「ドクトル・ジバゴ」 - 2021.02.15 Mon
3回目の観賞になるが、得意の“内容おぼえてない病”のおかげで、楽しんで見ることができる。
ロシアの革命時に、人々がどう生きたか。3時間超えの悠揚たるドラマを披露する。
こいつ、どこかで見たことあるけど誰だっけな…と思いながら見ていた、憎たらしいところもある男は、ロッド・スタイガー!
なにしろ、ジュリー・クリスティさまと、オマー・シャリフしか、出ていたのを覚えていないから。

基本、メロドラマではないですか。最後は、ああなったのか…って、人間の運命って、しぶといのか、はかないのか!?
「アラビアのロレンス」に続いて、デヴィッド・リーン監督作品を彩るのは、モーリス・ジャールの音楽。
彼の音楽を映画がまとうと、5割増しの感動が生まれるかのような印象がある。
「ラーラのテーマ」なんて、もう映画音楽といえば、のスタンダード。
ロシアって、広いのはいいけど、雪のところが多そう。
(2月13日)
DOCTOR ZHIVAGO
1965年 アメリカ・イタリア・イギリス作品
監督 デヴィッド・リーン
出演 ジュリー・クリスティ、オマー・シャリフ、ジェラルディン・チャップリン、ロッド・スタイガー、ラルフ・リチャードソン
評価☆☆☆☆(4点。満点は5点)
(c) 1965 Warner Bros. All rights reserved.
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午前十時の映画祭
>又左衛門さん
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私も都合3回くらい観てますね。とにかく長いんでね(笑) 観る時は覚悟を決めて観ないといけません。でも大きなスクリーンで観れたのは、貴重な体験でした。これと「アラビアのロレンス」と「ライアンの娘」の3本を映画館で観れたのは幸せでした。またコロナが終息したら、映画祭を復活してほしいです。
私が好きな場面は、母が死んで、かたみのバラライカを眺めている真冬のシーンかな。この子供時代の主人公を演じたのは、オマー・シャリフの本当の息子だという話を聞いた覚えがあります。そこにモーリス・ジャールの素晴らしい音楽がかぶる....今観なおすと、このバラライカの装飾が凄い。螺鈿のようなはめ込みの細工がとてもきれいです。あと墓の中で眠る母の遺体が一瞬映ります。
やっぱり、ジュリー・クリスティの美しさは魅力的です。
トム・コートネイも印象的でした。ロシア革命をきっかけに、どんどんのし上がっていく男。
これはNHKでしょうか? 最近昔の定番作品をやってくれてますね。ヒッチコック特集は妻も観てました。今度はチャップリンですよ。