「タリーと私の秘密の時間」 - 2019.12.06 Fri
オチというか、ラスト近くには、ええっ、と驚きましたが、なるほど…と納得します。おもしろい脚本だなと思ったら、ディアブロ・コディさん担当じゃないですか。
「JUNO/ジュノ」、「ジェニファーズ・ボディ」、「ヤング≒アダルト」と、私が見た映画では、どれも好みなユニークさがあるのですねえ。

もひとつ驚きなのは、シャーリーズの、妊娠姿を含む、カラダぼてぼての役作り。
実際に妊娠、出産したときか? と疑うほどのリアルさ。(本当にそういう状態だったのかは確認していません。)
彼女、「モンスター」でもデブデブになっていたけど、あれはメイクだっけ?
邦題にはケチをつけるのが常だか、これは上手いんではないかい? 原題は「タリー」だけだから、そこに、かなり踏み込んで、しかもネタばれせずに興味を引く邦題。
最後、息子が、じゃあ必要ない、と言ってから…のシーンも効く。そう、形ばっかりのことなんて要らない。心からの愛情が必要なんだよ。
「007は二度死ぬ」のカバー曲が流れたときは、びっくり&うれしい、でした。映画のカバー曲では、私は今まで聞いたことがない。自分は泣かない、生きるんだ!という歌詞内容が、そのシーンに合っているわけか。
(12月5日)

TULLY
2018年 アメリカ作品
監督 ジェイソン・ライトマン
出演 シャーリーズ・セロン、マッケンジー・デイヴィス、ロン・リヴィングストン、アッシャー・マイルズ・フォーリカ、リア・フランクランド
好き度☆☆☆☆(4点。満点は5点)
(c) 2017 TULLY PRODUCTIONS.LLC.ALL RIGHTS RESERVED.
● COMMENT ●
こんにちは。
>ここなつさん
ありがとうございます。いやいや、好きですよ。
あれほど大変で、がんばって、最後はあんなところまで行っちゃってから、やっとダンナが気づいたのは、ぎりぎりすぎますけど、結果としてはとりあえずのハッピーエンドですし。
世の夫族に知らしめる作品にもなっていると思います。
今は、働いてたら育てられないとか、園に入れないとか、お金のこととか、いろんな困難がありますよね…。将来の見通しもネガティブだったり。
いま、ここなつさんちのコメント欄、クリックしても出てこないので、コメできない状態です。理由はわかりませんが、あとでまた伺います。
女性への応援歌的な感じなのかな?
観てみます。
>pu-koさん
お手伝いのタリーさんは、のちに「ターミネーター」新作で主役をやるのか!なんて興味も。
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この作品を(タイトルも含めて)良いと言ってくださる方がいらして嬉しいです。公開当時別に評判にもあまりならなかったですが、私は結構考えさせられ、深い作品だと思いました。
でも、実際、背負わされるものが多すぎて、その割には助けが少な過ぎる現代女性。