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2019-11

「花婿来たる」 - 2005.12.18 Sun

花婿来たる
ヒューマニズムや社会風刺を織り交ぜながら、ハートウォーミングなコメディを作るのを得意としたフランク・キャプラ監督が、前年の「恋は青空の下」に続いて、甘い歌声と軽妙洒脱な演技のビング・クロスビーと組んだ一作。
キャプラ監督といえば、このブログの名前の元ネタである映画「或る夜の出来事」なども面白い作品だが、この「花婿来たる」は今まで知らなかった。
と思ったら、日本では劇場未公開だった。

戦争孤児2人を連れて故郷に戻った新聞記者。だが、一時はお互いに結婚を考えていた彼女は、彼を待ちきれずに、他の男と婚約していた。記者は彼女を取り戻そうと、さまざまな策に出る…。

彼女からのレコード盤のメッセージで、彼女の姿がレコードの上に小さく出てきて喋るところは、まるで「スター・ウォーズ」みたい。つれない男に文句タラタラ、ジェーン・ワイマンのセリフのテンポがいい。

飛行機の中で、いきなりビングが歌い出し、周りのみんなも歌に加わってくる。なぜかルイ・アームストロングまで登場! アメリカ映画は、こういう明るいノリが楽しいんだよね。

他の男と婚約した彼女だが、本音はビングにも大いに心は惹かれているわけで、こういう恋の駆け引きみたいな話は、やはり往年のアメリカ映画のコメディお得意パターン。
そこを、いかに気持ちよく、楽しく見せるかが勝負。

恋敵どうしが会って話して、正々堂々と勝負することを約束する。しかも、そうした約束があったことは、彼女には秘密にする。あっぱれな、やり方である! 最近の、ウソにまみれたような、いろんな世相と違って、何事もフェアに公明正大に行きたいものですね。

ビング・クロスビーと彼女を争う男がフランチョット・トーンビリー・ワイルダー監督の「熱砂の秘密」(1943年)を観たときに主演していて、名前が面白いので記憶に残っている俳優だ。お金持ちの立派な紳士を上手に演じた。(現実問題にしたら、物分かりがよさすぎ、立派すぎるかも。)

主題歌「冷たき宵に(In the Cool Cool Cool of the Evening)」(作詞ジョニー・マーサー、作曲ホーギー・カーマイケル)がアカデミー主題歌賞に。ホーギー・カーマイケルは、マリリンの「紳士は金髪がお好き」でのナンバー「恋にしくじったら(When Love Goes Wrong)」を書いた作曲家である。
(12月11日)

HERE COMES THE GROOM
1951年 アメリカ作品
監督 フランク・キャプラ
出演 ビング・クロスビー、ジェーン・ワイマン、フランチョット・トーン、アレクシス・スミス


評価☆☆☆★(3.5点。満点は5点)

● COMMENT ●

近頃は

ボーさんは懐かしい古きよき映画を鑑賞するのがマイブームなのでしょうか?
私は不思議と冬になると、昔の映画をじっくり見たい気分になります。
実はいまだ見たことがない、キャプラ監督の「素晴しき哉、人生!」のDVDを買ってあるので、冬休みに見ようかと思っています。

>紅玉さん

んーと、特別マイブームじゃないんですよ。昔の映画を観るのは、いつものことです。冬だけではなく1年中。

「素晴らしき哉、人生!」は名画の誉れ高い映画ですよね。私は1度観たのですが、うろ覚え。映画というのは、2回は観ないと身に付かない(?)ものかもしれません。


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  • Author:ボー・BJ・ジングルズ
  • HP「シネマ停留所」の管理人でもある。♂。単純に映画が好き。綺麗な女優が好き。マリリン・モンローさんは、わが永遠のミューズ。

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