fc2ブログ
topimage

2023-05

読書記録(2019年5月) - 2019.06.14 Fri

5月の読書記録。

どば
「土漠の花」 月村了衛
2015年本屋大賞第5位。自衛隊の一部隊が海外で活動中、戦闘に巻き込まれる。ノンストップ・アクションで一気に読めて、おもしろいが、実際にこんなことになったら、と考えると恐ろしい。(5月6日読了)

たち
「猫たちの冬」 ヴォルフガンク&ハイケ・ホールバイン
雪深い町で起きる、少年と「闇」との戦い。ファンタジー。タイトルを見て、猫が出てくるんだなーと楽しみに借りた本。猫の化身の女の子も出た!かわゆす(と思う)。そんなにおもしろくないだろうけど、映画になってもよかろう(と思う)。(5月14日読了)

ぺん
「ペンギン・ハイウェイ」 森見登美彦
2011年本屋大賞第3位。おとなびたガキが主人公。ペンギンの正体、謎の現象、もう、ファンタジー世界ですが、あんまりピンと来ない。お姉さん主役で別のお話のほうが読みたい。あとでアニメも見てみよう。(5月26日読了)

ブログパーツ

● COMMENT ●

巨匠の失敗作

映画のデータベースサイトをのぞいていたら、キング原作の「ドクター・スリープ」が映画化されるらしい。前にも書いたと思いますが、私の読後感は「がっかり」。失望しました。本国で今秋公開予定だそうですが、「シャイニング」で生き残ったダニーの成長した現在を演じるのは、ユアン・マクレガー。この予告編を観るかぎりは、ある程度は期待できるかも。原作と映画は別物だから。「シャイニング」の映像・イメージを相当使いそう。

そのキングの「ミスター・メルセデス」の続編、「ファインダーズ・キーパーズ」下巻を読んでるんですが、遅々として進まず(笑) 一日に1ページないし2ページ。まったく興味が続かない(笑)
キングの作品って、多作だからか「外れ」も多いよね。しかも高齢なのに、驚くほどのスピードで書き上げるらしい。これ3部作の2作目なんですが、もう既に3作目も完成して、翻訳本も出てます。

 その巨匠、キングの息子も作家になってるんですねぇ。ジョー・ヒルというペンネームでもう47歳だとか。そのヒルの原作で、ハリポタシリーズのラドクリフ君主演の「ホーンズ 容疑者と告白の角」を先日観ました。確かにファンタジーとミステリーが混じりあったような不思議な作品でした。

>又左衛門さん

「ドクター・スリープ」、レベッカ・ファーガソンさん主演? なのは、ちょっと見たいですね。ジェイコブ・トレンブレイ少年の名前もあって、そこも少し注目かも。

キングのは長いので、図書館で借りて2週間で返却、なかなか決行できません。

ナチスと美術

キングの読書は、どうにも歩みののろい亀の如くですが、先月も触れた、五木寛之の「戒厳令の夜」は順調です。昔どこまで読んだのかは覚えてませんが、上巻の途中なのは間違いない。その本は、ページの上下左右とも「焼け」がひどいので買い換えたいのですが、文庫版すら廃刊らしく入手不可。

周知の如く、ナチスは戦時下、美術品を強奪し、鉱山などの山奥深く秘密裡に隠しました。それらを踏まえて、日本の筑豊の炭鉱の地下にも、架空の才能ある画家の作品が眠っているという仮説のもとに行動する男たちの物語。

偶然にも先日、この映画化作品がスカパーでオンエアされました。(未見)

>レベッカ・ファーガソンさん主演?
ダニーと敵対する超能力集団のボス役ですね。
 アメリカで11月、日本では12月公開かな?

>ペンギン・ハイウェイ
ペンギンって一見「短足」に見えますが、本当は足を折り曲げて歩いているので、もっと長いらしいですね。これ、某番組の受け売り(笑)

>又左衛門さん

そのときに興味が出たら、映画館でも観るかもしれません。

ペンギン…鳥としては不思議な生物ですねえ。

V.O.D.

