「アレクサンドリア」 - 2020.05.29 Fri
もともと好戦的なのか。やっちまえ!となると突っ走りがち? 集団心理か。
4世紀、エジプトのアレクサンドリア。
女性天文学者ヒュパティアを軸にして、新興キリスト教勢力の野蛮な攻撃、破壊のさまが印象に残る話。

ヒュパティアは映画のなかでは、哲学を教え、地球の軌道についても考察していた。彼女のことは、まったく知らなかったので勉強になった。
キリスト教徒の図書館襲撃が中盤のヤマで、ラストはヒュパティアの最期。
キリスト自身は慈愛に満ちていたかもしれないが、宗教となり、大勢の勢力となれば、ほかの宗教と対立し争いが起きることは考えられる。事実、歴史はそのように繰り返されているのだ。
(5月26日)
AGORA
2009年 スペイン・マルタ・ブルガリア作品
監督 アレハンドロ・アメナーバル
出演 レイチェル・ワイズ、オスカー・アイザック、マックス・ミンゲラ、マイケル・ロンズデール、サミ・サミール
好き度☆☆☆(3点。満点は5点)
(c) 2009 MOD Producciones,S.L. ALL Rights Reserved.
● COMMENT ●
>fjk78deadさん
こちらにも
美術小道具背景なんかもお金をかけて作られてるのか、きちんと感が出てましたし、またレイチェル・ワイズがおきれいで!
なんともいえない悲しみに襲われるラストで、宗教的信念と信仰の対立が描かれてましたが、
やっぱり宗教ってその人自身の心によるもので、宗教が理由で争いが起こるのは、なにかが違う…と思わずにはおれません
>makiさん
当時の、その場所の生活を、多少想像ではあっても垣間見られるのは、とてもいいと思います。
宗教は、こわいですよ…狂信的、なんて言葉もありますから。
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