「空海―KU-KAI― 美しき王妃の謎」 - 2019.09.10 Tue
黒猫ちゃん、CG場面が多いと思うが、伝奇っぽいものには似合いますね、ニャンコは!

映画館で観たら、色彩や映像の豪華さが、もっと感じられたのではないかと思いますが、テレビ画面では仕方がない。(実際、映画館に行って観る気はしなかったので、なおさら、しょうがない。)
朝ドラに出ている染谷将太が空海をやっている、という意識で見てしまうので、いつアニメ画を描きだすのかと期待していたが、描きませんでした(当たり前)。
もっとも感心するのは、中国語で会話することですね。そこがいちばん大変だったのでは、と。
原作者の夢枕獏の創造した、楊貴妃の死にまつわるストーリーであり、空海は探偵役。
玄宗と楊貴妃を題材にした「長恨歌」をつくった白居易も話に絡ませている。
でも、記憶に残るのは、ニャンコですね! 中国語のタイトルも「妖猫傳」か。
(9月8日)
妖猫傳
2018年 日本・中国作品
監督 チェン・カイコー
出演 染谷将太、ホアン・シュアン、チャン・ロンロン、キティ・チャン、松坂慶子
好き度☆☆☆(3点。満点は5点)
(c) 2017 New Classics Media,Kadokawa Corporation,Emperor Motion Pictures,Shengkai Film
● COMMENT ●
>fjk78deadさん
ニャン(て)コ(った)!
これ、食うかい?(笑)
その前に、北大路欣也版の『空海』も観てます。
まぁこれは、あくまでもフィクションのエンターテインメントと割り切って、観ました。邦題では空海が主役みたいになってますが、あちらでは猫が主役なんですね(笑) でもこの猫が、魚の目玉だけ食う場面が気持ち悪かった。猫に乗りうつった人間の復讐譚。でもこの猫、ちっとも怖くない。日本だと「化け猫」はもっと凄く怖いけれども。
>映画館に行って観る気はしなかったので
映画館でチラシを見て興味は持ちました。
北大路版の「空海」では、3カ月で梵語をマスターする場面があり、師匠が呆れてました。確かに天才ではあったと思いますが、誇張もありますね。それと帰国して、時の天皇に取り入って、高野山に道場を作らせる「政治力」ね。
>中国語で会話することですね
ホントに驚きました。それも流暢な中国語で。
奇想天外なストーリーを面白くまとめたのは、さすがにチェン・カイコー監督の上手さですね。
>又左衛門さん
見かけは猫のまんまなので、「化け」じゃなくて、そんなに怖くないですね。
空海は、ニャンコと楊貴妃の話を見つけていく係で、中国語がうまく話せれば誰がやってもいいような役でした。
映像の綺麗さは、よかったです。
神っち
あの「神地」という役のモデルは、どうやら「宮崎駿」らしいですね。
>又左衛門さん
アニメ作品も同じく。自分が好きだったものがモデルになるとうれしいです。「タイガーマスク」とか。
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