「ロケットマン」 - 2020.06.06 Sat
私には、まったく興味のない歌手ではあるが、それでも今までに耳に届いてきていた曲はあった。

「黄昏のレンガ路(Goodbye Yellow Brick Road)」は、なにかの映画で聞いたのだったろうか、「オズの魔法使」にも関連しているし、いいメロディーだなあと思ったし、「僕の歌は君の歌(Your Song)」は、大好きな「ムーラン・ルージュ」でもおなじみ。「クロコダイル・ロック(Crocodile Rock)」は気づいたら知っていたし、「キャンドル・イン・ザ・ウインド(Candle in the Wind)」にいたっては、マリリン・モンローさんに捧げた歌だ。

おかあさん(ブライス・ダラス・ハワード)、おばあちゃん(ジェマ・ジョーンズ)
歌の場面の見せ方は、アイデアにあふれていて楽しい。
一方、エルトン個人の人生は大スターにありがちな、酒、クスリ、性などの問題が山積み。過食症なんてことも言ってたね。
エルトン・ジョン自身も製作に携わっているが、隠そうなんて気はなかったのか。もうみんな知ってること?
監督のデクスター・フレッチャーって、誰やねんと思ったら、「ボヘミアン・ラプソディ」で、監督のブライアン・シンガー降板後を引き継いだ人だそうで、なるほど、歌手の伝記風映画をまとめるのが得意だとされて起用されたのかも。
(6月5日)
ROCKETMAN
2019年 イギリス・アメリカ作品
監督 デクスター・フレッチャー
出演 タロン・エガートン、ジェイミー・ベル、ブライス・ダラス・ハワード、リチャード・マッデン、ジェマ・ジョーンズ
評価☆☆☆★(3.5点。満点は5点)
● COMMENT ●
こんにちは!
>makiさん
あんまり知らないと、やはり「盛り上がり」は少なくなりますね。
まだお元気で、わりと最近「キングスマン: ゴールデン・サークル」で見かけたりしたので、知らない仲じゃないが。(意味が違う。)
曲のシーンはおもしろかったです。
タロン・エガートン
タロン・エガートン目的で鑑賞しました。で、へぇぇエルトン・ジョンってこんな人生だつたの?!と知らされた次第です。
私もあまり知らなくて盛り上がりに欠けたクチかもしれませんが、スターって大変なのね…と改めて思ったりしました。
マリリン
マリリンを連想なさると書かれていて?と思ったら、そう言う事でしたか~
夫は「ボヘミアン~」はケチョンケチョン(見てないくせに)だったのに、「ロケットマン」は大絶賛でしたよ。曲の好みの問題のようです。
ゲイノー人
太っ腹だねぇ!(笑) てっきり「別料金」でご覧になったとばかり思ってましたよ。(もちろんアマゾンプライム加入しての話ですが)
未見ですが、近々観るでしょう。
「キャンドル・イン・ザ・ウインド」;ダイアナ妃が悲劇的な死を遂げたとき、世界中で大ヒットして、私もCD買いました。マリリンに捧げた歌だとは知りませんでした。
「グッバイ・イエロー・ブリックロード」;ご指摘のように「オズ」からヒントを得たのかどうかは不明ですが、いい曲です。欧米では皆さん「オズ」観てますからね。
ご本人を「キングスマン・ゴールデンサークル」で観ました。そのタロン・エガートンがエルトンを演じたわけですか。
まぁ、ゲイノー人は山ほどいますからねぇ。美輪さんもそうだし、きよし君もそうだし、○○に××も.....曲が良ければそれでいいんです。
小林克也氏がDJを務める「ベストヒットUSA」という番組が40年ほど昔からありまして、最近また復活して毎週録画して観ています。(BS朝日)さすがに小林氏も老けました。髪が寂しいです(笑)エルトンは時々出ますね。ストーンズとかまだまだ元気ですよ。
だから「エルトン・ジョン」は「Lサイズ豚の小便」。
ステージ衣装がタケチャンマンとかパーデンネンの延長みたい。
Goodbye Norma Jean
ロケットマンのサウンドトラックも出ています。なんとブライス・ダラス・ハワードとかジェマ・ジョーンズも歌ってます。タロン・エガートンも歌うんですねぇ。映画を観る前にサウンドトラックを先に聴いてしまいました(笑)
”Candle in the Wind”の歌詞を確認しました。
