「グリーンブック」 - 2020.02.12 Wed
おもしろくなさそうだし、公開時、各賞総なめ状態だったのにも反発して、いままで見ていなかった。
WOWOWに来たのを機会に、しょうがないから見てやるか、とばかりに観賞。
そしたら、見事に上手に出来てるもんだ!
退屈もしない。
ほとんど、ふたり芝居といっていい。
上質。アカデミー賞も納得、妥当。
アリさんだけ獲るんじゃなくて、キリギリスくん、もとい、モーテンセンくんも同時に獲るべきでしょうに。

モーテンセン・ダンナからの手紙を読むカーデリーニ奥さま。
(2月8日)
GREEN BOOK
2018年 アメリカ作品
監督 ピーター・ファレリー
出演 ヴィゴ・モーテンセン、マハーシャラ・アリ、リンダ・カーデリーニ、ディミテル・D・マリノフ、マイク・ハットン
好き度☆☆☆☆(4点。満点は5点)
(c) 2018 UNIVERSAL STUDIOS AND STORYTELLER DISTRIBUTION CO.,LLC. All Rights Reserved.
● COMMENT ●
上手すぎる
こんにちは。
>又左衛門さん
もともと、やっていないと、あれだけうまくできないのでは。
>fjk78deadさん
>ここなつさん
ヴィゴを前に見たのは何だっけ…ロード・オブなんとか?(古っ)
>しずくさん
あるある
なんとなくおへそ曲がって人気作品を避けちゃうことってありますよね。
そして後で観たらやっぱり良かったとなる(笑)
よくできてます
>ノルウェーまだ~むさん
>onscreenさん
僕は面白いと思いました。愛する家族が居て幸せよりも、ピアニストのアリの才人振りと、それらしい孤独を感じる渋い男性の姿が好きです。
彼の友情が昂じて、アリへの愛になったんじゃないでしょうか。人種とか血脈とか、そんなものは下らないし、もっと愉しく幸せに為れることがあるとの指南書のような映画でした。
>隆さん
人生いろいろではあります。
いっしょに過ごすと仲良くなる、というのはあると思います(最初から馬が合わない場合はダメでしょうけど)。
弊記事へのコメント有難うございました。
そうですね。
数年前白人オンリーと責められた反省もしくは反動から、一種のポリティカル・コレクトネスがアカデミー会員に生まれてしまったようで、現在の状況は、成果が同じなら、有色人種に賞がもたらされるという気がします。
と下手に書くと、それ自体が差別と文句を言われる可能性もあるのですが、僕は行き過ぎたポリティカル・コレクトネスには嫌悪感を覚えます。
逆に、この映画は、やはり反トランプ主義(なんて言葉は現在のところありませんが)が生み出した作品でしょう。「ドイツ野郎は嫌いだ」という台詞は、トランプに向けられたような気がしました。実際に言われた相手は確かドイツ人ではなくロシア人でしたけどね。
>オカピーさん
それはそれで、しょうがないかとも思いました。
白人オンリーじゃなくて、という傾向はありますね。女性重視というか権利を、といったものも出てきました。
今度公開のハーレイ・クイーンの続編は主要スタッフ・キャストが女性が多い、なども。
トランプ、移民は出ていけ、ですからね。主役のふたりの役は移民系でしたね。
うんうん、ヴィゴにもとって欲しかった。
アリのピアノを弾く手元は吹き替えらしいですが、ジャズセッションシーンのノリなど、三か月の特訓だけでは得られないものでしょう。天性のリズム感とか音楽を体で感じる力がすぐれてるんだろうなぁと思いました。
>pu-koさん
くやしいけど(なぜ?)かぶとを脱ぎました(かぶってなかったけど)。
手元だけのシーンは吹替えということですね。
俳優さんは、いろんなことをさせられますよねえ。
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マハーシャラ・アリのピアノの腕前が凄い!
吹替えには見えないし、本当に弾いてるのかな....?
人種差別のひどかった時代に、金のためとはいえ、友情みたいなものまで感じさせる、ほのぼのとした交流がいいですね。ちょっと「夜の大捜査線」を思い出しました。