読書記録(2020年4月) - 2020.05.01 Fri
● COMMENT ●
「100分de名著」
>又左衛門さん
名著を知ることができるのは嬉しいような、もし今後読もうと思うなら、知らないほうがいいような。
清張、お好きですね~。私は読んだものはないかも。行きつけの図書館で単行本で並んだのは見かけていない気がします。
長岡秀星さんと言えば...
検索したら、なんと私と同じく長崎市のご出身だとか。知らなかった....
私はこのE.W&Fが好きなんですよ。時々「セプテンバー」などを聴いてます。
>清張、お好きですね~
昨日さっそく、映画版の「点と線」を13年ぶりにU-NEXTで再見しました。
日本人のライフスタイルの変化には驚きますね。戦後とはいえ、和服を着た人が多かった。高度経済成長の前です。汽車(SL)で移動するのが普通で、ブルートレインには食堂車もついてました。
>私は読んだものはないかも。
私の父は「点と線」の初版本を持ってました。私が清張さんのファンになったのは、多分父の影響でしょう。あの頃はベストセラー作家でしたから。カッパブックス・シリーズとか。中学になってから清張作品を読み始めたのですが、月刊「宝石」に連載してた「Dの複合」を読むのが楽しみでした。
清張作品の魅力を一言で言うならば、人間の「業(ごう)」がもたらす顛末を見せてくれるということでしょうか。登場人物の多くはだいたいが欲にまみれた人々です。この「点と線」で清張さんが訴えたかったのは、「官僚の汚職」と「部下への責任転嫁」=いわゆる「トカゲのしっぽ切り」です。官僚トップが犯した犯罪。まるで現在のモリカケ事件とそっくりじゃないですか!
清張さんの功績は、それまでの「探偵小説」レベルを脱して、「推理小説」にレベルアップした。しかも社会問題をブレンドして。単なる犯人捜しじゃない。
>又左衛門さん
私は曲名すら思いつきませんが…。
清張氏は図書館で見かけて、ふと興味がわいたら…というところですね。
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古今東西のあらゆる名著を、1回25分×4回=100分で分かりやすく解説しちゃおうという伊集院光君が司会の番組です。もう始まって随分になりますが、たまたま昨日、再放送の「松本清張特集」を観ました。2回目以降は録画済みなんですが、1回目の「点と線」は見逃してました。映画版も、ビートたけしのドラマ版も持っています。ドラマ版は、今はないブルートレインとかつての東京駅のホームを再現したのが話題になりました。清張さんのはタイトルも斬新です。元デザイナーらしいセンスが溢れています。