読書記録(2020年3月) - 2020.04.15 Wed

「騙し絵の牙」 塩田武士
2018年本屋大賞第6位。なんで大泉洋が表紙にいるのか、ついさっき知った。あて書きで話が書かれたらしい。本が売れない現代、出版社の編集者の苦闘。私も図書館で借りてるし…。(3月10日読了)

「13の理由 新装版」 ジェイ・アッシャー
自殺した同級生がその理由を吹き込んだカセットテープ。原因になった人たちに順番にテープが回される。そうした構成がおもしろい。繊細な心は傷つけないようにしないといけません。(3月19日読了)

「江戸おんな絵姿十二景」 藤沢周平
12枚の浮世絵をヒントに導き出された短編集。私自身は短編って、ものたりないのか、あまり好まないのだけど、藤沢周平さんはいいね。うまいなと思う。(3月26日読了)
● COMMENT ●
パンデミック
>又左衛門さん
時代物は特には興味がないので、映画やドラマでも見ていませんね。
「希林がくる」は思いもしませんでしたよ!それはそれで怖い。
アマゾン・プライム
沖縄の島に本土から「コロナ疎開」の人たちが殺到して、島の人は恐怖に駆られているらしいじゃないですか。
BJさんはいまだ通勤されているのでしょうか?それともテレワーク?
私の息子はとっくにテレワークだそうですが。
当地では、図書館と映画館がすべて閉鎖になりました。例の「緊急事態宣言」を受けて。もう自宅でネット生活するしかないですね。TVは再放送ばかりだし。
アマゾン・プライムのミュージックで音楽生活始めました。特に昔良く聴いたジャズに何10年かぶりにはまっています。LPを500枚ほど集めたのですが、今では聴けません。でもこのネットでは、まずまず高音質で楽しめます。
ドラマもスターチャンネルで放送していた「ウエスト・ワールド」シーズン1から観ています。当時は途中脱落したのですが、なかなか面白い。HBO制作ですからね。東京の映画館はどうなっているのでしょうか?
>又左衛門さん
映画館も、開いているところはあるのかもしれませんが、調べてもいないので…。TOHOやイオンシネマなどは休館と思います。
安心しました
先日、遅ればせながら「コンテイジョン」を観ました。長らく敬遠していたのですが、観るタイミングとしては今がベストじゃないですか?しかし、良く出来ていますよ。暴動に略奪に都市封鎖に州兵の出動と、見事に現在のアメリカを予見しています。ラストのコウモリと豚の映像は驚きました。
しかしすべて「自粛と閉鎖と禁止」じゃ息が詰まります。こんなときは「音楽と映画と読書」です。運動もできる範囲で。BJさんも図書館閉鎖じゃ困りますね。
>又左衛門さん
「コンテイジョン」は見たことありますから、ブログ内に星2つ半の冷たい記事があります。
図書館は、人が集まるので、クローズは仕方ないですね。
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こういう時こそ長編小説を読むといいと、北方謙三氏が新聞に寄稿されてました。
要は「俺の本を買って読め」と(笑)
藤沢さんの本は「たそがれ清兵衛」買いましたが、未読です(笑)TVドラマか映画でいろいろ観てますね。この「たそがれ」と木村君主演の「武士の一分」。
NHKドラマで「蝉しぐれ」「風の果て」「秘太刀馬の骨」「三屋清左衛門残実録」などなど...いずれも古風な日本人の生きざまがかっこいい。
私は司馬さんの「国盗り物語」4巻のうち、前半の2巻「斎藤道三」編読了。
NHK大河総集編も観ました。昔仕事で岐阜に行ってたのですが、これほど凄い人がいたとは面白いですね。「麒麟がくる」ではもっくんこと本木氏が道三を熱演しています。この「キリン」って、まさか死んだ義母の「樹木希林」さんのことじゃないよね(笑)