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2021-04

読書記録(2021年2月) - 2021.03.05 Fri

2月の読書記録。

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「葬儀を終えて」 アガサ・クリスティー
葬儀が終わり、末の妹が口に出した「殺されたんでしょ?」の言葉。そこから事件が始まる。ポアロもの。読後にテレビ版を見て、マイケル・ファスベンダーが大きな役で出ていて驚いた。映画で活躍する前。(2月5日読了)

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「ヰタ・セクスアリス」 森鴎外
著者のセクシュアリティを中心にした、海外に出るまでの自伝ですね。題名は、ラテン語で性欲的生活を意味。たいして面白くない。掲載雑誌は発禁になった。これが発禁なら、今の時代、発禁だらけ。(2月16日読了)

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「ABC殺人事件」 アガサ・クリスティー
ABCの順番に殺人が…。こいつ怪しいと思ったら、大当たりでした。読後、テレビ版も再見して、ああ、このストッキングのセールスマンの印象、強かったなーと思い出した。ポアロもの。(2月23日読了)


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アレキサンダー・ボナパルト・カスト

ここ開いてびっくりしました。
というのも、私も先月後半からずっと、クリスティ三昧の日々を送って来たからです。ただ私の場合は、ドラマと映画中心ですが。

 まず最初は[ABC」でした。BBC制作のドラマで、ポワロを演じるのはジョン・マルコビッチ。サラ・フェルプスという女性脚本家の作品で、ヘイスティングスは出てこないし、ジャップ警部は引退して、直後に急死。後任の刑事役は、あのハリポタの3人組のひとりがすっかり大人になった人。デビッド・スーシェ版と比較しながら視聴。

 次もBBCの「検察側の証人」でトビー・ジョーンズの主演。「オリエント急行」はケネス・ブラナー版。
次に「そして誰もいなくなった」は、同じくBBCでサラさん脚本。テレ朝制作の翻案版と比較しながら。刑事役に沢村一樹。渡瀬恒彦さんの遺作になりました。渡瀬さんの最後の告白のビデオが現実の闘病と重なって、痛々しい。
ピーター・ユスティノフがポワロを演じた「死海殺人事件」とスーシェ版の「死との約束」。原作では被害者は未亡人なんですが、スーシェ版では夫はまだ健在。三谷版では未亡人の設定ですね。スーシェ版のほうが闇が深いというか....
「予告殺人」もテレ朝版(沢村)とミス・マープル版を比較。翻案版になると、無理やり登場人物の役名が、不自然な日本語になるのがどうも気になる。鳩児(はとじ)とか雉香(きじか)とか何なの.....?(笑)

 図書館で原作を毎週借りましたが、さすがに「そして誰もいなくなった」は一番人気で貸し出し中が多い。「検察側の証人」には、小説版と戯曲版があって、クリスティ自ら書いた戯曲版も面白いです。舞台のレイアウトも指定してあって、興味津々。「オリエント急行」は持っています。

「そして誰もいなくなった」のあのマザーグースの詩ですが、原作ではインディアンになっている。ドラマでは兵隊に変更されているし、島の名前も兵隊島となっている。元々は黒人の子供じゃなかったかなぁ? いろいろ差し障りがあるので変えたんじゃないのかな。あの10体の人形も。

>又左衛門さん

洋物の本を選ぶときに、クリスティーは読みやすくて、図書館に新入荷本があったから、2冊続きました。なにせ、月に3冊だと、電車帰りだけの10日間で1冊読まないといけないわけで。
スーシェ以外にも、あるんですねえ。スーシェ版でも、原作との違いは、あ、ここ変えてるなと分かりますね、読後直後に見れば。

インディアンや黒人は、差別の忖度でしょうね。

永遠のベストセラー作家

>マイケル・ファスベンダーが大きな役
確かに出てますね。英国で火葬というのが、違和感がありますが。
 カンバーバッチも出てました(殺人は容易だ)

 ドラマや映画以外のビデオも観ました。いずれも2度目。
一つ目は、女優の寺島しのぶさんが、クリスティゆかりの地を訪ねたもの。
デボン州トーキーの、アガサが暮らした場所で研究家たちと対談。極めつけは、孫のマシュー・プリチャードさんと面会し、アガサの創作ノートを見せてもらいます。二つ目は、クリスティ愛好家の作家や有名人たちの座談会。綾辻行人氏やアンガールズの田中氏などが、主要作品について討論。「春にして君を離れ」が最後に取り上げられて、さすがだと感じました。

 さて、クリスティ関連書籍で、図書館から「アガサ・クリスティを訪ねる旅」を借りました。平井杏子さんという研究家が実際にイギリスを列車とバスを乗り継いで調べた、貴重な本です。まずパディントン駅からスタートします。この平井さんについて検索したら、なんと私の高校の先輩でした! 長崎市出身。

 アガサ・クリスティって、いまだに新しい読者を獲得している、凄い人ですよね。この人の影響を受けていないミステリー作家っていないんじゃないの?
逆に彼女がいなかったら、これほどTVでミステリーやサスペンスが盛んになっていたかどうか。
私が個人的に驚いた、彼女の作品は「スタイルズ荘の怪事件」です。これは人間心理の盲点をついてますよ。この作品の出版を拒否した出版社が多かったらしいですが、「見る目のない編集者」っているんですね。


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