「ガーンジー島の読書会の秘密」 - 2021.03.07 Sun
かなり泣いた。泣ければいいと言いたいわけじゃないが、感動するから涙が出るのであって、これは感動をもたらしてくれる映画なのだ。自分にとっては。
普通なら多分みなさん泣かない、なんでもないようなシーンでも、その、やさしさというのか、あたたかさ、思いやりを感じて、涙をたらたらさせたところが、いくつもある。
そして、やっぱり、リリー・ジェームズさんは、いい!
読書会、なんていう地味でつまらなそうなタイトルのおかげで、公開時からほとんど気にしておらず、お気に入りのリリーさんが出ていることさえ把握しておらなんだ。すまねえ。

おらおら、うちの「芋の皮のパイ」(原題の一部)が食えねえってえのかい
ガーンジー島というのは、何も知らないと、人物のガンジーを連想してしまうが、まったく関係ない(はず)。
英仏海峡のフランス寄りにあるチャンネル諸島のなかの島(シェルブールなんかが近い)で、しかし、英国領なのだ。
なんてことも、この映画を見なければ、調べずにいた知識である。
第2次大戦の終戦後に島にやってきた作家が、読書会のメンバーと関わるうちに、ドイツ占領時の出来事を知っていく。
いやー、上質な作品。おもしろくなさそうな映画は、つい無視してしまうが、見逃さなくてよかった。
そして、エリザベスの勇気に思いを馳せる。とても自分にはできないし、やらないのが利口なのはわかっているが、それは人間としてどうなんだ、という話だ。
(3月6日)
THE GUERNSEY LITERARY AND POTATO PEEL PIE SOCIETY
2018年 フランス・イギリス作品
監督 マイク・ニューウェル
出演 リリー・ジェームズ、ミキール・ハースマン、ペネロープ・ウィルトン、キャサリン・パーキンソン、トム・コートネイ
評価☆☆☆☆(4点。満点は5点)
(c) 2018 STUDIOCANAL SAS
● COMMENT ●
こんにちは
リリーちゃんを見逃すとこだったですね(笑)
良き話なんだけれども、あともう一歩、パンチが足りなかった…。
泣くほどにはなりませんでした;;
>fjk78deadさん
>makiさん
リリーちゃんを見逃すわけにはいかないなと、あらためて誓いますっ! 誓い…たい…。
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