました。それらを踏まえて、日本の筑豊の炭鉱の地下にも、架空の才能ある画家の作品が眠っているという仮説のもとに行動する男たちの物語。
偶然にも先日、この映画化作品がスカパーでオンエアされました。(未見)
>レベッカ・ファーガソンさん主演?
ダニーと敵対する超能力集団のボス役ですね。
アメリカで11月、日本では12月公開かな?
>ペンギン・ハイウェイ
ペンギンって一見「短足」に見えますが、本当は足を折り曲げて歩いているので、もっと長いらしいですね。これ、某番組の受け売り(笑)
>又左衛門さん
ペンギン…鳥としては不思議な生物ですねえ。
V.O.D.
私も、アマゾンプライムに続いて、U-NEXTと仮契約(お試し)しました。
何しろ、「予約しなくていい」「編集しなくていい」「ダビングしなくていい」
「すぐ観られる」という点。これは楽ですよ。
スカパーにしろ、WOWOWにしろ、スターチャンネルにしても、これらの事柄に膨大なエネルギーを取られてたんです。
しかも「保存する」のにも、ディスク代、ケース代と別の経費がかかる。ディスクが1500枚くらいにまでなってきたので、もうそろそろ限界です。
そのU-NEXTの肝心なライブラリーなんですが、これがまた嬉しいくらいに充実しています。洋画は新作ももちろんですが、クラシック(モノクロ)もあります。
先日はジェニファー・ジョーンズとジョセフ・コットンのファンタジー「ジェニイの肖像」を何10年ぶりかで再見しました。画質もまずまず。
邦画も小津安二郎作品が多数。定番以外のモノクロ作品もあります。この中から「父ありき」を父の日にちなんで観ました。画面はノイズ(雨)だらけで、セリフが聞き取れない(マスターのせい)部分も多いですが、それでも初めて最初から最後まで観ることができました。これらはWOWOWやスターチャンネルでは、何年待ってもかからないでしょうね。(どちらも解約)
但し、V.O.D.にも致命的な欠点はあります。
それは「サーバーが混雑するときには、ビデオが止まる」という点。これはちょっといただけない。
>又左衛門さん
アマゾンプライムでは、アプリ使用で、スマホでアニメを見たりしていますよ、今。
選択肢が増えるのは、いいことです。
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そのキングの「ミスター・メルセデス」の続編、「ファインダーズ・キーパーズ」下巻を読んでるんですが、遅々として進まず(笑) 一日に1ページないし2ページ。まったく興味が続かない(笑)
キングの作品って、多作だからか「外れ」も多いよね。しかも高齢なのに、驚くほどのスピードで書き上げるらしい。これ3部作の2作目なんですが、もう既に3作目も完成して、翻訳本も出てます。
その巨匠、キングの息子も作家になってるんですねぇ。ジョー・ヒルというペンネームでもう47歳だとか。そのヒルの原作で、ハリポタシリーズのラドクリフ君主演の「ホーンズ 容疑者と告白の角」を先日観ました。確かにファンタジーとミステリーが混じりあったような不思議な作品でした。