「テリー・ギリアムのドン・キホーテ」 - 2020.12.08 Tue
が、そんなことは見るほうとしては知ったこっちゃない。
さんざん苦労して(何年もかかって)出来ました、なんて字幕を最初に出すのは、一種の「おごり」である。

「おごりじゃとおー!」「おごられるといいな、ドン」
ウマヅラ(馬面)・アダム・ドライヴァー主役か、となると私は新しいほうの「スター・ウォーズ」を思ってしまうが、舞台は地球だ。
映画製作でドン・キホーテ役に起用した、普通のおっちゃんが、我こそは真のキホーテであると振る舞って、監督のドライヴァーも巻き込まれることに。
信じれば、本物になる(のか)。「夢」とか「生き方」とも、かかわってくることでしょう。
ジョナサン・プライスのドン・キホーテは、けっこうイケてたと思う。ほかのキホーテは忘れたけど(じゃあ、比べられないだろ!)
(12月2日)
THE MAN WHO KILLED DON QUIXOTE
2018年 スペイン・ベルギー・フランス・イギリス・ポルトガル作品
監督 テリー・ギリアム
出演 アダム・ドライヴァー、ジョナサン・プライス、ジョアナ・ヒベイロ、オルガ・キュリレンコ、ロッシ・デ・パルマ
評価☆☆☆(3点。満点は5点)
(c) 2017 Tornasol Films, Carisco Producciones AIE, Kinology, Entre Chien et Loup, Ukbar Filmes, El Hombre Que Mato a Don Quijote A.I.E., Tornasol SLU
● COMMENT ●
メガ・ドンキ
WOWOWでやってました。惹かれるところもないし、フツーに思います。
こんにちは
私はこの作品、見事にハマりました。実は人が褒めるほどアダム・ドライバーってあまり好きじゃないんですけど、本作は私が勝手に持っている彼のイメージでとても良かったと思います。
しかし、制作期間の長さとかがクローズアップされ過ぎてしまっていて、その印象が強過ぎるのがちょっと残念でした。
>ここなつさん
ハマりましたかー。
私はギリちゃん作品では「ローズ・イン・タイドランド」がすごく好き、というか、それしか特には好きじゃないかも。
悪くはないですよね、素材としては監督に合っているものですし。
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まぁ、それはさておき.....
「ドンキ・ホーテ」じゃなくて、「ドン・キホーテ」なんですね。
今年の春、映画館に観に行こうかどうしようか、迷っていたら、コロナが流行して、上映終わってました。自宅ってことは、アマゾンプライムでしょうか?
しかし、評価が☆☆☆って、意外に低いですね。何故? 私も近々観る予定なんですが....5か国合作って珍しいですね。
「ロスト・イン・ラ・マンチャ」という、テリー・ギリアム監督が「ドン・キホーテ」をウン10年前作ろうとした頃のドキュメンタリーがありますね。当初ジョニデが出るはずだったんですか? 絵コンテを描く監督の様子も映っています。