「ダンスウィズミー」 - 2020.06.21 Sun
なんで「ダンスウィズミー」って、「・」を入れないんだろうと思ったら、以前「ダンス・ウィズ・ミー」という映画があったのだった。それを意識したのかどうかは知らないが。
音楽が聞こえると踊ったり歌ったりせずにはいられなくなる催眠術にかかってしまい、困った三吉彩花ちゃん。
術をといてもらうために催眠術師(宝田明)を追いかける。
やしろ優、chayとのロードムービー的なところも。
監督が矢口史靖(やぐち しのぶ。いま初めて読み方を知ったので書いておく)。
彼の監督作「ウォーターボーイズ」(2001年)、「スウィングガールズ」(2004年)は好きだったので、多少の期待をもって観賞。

ミュージカル・シーンが、会社、レストラン、路上、結婚式、舞台上、ラスト…あとは、ちょこっちょこっと…で、もうひとつ、はじけない気分が。やりたくないのに踊り歌っちゃうのが基本(自主的に歌うときもあるが)のせいか、ぐっとくる何かが本来的に不足(本人がポジティブ気分全開で始める設定ではないからか)な感じになる。
舞台上で歌うあたりから、彼女の会社での選択、エンディングへの流れはよかったけれど。
ミュージカルは好きだが、突然、人が歌って踊って、また普通の芝居に戻ることへの疑問があったという監督(好きなら疑問に思うなよ、と言いたいところだよね)が、音楽があれば体が反応してしまうのよ~! と回答したのかもしれない(監督の考えと合っているかどうか知らないが)。
(6月20日)
2019年作品
監督 矢口史靖
出演 三吉彩花、やしろ優、chay、黒川芽以、伊藤翠
評価☆☆☆(3点。満点は5点)
(c) 2019映画「ダンスウィズミー」製作委員会
● COMMENT ●
>fjk78deadさん
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