前にも触れましたが、最近はビデオ・オン・デマンドが雨後の筍のように、あちこちでPRしてますね。
私も、アマゾンプライムに続いて、U-NEXTと仮契約(お試し)しました。

何しろ、「予約しなくていい」「編集しなくていい」「ダビングしなくていい」
「すぐ観られる」という点。これは楽ですよ。
 スカパーにしろ、WOWOWにしろ、スターチャンネルにしても、これらの事柄に膨大なエネルギーを取られてたんです。
しかも「保存する」のにも、ディスク代、ケース代と別の経費がかかる。ディスクが1500枚くらいにまでなってきたので、もうそろそろ限界です。

そのU-NEXTの肝心なライブラリーなんですが、これがまた嬉しいくらいに充実しています。洋画は新作ももちろんですが、クラシック(モノクロ)もあります。
先日はジェニファー・ジョーンズとジョセフ・コットンのファンタジー「ジェニイの肖像」を何10年ぶりかで再見しました。画質もまずまず。

邦画も小津安二郎作品が多数。定番以外のモノクロ作品もあります。この中から「父ありき」を父の日にちなんで観ました。画面はノイズ(雨)だらけで、セリフが聞き取れない(マスターのせい)部分も多いですが、それでも初めて最初から最後まで観ることができました。これらはWOWOWやスターチャンネルでは、何年待ってもかからないでしょうね。(どちらも解約)

但し、V.O.D.にも致命的な欠点はあります。
それは「サーバーが混雑するときには、ビデオが止まる」という点。これはちょっといただけない。

>又左衛門さん

WOWOW、ほんとに、40~50年代の見たい映画をほとんどやらないので、継続を考えちゃいますね。
アマゾンプライムでは、アプリ使用で、スマホでアニメを見たりしていますよ、今。
選択肢が増えるのは、いいことです。


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://bojingles.blog3.fc2.com/tb.php/3584-feb44d5b
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

「ペンギン・ハイウェイ」 «  | BLOG TOP |  » 「ランペイジ 巨獣大乱闘」

おなじみの映画ブロガーさんの多いgooブログもTBを廃止。多くのブログがTB廃止の事態になってきた。こうなると、TBから記事をたどることができないブログが多くなる。ブログのURLをお気に入りなどに登録して、何を書いているのかなと、いつも見回りに行くしかない。

マリリン応援+映画雑文などのブログ。
下のほうにアクセスランキング、ツイッターがあります。



このブログのトラックバック・ポリシー (2009年1月10日、修正)

過去の記事の一部には「ブログランキング参加中~」という文面がありますが、現在はブログランキングから離脱しています。該当するすべての文章を削除することは大変なので、そのままにしてあります。

映画感想の「好き度」について。
☆☆☆☆☆(5)…GREAT!文句なし!
☆☆☆☆(4)…FINE!かなり、いいぞ!
☆☆☆(3)…GOOD.観て損はないかな。
☆☆(2)…NOT SO GOOD.ちょっとなあ…。
☆(1)…BAD!いいかげんにせい!
という感じ。★を0.5点とします。星5つは、ほとんどつけませんから、4.5点なら最高と言えます。 自分にとって面白いかどうかが重要で、世間の評判や、意義がある映画である等々は重要視しません。
好きだなあと思ったら3.5点に星が到達。


クリックで救える命がある。

小鳥頭
忘れっぽい人の同盟。
クリックしたら説明があるかもしれない
(忘れた)。


プロフィール

ボー・BJ・ジングルズ

  • Author:ボー・BJ・ジングルズ
  • HP「シネマ停留所」の管理人でもある。♂。単純に映画が好き。綺麗な女優が好き。マリリン・モンローさんは、わが永遠のミューズ。

ブログ内検索

最近の記事

最近のコメント

最新トラックバック

カテゴリー

リンク

このブログをリンクに追加する

アクセスランキング(30日分累計)

Twitter

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

RSSフィード