「アルキメデスの大戦」 - 2020.05.17 Sun
といっても、戦艦大和が造られたことは事実なので、菅田将暉の任務は失敗するのか、どういう話になるのかと思いながら観賞。

なるほど、そういうことになりましたか。
田中泯が、いいところ持ってった印象が残る。そんなキャスティング。
戦艦同士が大砲で戦う時代ではなく、航空機(と、それを積載する空母)が主役になる戦争。まさに太平洋戦争は、そうなった。
多数の航空機により、爆弾や魚雷などを浴びつづければ、艦船は沈没や大破を免れない公算が大きい。
でも、それは、実際にそうなったことを知っているから、言えることなのかなあ。山本五十六は予想していたらしいが。
(5月17日)
2019年作品
監督 山崎貴
出演 菅田将暉、柄本佑、田中泯、浜辺美波、舘ひろし
好き度☆☆☆(3点。満点は5点)
(c) 2019「アルキメデスの大戦」製作委員会 (c)三田紀房/講談社
● COMMENT ●
無用の長物
こいつらが、日本を敗戦に導いたといっても過言ではない、「大艦巨砲主義」という時代錯誤の方針決定。莫大な予算を、大和と武蔵という、全く活躍できなかった巨艦に費やした、アホな患部(幹部じゃない)たち。
山本五十六は日露戦争を経験した数少ない人だったのに、その意見が入れられなかったのだろう。まぁ、そもそも日米の工業力の差から、この戦争が無謀だと主張していたはずですが。浜辺美波ちゃんが可愛かったなぁ。
>fjk78deadさん
>又左衛門さん
ヨーロッパの国々はそれほど空母をつくっていない(必要ない)と思います。
アメリカはたくさん。工業力が違いますからねえ。
映画館再開!!
当分「様子見」といったところでしょうか。たいていの皆さんの感想も同じようなものでしょう。
>又左衛門さん
稼がないと、やっていけないですからね。
しばらくは公開延期だった作品などがありますが、アメリカなどは新作製作が止まっていたでしょうから、この際、過去作品上映もいいと思いますが。
ありえない!
某宗教団体制作のカルト映画が、どの映画館でもトップに表示されて、しかも評価が不自然に高いんですよ(笑)5点満点中の4.1と、「パラサイト」よりも高い。主演はこの団体に所属する某女優の「広告塔」。これは「組織票」としか思えない。この評価につられて観に行く奇特な人は少ないと思うけれど、映画の評価は鵜呑みにしちゃだめ(笑)
>又左衛門さん
それから、お願いですが、多少はいいですけれども、これは掲示板ではないですから、該当記事(アルキメデスの大戦)と関係ないことはあまり書かないでください。
>しずくさん
反戦の立場なのも、私は支持はします。
おはようございます。
これは当たりの方かもしれませんね。
五十六さん、さながら正義の人のように見せといて、最後に見せる顔。頑固で傲慢にしか見えなかった田中さんの演じるところの人の本当の想い。なんだか最後にある種のどんでん返しがあって、この作品に重さを与えたと思います。
が、大和に乗っていた人の事を考えると、どんなことを言われたって「何言ってるんだい。」と言う気持ちになってしまいました。
と言っても、会議室で行われる攻防戦は面白かったですね。
>kiriyさん
まあ、本当の本人がどうだったのかは、当時の本人と周囲の人のみ知るのかもしれません。
敗戦必至になってから、玉砕だなんだで突撃したようなものでしょう、大和も。かわいそうですよね。
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