1975年に見た映画ベスト9 - 2020.03.16 Mon
1975年まで、さかのぼってきましたねー。45年前って、なんだよ。
私が「1975年に見た映画から選んだマイ・ベスト」であり、「1975年の作品から選んだマイ・ベスト」ではありませんよ。
ノートにつけた記録から計算するかぎりでは、1975年に見た映画は173本。よく見るね~。
映画館で観た数が少ないので、テレビ、ビデオなどで見た作品も合わせて、ベストを選ぶ。
◎ベスト9(初見の映画に限る。好きな順ではない。)
まず、マリリン・モンローさんの映画を3本優先する。
「アスファルト・ジャングル」(1950年作品)
ブログ内の記事は、こちら。出番は少ないが、きらりと光る端役時代。

「帰らざる河」(1954年作品)
ブログ内の記事は、こちらなど。素朴な歌を弾き語り。目の前で聴かせてほしい!惚れるに決まってる。

「七年目の浮気」(1955年作品)
ブログ内の記事は、こちらなど。あんまり飲まないでね。

「五つの銅貨」(1959年作品)
ダニー・ケイの芸達者ぶりがいかんなく発揮されたジャズ風味の感動の名作(と私は言い切る)。

「ウエスト・サイド物語」(1961年作品)
ブログ内の記事は、こちら。これほど音楽と映像のコラボに圧倒、魅了される感覚はめったにない。

「ザッツ・エンタテインメント」(1974年作品)
ブログ内の記事は、こちら。画像はジュディ・ガーランドさん。MGMミュージカル群の紹介は楽しすぎて、もう!

