「イエスタデイ」 - 2019.10.21 Mon
自分以外の世界のみんながビートルズのことを知らなかったら?
そのワンアイデアから広がったのであろうストーリー。
ビートルズ大好きな私には見逃せません!
主人公が事故に遭うときでさえも、ビートルズをアレンジしたっぽい音楽を流しているぞと、うれしくなってくる。
主役のパテルくんと、マネージャー役のリリー・ジェームズさんの距離が、じれったいというか、微笑ましいというか、幼馴染みだと、もしかして、あんな感じになりがちかもしれない。観客の目(友人の目)から見ると、リリーさんなのに、もったいない、と思うけれど。

もったいないといえば、「マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー」で主役で歌いまくったリリーさんが、1曲だけ、しかもレコーディングのときに(たぶん遊びで?)パテルくんといっしょにハモるだけなのは、もったいないの極み。
でも、ビートルズは男声オンリーだから、コーラスくらいしか女性は参加できないよね。
ということで、わたしにとっては、それは残念な点。
パテルくんだけでは華がないからなー。←これ、私には、とっても大きいマイナス。
あるサプライズを経て、しごく、まっとうな着地点に舞い降りて、やっぱりそれがいいよねえ、よかったねえ、うんうん。というエンディング。
(10月20日 イオンシネマ 板橋)
YESTERDAY
2019年 イギリス作品
監督 ダニー・ボイル
出演 リリー・ジェームズ、ヒメーシュ・パテル、ケイト・マッキノン、ジョエル・フライ、エド・シーラン
好き度☆☆☆★(3.5点。満点は5点)
(c) Universal Pictures
● COMMENT ●
と、嬉しい想定外でした。
私も「そう言われると『♪マッケンジー神父が書いている…』あれ?何を書いているんだったっけ?ペイパーバック…じゃなくて…」という感じでしたよσ(^_^;)
時々、ビートルズの曲を、ドラムの音だけ耳を澄ませて聞くことがあります。4人の全てを(コーラスのみならず)再現することは、現実には不可能でしょうね。
「売れないミュージシャン」という設定だったので「華がない」くらいで丁度良かったんじゃないかなぁ?わたし的には、歌も素朴ながらお上手でした。エド・シーランとかジェームズ・コーデンとかが「華」を添えていましたし(?)、うちの(?)ポールさんも足だけ出てきましたし!(え?本人出てくるのか?と焦りました)。
「サプライズ」には思わず「ジョ、ジョ…‼︎」(ージ!ではないですよ)と声が漏れました。号泣!あの登場で、ラブストーリーの方は、もうどうでもよくなって…
「ラ・ラ・ランド」のように、アンハッピーエンドもありかな〜と思いきや、普通に良い着地でしたね。ラストの「大げさにやらない挙式」あれ、お隣りにいるの、もしかしてボーさん?と思ったのは、私だけでしょうか。
映画館で、私の左隣りが外国人男性、右隣りが若い日本人男性でしたが、泣くのも笑うのもタイミングが揃いました。外国人の方はエンドロールの時に(ハンカチお持ちでなかったのね)Tシャツで涙を拭っていらっしゃいました(汗ではないですよ)。こんなにいっぱい曲が使われて、エンドロールは何の曲やろ?まさか、エド・シーランがカバーした「デュード」だったら嫌やな〜と心配でしたが、あ〜こう来たかーと…3人、涙腺崩壊していました。因みに、夜遅い回だったので、観客がほとんど若い世代、周りは「ビートルズって、あんま聞いたことな〜い」状態でしたね。
「爆音上映」でもう一度観たいところですが、予定が合わず、残念です!
売れないミュージシャン役なので、
華があっては困ると思います。(笑)
オブラディオブラダが似合う幸せな家族になって、
良かったです。^^
>モペ改め「謎の」ミトンさん
聴くほうはオリジナルを知らないわけだから、歌詞が違っても構わないわけですが、ビートルズを残すという意義からすれば、違ったらよくない。
「華がない」のは、売れないうんぬんというより、むしろ、女の子じゃないから、という意味が非常に大きいので、私の場合。すいませんねー、こんな私で。
だって、映画「アクロス・ザ・ユニバース」などは、女の子がんがん歌ってますし。
ポールの足? 出ましたっけ。アビイ・ロードのとき?
ジ、ジョ…!のときは、なんで?停電のせい?とか考えましたが、ファンタジーとして、理由なんてどうでもいいかと。
リリーさんと挙式するのは私の予定ですからね、彼女は女優ですから、ま、予行演習みたいなものとお考えいただければいいかと思います。
私は残念ながら、そんなに感情を揺さぶられなかったので、リピートもしないでしょう…リリーさんは見たいんだけど!
>風子さん
「オブラディ・オブラダ」は、いい選曲でした! ばっちり。
いや、おかしい、リリーさんと一緒になるのは私のはずでは! 停電のせい?
良かったです
>あるサプライズを経て、しごく、まっとうな着地点に舞い降りて、やっぱりそれがいいよねえ、よかったねえ、うんうん。
これホントおっしゃる通り!とても良い作品でした。
ビートルズの曲の素晴らしさってやっぱり普遍的なのですね。
サプライズには驚きましたがファンタジーだし~とアリですね。
>ここなつさん
ビートルズは洋楽でほとんど最初にハマった音楽なんですよ、私には。
曲を知っていると、うれしさが違いますね。
>yukarinさん
彼の登場には、どういうことかと考えてしまいましたが、まあいいかと(おーい)
>fjk78deadさん
旧い世代なのか、私的には2人の関係性が素敵でした!
>しずくさん
でも最後はほっこりしたし、とっても良かったです。
>pu-koさん
いっそ、歌えない女優を起用すればいいのに。
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