確かに、”Goodbye Norma Jean”って何回も言ってます。これはマリリンが死んだとき?「ヌードで発見された」っていう歌詞も。
追伸
歌詞が、"Goodbye England's rose"に書き換えられてました。
だから分からなかったわけですよ。
お母さんがブライス嬢だったことにあとから気づきました(汗)
なりきりエルトン
ダメな映画は途中で集中が切れてしまいますから。これで今年87本目となりました。今までプロ野球がなかったので、こんなに本数が伸びました。
これはミュージカルですね。タロン・エガートンが、もうエルトンになりきってましたよ。このはじけっぷりは凄い。彼がこんなに歌えるとは知りませんでした。「ガンジー」での、ベン・キングスレーのなりきりぶりにも匹敵する、なりきりぶりですよ。
両親の不仲からの離婚による、不幸な少年時代。
愛情を求めても拒絶する冷たい父親。そんな主人公にはピアノが救いだった。
天才的な音感と作曲の才能。ミュージシャンとしての成功の影で、満たされない私生活。同性愛は当時はまだ「隠していなければならない」性癖でした。
華やかなステージと、酒やドラッグに溺れる私生活。心身ともにボロボロになりながら、断酒会での自己の告白。ジュディ・ガーランドと似たような人生ですが、エルトンは断酒に成功。
それにしても母親もひどい。「あなたを産んで損した」という言葉。そして再婚した旦那との別荘代を、息子にせびる強欲さ。エグゼクティブプロデューサーにエルトンの名前があったので、これらは事実なのでしょう。
同性愛の演技も、エガートン君頑張りました。今は同性との結婚が認められている国も増えているんですね。
”Candle in the Wind”は、最初のほうでピアノに向かって弾く、歌詞なしの曲ですかね?
>ここなつさん
タロン目当て…それは正しい見かたです! 私も女優目当てで映画見ますからねー。
名前は知ってるエルトン・ジョン。こんな人生なのかと少しは知ることができるのは映画のよいところですね。
>ノルウェーまだ~むさん
けちょんけちょんなのは、クイーン嫌いなのか、マネしすぎなのが嫌なのか。
好みはしょうがないですねえ。
>又左衛門さん
“Candle~”は、マリリンが亡くなって10年以上あとの曲ですから。彼女が亡くなった当時はエルトンは15歳。
ヌードで死んだ、と新聞はセンセーショナルに書きたてる、とマスコミを糾弾しているようなことです。全体は、彼女へのラブソングですよ。
その曲を、ダイアナ妃のときに「流用」したんですね。没年齢も同じ36で、存在感やら謎の死やら、マリリンと似たようなものが感じられる人ではあったと思います。
映画では、そのとおり、ほんのちょっとでした。
タロンくんはアニメ映画の「SING」で、すでに歌を披露していましたから、あ、上手いんだとは知られていました。
>fjk78deadさん
>pu-koさん
おはようございます。
私も、あまり興味のない人で、それで録画してあったものを見るのが遅くなったのだと思います。それでも見たら、歌の場面も良く、彼が諸々の依存症や、愛のなくなった愛人などを断ち切っていく流れも良くて、面白かったです。
この映画にも関与したエルトンさんが、何も隠そうとしなかったのは、きっと今が幸せだからじゃないかしら。
買い物依存症は直ってないって言うのは、きっと彼が笑いながら言ったのかもなんて思ってしまいました。
(今日もムシムシしていますが、良い一日をお過ごしください。)
>kiriyさん
エルトン・ジョンって、ほんっとに興味なくて。
曲で有名なのは知っていても、歌手そのものにはNO興味。そういう場合って、映画にのめり込む度合いに、ハンデが出ますよね。
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曲もほぼ知らず、人物も奇抜なファッションの人くらいしか知らなかったので、本作をみてもエモ的な感情は現れず、
ふーん、へー、それで? という大変残念な気持ちになりました(><)
実在する歌手の音楽映画は、そういう点が微妙ですよね…
比べちゃいけない構成だとわかってるだけど、ボヘラのほうが完成度が高かったし個人的に良かったので、余計になんです