「ブロードウェイ・メロディー」 - 2021.03.22 Mon
ミュージカル映画としては初の全編トーキーであるらしい。第2回アカデミー賞作品賞までとっている。画期的という部分の影響が大きかったのだと思うが。
ヴォードヴィル出身で舞台をめざす姉妹と、歌手の男の三角関係がメイン。姉と恋愛関係にあった男が、美しく成長した妹に会ったら、彼女のほうに惹かれてしまう。まー、ひどいものだが、ありえない話ではないなとも思った。人間だもの。

妹は姉を思って男を突き放したりするのだが、姉は妹と男のために恋をあきらめる。姉の決断場面は泣ける。で、その嘆きのシーンが珍しいほど長い(気がした)。
音楽は、表題曲の“Broadway Melody”に、のちのミュージカル映画でも時々使われた“You Were Meant for Me”などがあった。
作曲:ナシオ・ハーブ・ブラウン、作詞:アーサー・フリードですね、だいたい、この有名コンビ。
(3月21日)
THE BROADWAY MELODY
1929年 アメリカ作品
監督 ハリー・ボーモント
出演 ベッシー・ラヴ、アニタ・ペイジ、チャールズ・キング、ジェド・プラウティ、ケネス・トンプソン
評価☆☆☆(3点。満点は5点)
(c) Metro-Goldwyn-Mayer
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