「キャッツ」 - 2020.02.15 Sat
批評家ども及び多くの映画ファンから、さんざん文句を言われてきたので楽しみにしていた。
そうしたら、ニャッツ!
なにも変じゃないじゃにゃい。
猫だもの。顔だけヒトなのは、しかたないから、こういうものでしょう。
ハダカっぽいうんぬんの話だって、
猫だもの! あれでいいんじゃない。

テイラー・スウィフト猫
中盤、ジュディ・デンチ猫が出てくるあたりまでは、ほとんど猫紹介でお話が進まないせいか、歌と踊りオンリーな感じで、眠くなった。じつは4DXで、マタタビの香りを仕込んで恍惚状態にさせたのか?
イアン・マッケラン猫とかデンチ猫とか、一目でわかる重鎮俳優が猫メイクになっているのは、見ておいて損はない。…と思う。
重鎮とかネズミまではいいが、ゴキ(ブリ)を出すのはねー、ちょっとねー。舞台でも出るのか?
歌曲は「メモリー」は圧倒的感動曲で、ジェニファー・ハドソン猫は、これだけのために存在。いいとこ、かっさらう。弱々しいなかでの、一部のみ声を張ったところの声量がものすごい。
ほかの歌は矢継ぎ早に出てきて、面白いのもあった。何度も聴けば気に入ってくるものはあると思う。なにしろ一度聴いただけだから。
主役のフランチェスカ・ヘイワード猫、最後のほうでデンチ猫が歌うときに隣にいて、横顔のアップがきれいで惚れた。

フランチェスカ・ヘイワード猫
もしかしたら、舞台のほうが映画よりもフィットする作品なのかもしれないし、いまひとつ乗れないのは、見せ方の問題などがあるのかもしれない。
(2月9日 TOHOシネマズ 渋谷)
CATS
2019年 イギリス・アメリカ作品
監督 トム・フーパー
出演 フランチェスカ・ヘイワード、ロビー・フェアチャイルド、レベル・ウィルソン、ジュディ・デンチ、ジェニファー・ハドソン
好き度☆☆☆(3点。満点は5点)
(c) 2019 Universal Pictures. All Rights Reserved.
● COMMENT ●
こんばんは♪
ラズベリー賞最多ノミネート!
「違和感なし」に、いきましたかー。
何に驚いたかって「さて観に行くか」と映画館のページを開けたら、早くも「上映終了予定」(←IMAX何とか?)だったことです。慌てて「キャッツ」観賞→翌日は「ダウントン・アビー」のために、同じ映画館に再び足を運びました。本編前の宣伝で「キャッツ絶賛上映中!」が流れていましたが…(←あれ?絶賛?)。
たまたまつけたテレビでトム・フーパーのインタビューをやっていました。「中学生の時に舞台を観た。当時の感動をそのまま映像にしたかった」みたいなことを語っていました。私もかなり前に舞台は観ましたが、あんなだったかなぁ?確か、舞台のゴッキーたちは、猫と等身大の着ぐるみみたいなののだったような(「のの」は新潟弁?)。その着ぐるみのままでのタップダンスが、凄かった記憶があります。IMAXでデカいゴッキーダンスを再現されなくて、良かった…(^_^;)
(気が向いたら、追記します。取り敢えず、一旦筆を置きます。すみません、尻切れで…)
From 台北でございます。↑映画館は日本の話です。
>makiさん
強弱のアクセントが効きました!
あとで映画の動画の一部を見ると、ああ、この歌あった、と思い出すので、きっと何度か聴くと覚えるんじゃないかなとは思います。
>モぺ改め「謎の」ミトンさん
なーんて、もう数週間たっていますから、終わるかもしれないですね。
ゴッキーも人間が演じるなら、ヒトと等身大になるでしょうね。しかもタップですか! どういう神経してるんだ、作者。というか猫は嫌いじゃないのでしょうね、ゴッキー。
ラズベリー賞は、いつ発表なのかわからないですね。どうでもいいですけども作品賞はとりそうです。大物がとるほうがおもしろいわけなので。
あいかわらず、世界を股にかけていますね。大股になりますよ~。
学生時代に(原曲を聞いたことはなかったのですが)ピアノの楽譜を借りて、この曲を暗譜しました。「結婚式で弾ける名曲集」という楽譜でしたが「この歌詞、結婚式にはそぐわない?」と気付いたのは、かなり後になってからです。若い時の記憶力って大したもんです、今でも弾けました。しかし、サビの「Touch me〜♪」のところ、何と!指が届かない⁈指幅(指股?)が縮んでいるではありませんか。タッチというより「Reach me 〜(頑張って指を伸ばして〜」と、鍵盤が泣いている感じがしました。老化現象⁇
ラストシーンのトラファルガー広場のライオン像←私も昨年行った時、ライオンの前で写真を撮りました。が、猫ならぬ若者たちが、陣取ってライオンに座っている。彼らが私のバックで「イェーイ♪」っておどけて、映り込んでいるんですよ…(^_^;)三越前のライオン像は、夜中に跨がると受験に合格できるんでしたっけ?跨がるついでに、何か歌って欲しいですね。
>モぺ改め「謎の」ミトンさん
レミゼと同じ監督です、そういえば。リアル重視なのか? レミゼの鼻水?も記憶なしですが。そんな歌があったのは、アンちゃん?
日本人には、歌詞はわからない場合が多いので、メロディが感動的ならいいのでしょう。ポップスだって、あまり英語の意味わからないで聴いてる人多数(「ミー・トゥー」)。
指が縮むというか、広がりにくくなった可能性はありますね。(まじめな考察)
いや、加齢とはいいません、加齢とはいいません(大事なことなので二度言いました)
あー、あれ、トラファルガー広場なんですか! ネコ科のトラなので、猫が群れているんですね! ヒトもついでに群れるんですね!
三越前のライオンって、ほとんど知らないですが、銀座ライオンにはライオンはいませんか。
吹き替え版も
メモリーの圧倒的歌唱力は、吹き替え版でも素晴らしかったですよ~
仰っている様に「声張った声量」がハンパなくて、音量の調整に焦りました。
>ノルウェーまだ~むさん
吹き替え版も、さすがなんですね。見ないとは思いますが…。
トラックバック
http://bojingles.blog3.fc2.com/tb.php/3687-48e4061b
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
>一部のみ声を張ったところの声量がものすごい。
わかる!私もあのシーン、ゾワっとしましたもん(いい意味で)
鳥肌?立ちましたよ!いい歌ですよねえ。
ただ、圧倒的にメモリーしか頭に残らないんだけど。