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2020-08

「ピグマリオン」 - 2020.06.22 Mon

「マイ・フェア・レディ」のオリジナル。

1964年の、あの有名なミュージカル映画は、本作のミュージカル化である。

基本的なストーリーは同じ。
64年版ミュージカルの歌曲の詞は耳になじんでいるので、この「ピグマリオン」で、まったく同じセリフとして出てくるとピンとくる。

まずは、“The rain in Spain stays mainly in the plain.”がありました。
“In Hertford, Hereford, and Hampshire, hurricanes hardly ever happen.”がありました。
“How kind of you to let me come.”がありました。(ここまで、すべてミュージカル映画版歌曲「スペインの雨」にあり。)
ヒギンズが“accustomed to your voice”なんてことを言いました。(ミュージカル映画版歌曲「忘れられない彼女の顔」にあり。)
イライザが「インリー・イギンズ」と呼びました。(「ヘンリー・ヒギンズ」の、なまった発音)(ミュージカル映画版歌曲「今に見てろ」にあり。)

ぴぐま

ラストのセリフも同じだった。あの洒落たエンディングは、すでに、ここにあったのだ!

ヒギンズ教授役のレスリー・ハワードは、翌年「風と共に去りぬ」でアシュレーを演じた。アメリカ映画「風と共に去りぬ」の印象が強いけれど、本当は英国人だったんですね。
もうひとつ特筆すべきは、編集者がデヴィッド・リーンであること。のちの名監督。編集の仕事も多く携わっていた。

(6月21日)

PYGMALION
1938年 イギリス作品
監督 アンソニー・アスキス、レスリー・ハワード
出演 ウェンディ・ヒラー、レスリー・ハワード、メアリー・ローア、スコット・サンダーランド、ウィルフリッド・ローソン

評価☆☆☆★(3.5点。満点は5点)


(c) 1938 Metro-Goldwyn-Mayer

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● COMMENT ●

さすがボーさん、こういうカナメの作品を狙うな。

なんと、アマゾンプライムにあったとか。

でもって「ピグマリオン」の元をたどると、ギリシャ神話が下敷きなんですよね(高校で勉強致しました!)。

本物の言語学者(←25ヶ国語を話せる)とお話ししたことがありますが、何とこの話を知らない!たまたま同じ席にいたフランス人の爺ちゃんも、ミュージカル・オタクだったので「知らないの〜⁈その頭の中に、入っていないものもあるんだねー」とびっくりしました。2人で自然に役割分担して(あたしイライザ)「だから♪The rain in Spain...」と歌ってあげた時の「はぁ?Spainが何だって?」と真剣に考えていた様子が、忘れられません。

↑アシュレイ、こんなところにいたんですね。

「洒落たエンディング」といえばスリッパ。
最近、モップ付きスリッパが安くなっていたので、買いました。商品によっては「モペット」という名前がついていますが、私の名前とは関係ありませんf^_^;モップ部分が汚れると「掃除した感」に浸れます。私だったら「インリー、あんたにゃ、これがお似合いだよっ」と投げちゃいそうな…。

>モぺ改め「謎の」ミトンさん

ピグマリオン・コンプレックスなんてあるようですね。
言語学者といえども、映画好きでないと知らないこともあるでしょう。
「スペインの雨はおもに広野に降るんですよ」はミュージカル好きには常識なのですが、「いや、山にだって降るでしょ」とか言われた日にゃ、やってられません。

モップつき…歩くと掃除できるわけですね。
本作を見たとき、スリッパを家の中ではいているなんて! と思いました。はだしが当然だと思っていた日本人なのでしたー。

時代は変わる

>アメリカ映画「風と共に去りぬ」の印象が強い
 先週の新聞で見ましたけど、「風と共に去りぬ」が「黒人奴隷制度を美化している」として批判されているとか...
 昨今の白人と黒人の対立の影響かも。そうはいっても、そういう時代だったのは事実。ディズニーランドの「スプラッシュ・マウンテン」も黒人への偏見だとして作り変えるのだとか...数十年後には黒人(プラス・ヒスパニック)の人口が白人を上回るという説もあるとか..どうなるんだろう?

>又左衛門さん

「風と共に~」が、奴隷制度を美化しているとは思いませんが、超有名作なだけに、今の風潮の、やり玉に挙がってしまったのでしょうね。とばっちり。
奴隷制度の映画はほかにもありますし。

抑圧、我慢してきたことの反動は、出やすいものでしょう。


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