「サウンド・オブ・ミュージック」(1965年作品)
ブログ内の記事は、こちら。完璧、優等生ミュージカル。

「死刑台のエレベーター」(1958年作品)
ノワール的モノクロ、ジャズ、ジャンヌ・モローさん。

「ダイヤルMを廻せ!」(1954年作品)
ブログ内の記事は、こちら。グレース・ケリーさん、ヒッチコック監督。

ほかには、
「レベッカ」、「栄光のル・マン」、「アルゴ探検隊の大冒険」、「サムソンとデリラ」、「十二人の怒れる男」、「地上最大のショウ」、「巴里のアメリカ人」も、よろしいですね。
年度別マイ(ベスト)ムービー検索用リストは、こちら。
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● COMMENT ●
映画館で観たのは....
音楽は印象に残りやすいという面も大きいのでしょう。
「午前十時~」で名作を映画館で観ることができた意義はありましたけど、最近は同じ作品の上映もあったりして、観たいものが少なかったです。もうちょっと新鮮な視点からのチョイスもしてほしかったような。
マイルス・デイビス
この映画観る前に、マイルスのサウンドトラックのLP買いました。あの頃は、毎月マイルスのLPを買ってましたね。マイルスのトランペットの特徴は、「ラウンド・ミッドナイト」に代表されるように、華々しい音じゃなくて、弱音器をつけた、「ミュート」の音楽。これが現代的というか、映画の画面によく合うんですね。ジャンヌ・モローさんも亡くなりましたね。
>「ダイアルMを廻せ」
グレース・ケリーさんのこの真っ赤なドレスの鮮烈さね。
そして「鍵がカギ」のラストね。
「アルゴ探検隊の大冒険」ハリーハウゼンの素晴らしさ。
173本は凄いですね。
>又左衛門さん
ジャンヌさんは「いい女」というイメージ強。
「ダイヤルMを廻せ!」舞台劇が元で、その面白さがあって、もちろんグレイス・ケリーさんの美に、やられちゃいますねえ。
このころは映画を見はじめて2年ほどで、テレビ放送のものもガンガン見ていました。
レイ・ミランド
このリメイクをマイケル・ダグラスが演じたんですが、全く記憶に残ってませんねぇ....
>又左衛門さん
当時からの、又左衛門さん含むコメンテーターの歴史の長さも。
レイ・ミランドは、あとは「失われた週末」しか、出演作は思いつきません。
リメイクも、ああ、あったなあと。私は見ていない気がします。または記憶がない。
「アスファルト・ジャングル」以外は、全て見ています( ・ᴗ・ )
最近まで、職場のBGMが「五つの銅貨」だったり「サウンド・オブ・ミュージック」だったりしました。カリカリした時なんぞ、BGMに合わせて鼻歌で気を紛らせたものです。
「ジュディ 虹の彼方に」は観ていませんが「ジュディ・ガーランド物語」というドラマがあったなぁ…と思い返しておりました。華やかなMGM映画の裏では、真っ黒な部分も…と思うと複雑ですね。
「サウンド・オブ・ミュージック」歌詞付き上映会参加は、今や私にとって恒例参加イベントと化してきました。が!都市中心部、古い映画館、世界中から「サウンド…オタク」が集まる、狭い空間で長時間歌う…という、この上なくリスキーな環境です、今となっては(>_<)
↑「コメンテーター」という表現にリスペクトを感じましたが、長い15年間の史上初?遂に今年の4月1日のご報告は「自粛」でしょうか。真面目な話ですが、わたくしも渡航先でいきなり入国制限にかかり、バタバタで帰国致しました。自分の場合は検疫は不要でしたが、空港の到着口の外でお話しした方は、ご家族が中で検疫に並ばされていたらしく「いつ出て来られるんだ〜」と怒って待っていらっしゃいました。
てことで、ボーさんもお気を付けて。ハグはダメですからね。
これは本当の話ですが、私の上司(外国人)は毎朝、婚約者とSkypeで会話していましたよ。微笑ましかったです。
>モぺ改め「謎の」ミトンさん
BGMが「五つの銅貨」って、「どうか」してる、じゃなくて珍しい、すごい!
あー、また見たいわ、音楽で気分よくなって、でも絶対泣くと思うけど。
レニーのジュディ映画も、観ないうちに、こんな事態に。ちょっと映画館に行きたくないし…。
みんなで歌おう上映は、まるっきりハイリスクですよね。困ったことです。
4月1日が近づいてきたのですが、あんまり可愛い子に映画でお目にかかっていない気が…なにげなく失礼です!
ハグで感染の理由って、皮膚上のウイルス移動なんでしょうかねえ。それだと人と触れられなくなっちゃいますが。ほっぺにチュだと唾液の可能性もあるでしょうけども。
ジュディ・ガーランド
覚えてますよ。NHKで放送された。たしか2回に分けてだったと思う。今は所在が不明ですが、録画して観ました。そして華やかな表舞台とは裏腹に、ジュディの壮絶な薬物との闘い....これを観るまでは知りませんでした。主役は同じジュディのジュディ・デイビス。「インドへの道」のあの女優です。
この演技に圧倒されました。
>「ダイヤルMを廻せ」
グレイスのキスが旦那の時は、白いドレスで「おざなり」。愛人とのキスは真紅のドレスで「本気で」と区別してますね。そして室内の装飾品が豪華!
青磁の電気スタンドや、九谷焼らしいスタンドとか、凝ってますねぇ。
>又左衛門さん
ダイヤルM~は映画がおもしろくて、女優が魅力的のダブルで来ますから。ヒッチコック作品には、よくあります。
ヒッチコック風
ミステリー風、サスペンス風といった感じでしょうか。
主人公の青年は、ある集合住宅に住んでいて、双眼鏡で隣人たちを観察している。小鳥を多数飼っているトップレスの年増の女性や、プールに佇む若い水着の女性...まるで「裏窓」だね(笑)この若い女性と知り合うが、翌日には謎の失踪。別の怪しい女性たちの車を車で尾行する場面は、「めまい」を連想します。この主人公が居間でTVで「百万長者と結婚する方法」を観ている場面があります。壁にはそのポスターも貼ってある。
この監督は「イット・フォローズ」を撮った人です。
「ダイヤルMを廻せ!」で刑事役を演じている、ジョン・ウィリアムス゛って監督のお気に入りだったらしいですね。「泥棒成金」にも出てたし。「情婦」にも出てた渋い脇役。
>又左衛門さん
これは未見ですが、見てみよう度が上昇しました!
マリリンにかかわる映画って、けっこうあるのですが、記録していないものもありますし…。
ジョン・ウィリアムズ、ヒッチ映画で名前よく見ました。すごい、ありふれた名前だなとも思ったものでした。
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「サウンド・オブ・ミュージック」の2本のみ。でもこの2本は何回観ても素晴らしい。オールタイム・ベストですよ。
「レベッカ」はリメイクされるらしいですね。
高校のころ、同級生で、ちょっとおかまっぽいやつがいて(友達の友達)、「サウンド・オブ・ミュージック」を映画館で何回も観たという話をしてました。
私はまだ当時観たこともなくて、「変わったやつだなぁ」くらいにしか思ってなかったのですが、後年遅ればせながら、やっとその気持ちが理解できました。
「午前10時の映画祭」も終了とかで、実に惜しいです。