fc2ブログ
topimage

2023-02

「ジュディ 虹の彼方に」 - 2021.05.04 Tue

ステージで歌をうたいはじめてから、ビビッときた。

そこまでは、ときどき若い頃のシーンが入るものの、くたびれちゃったジュディさんの話で、ふわふわだらり気味に見ていたのだが。
歌うエンターテイナーの本領発揮を、ジュディ・ガーランド本人では(もちろん)なく、演じるレネー・ゼルウィガーさんがスクリーンに再現してみせるのだから、これはもうスタンディング拍手脱帽お辞儀をするしかなかろう。

ジュデ

「若草の頃」で、はじめて認識した「トロリーソング」を歌ったのも、うれしいことだった。
いちばん最初に歌った曲(“By Myself”)も、ミュージカルの定番で、フレッド・アステアなどの歌唱でおなじみだけど、ずいぶんムードを変えて歌ったんだなあと。(探せばジュディ本人の歌ったものが YouTube にある。すごい歌唱力で、聴いているだけで泣けてくる。)

しかし、突出した才能を世間に認められた人は、そのぶん、自分のプライベートを犠牲にしがちだったり、そもそも私生活を上手くできなかったりして、幸せをつかめないことも多いような印象はある。(…マリリン・モンローさん、しかり。)
個人がもっているエネルギーみたいなものの総量が決まっていて、名声が大きくなったら、ほかの人生の面は小さくなったりするのだろうか。

(5月3日)

JUDY
2019年 イギリス・フランス・アメリカ作品
監督 ルパート・グールド
出演 レネー・ゼルウィガー、ダーシー・ショウ、ジェシー・バックリー、フィン・ウィットロック、ルーファス・シーウェル

評価☆☆☆☆(4点。満点は5点)


ブログパーツ

● COMMENT ●

>個人がもっているエネルギーみたいなものの総量が決まっていて、名声が大きくなったら、ほかの人生の面は小さくなったりするのだろうか

ボーさんの最後の一文にうんうんと頷いてしまった。
ほんとですね。
昔の日本のアイドルなんかでも、パッと花開いて自ら去っていった人たちが多いですが、壊れてしまう前にバランス調整する必要があったんだろうと思いますね。

>pu-koさん

そうそう、そういう意味では「引き際」などは大事のように思います。
前へ出たら、休むことも必要だ、とか、ありますよねえ。
私は、休みっぱなしがいいんですけども!

こんにちは。

こんにちは。
私は本作結構辛くて正視できない部分が多かったです…。
才能があるのも良し悪しかな。自身を犠牲にせざるを得ないので。

>ここなつさん

こんにちは。
自分が好きでやっているぶんには、いいのでしょうけれど、それ以上を求められてしまいがちなので、そこが問題ですね。

こんばんは~☆

>個人がもっているエネルギーみたいなものの総量が決まっていて、名声が大きくなったら、ほかの人生の面は小さくなったりするのだろうか。

この言葉にグッときました。

この映画、途中まで、本当につらかったです。でも
>ステージで歌をうたいはじめてから、ビビッときた。
同じです。

>kiriyさん

えっ、そんなにグッとこられるほどのものでは…照れて、パーを出しますよ?
(グーに対してパー、って説明しなくてもいいでしょうか?)
非常に、時には真面目なので。
スターの最晩年を描く映画は、それこそグッとくるものも多くなりがちです。記事にもしましたが、グロリア・グレアムさんの「リヴァプール、最後の恋」とか思いだします。

普通

確かに、レネー・ゼルウィガーさんは頑張ってはいます。それは認めます。一見、彼女が演じているとは見えない。
でも私の中では、ドラマ版(NHK 2001年)で観た、ジュディ・デイビス(インドへの道)が演じた「ジュディ・ガーランド物語」に遠く及ばない。
しかし、残念ながら、DVDが発売されているのか分からない。IMDbで予告編は観ることができます。

>又左衛門さん

ジュディ・ガーランドさんとは、まるで違うのですが、似ているかどうかは、そもそも気にはしていませんでした。
まあ、そのデイビスさん版は、見た方なら意見はあるでしょうけど、見る気はないので、なんとも。


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://bojingles.blog3.fc2.com/tb.php/3873-81211775
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

ジュディ 虹の彼方に

「オズの魔法使い」で知られているジュディ・ガーランドの伝記映画だ。主演は「ブリジッド・ジョーンズの日記」や「シカゴ」のレネー・ゼルウィガーだ。アカデミー賞など各国の主演女優賞を総なめにした。これは素晴らしい内容だった。子供の親権や家族関係、そして自分のパ

ジュディ 虹の彼方に

かつてはミュージカル映画の大スターとしてハリウッドに君臨していた女優ジュディ・ガーランド。 しかし年齢と共に映画出演のオファーも途絶え、今では巡業ショーで生計を立てている。 まだ幼い娘と息子をやむなく元夫に預けたジュディは、1968年、公演のためロンドンへ旅立つ…。 ヒューマンドラマ。 ≪スポットライトの中、愛を求めて―≫

映画『ジュディ 虹の彼方に』★彼女の人生の痛みとグッとくる歌声♪

作品について http://cinema.pia.co.jp/title/175785/ ↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。 ・ジュディ・ガーランド: レニー・ゼルウィガー☆ 映画『オズの魔法の使い』のドロシーことジュディ☆ ですが、私こと、大好きな曲 『Have Yourself A Merry Little Christmas』の 元歌?が、ジュディだったのを、知った...

「ジュディ 虹の彼方に」

「オズの魔法使い」で一斉を風靡したミュージカル女優ジュディ・ガーランドの伝記的作品。47歳の若さで亡くなる半年前にロンドン公演を行っていたジュディのその様を描いている。子役の頃からの体験が時々フラッシュバックで出てくる他は、ジュディを演じた主演のレニー・ゼルウィガーの独壇場である。本作でレニー・ゼルウィガーはアカデミー賞主演女優賞を受賞した。どんなお話であるかは、公開前から嫌でも耳に入ってき...

「ジュディ 虹の彼方に」

2020年3月公開作品。昨年の3月の私は、おうち映画生活。とにかく1月に「カイジ」を見た後、6月の「ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語」を見に行くまで、映画館には行っていなかったから、この頃公開された映画には、なんとなく会いたかった人に会えたような気持ちになるのでした。4月最後の日に鑑賞。「オズの魔法使い」が大好きで、だからジュディ・ガーランドも大好き。この人は、ライザ・ミネリの...

「モンスターハンター」 «  | BLOG TOP |  » 「少女」

おなじみの映画ブロガーさんの多いgooブログもTBを廃止。多くのブログがTB廃止の事態になってきた。こうなると、TBから記事をたどることができないブログが多くなる。ブログのURLをお気に入りなどに登録して、何を書いているのかなと、いつも見回りに行くしかない。

マリリン応援+映画雑文などのブログ。
下のほうにアクセスランキング、ツイッターがあります。



このブログのトラックバック・ポリシー (2009年1月10日、修正)

過去の記事の一部には「ブログランキング参加中~」という文面がありますが、現在はブログランキングから離脱しています。該当するすべての文章を削除することは大変なので、そのままにしてあります。

映画感想の「好き度」について。
☆☆☆☆☆(5)…GREAT!文句なし!
☆☆☆☆(4)…FINE!かなり、いいぞ!
☆☆☆(3)…GOOD.観て損はないかな。
☆☆(2)…NOT SO GOOD.ちょっとなあ…。
☆(1)…BAD!いいかげんにせい!
という感じ。★を0.5点とします。星5つは、ほとんどつけませんから、4.5点なら最高と言えます。 自分にとって面白いかどうかが重要で、世間の評判や、意義がある映画である等々は重要視しません。
好きだなあと思ったら3.5点に星が到達。


クリックで救える命がある。

小鳥頭
忘れっぽい人の同盟。
クリックしたら説明があるかもしれない
(忘れた)。


プロフィール

ボー・BJ・ジングルズ

  • Author:ボー・BJ・ジングルズ
  • HP「シネマ停留所」の管理人でもある。♂。単純に映画が好き。綺麗な女優が好き。マリリン・モンローさんは、わが永遠のミューズ。

ブログ内検索

最近の記事

最近のコメント

最新トラックバック

カテゴリー

リンク

このブログをリンクに追加する

アクセスランキング(30日分累計)

Twitter

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

RSSフィード