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2023-05

読書記録(2021年5月) - 2021.05.30 Sun

5月の読書記録。

まるほ
「『マルホランド・ドライブ』劇場用パンフレット」 編集:川勝正幸、辛島いづみ
劇場公開時に買ったのだから、2001年かな。こうやって、本もグッズも、買っても放っておくことがよくある自分。図書館閉鎖時期ゆえ、いい機会なので読むか!と。たぶん、ぜんぶ日本人の文章だったし、和物と考えていいんじゃないか。和物、洋物と順に読んでいるので、今回は和物の順番だったのだ。ヌード場面の写真が載っているのを、はじめて知った! 捨てられないじゃないか(笑)。(5月10日読了)

はくち
「白昼の悪魔」 アガサ・クリスティー
テレビドラマのほうで見たときは、リゾートっぽい海岸のホテルが舞台の事件という目新しさのせいか、印象に残った作品だった。あらためてテレビのデヴィッド・スーシェ版を見てみると、ポワロは肥満対策療法のために島のホテルに来るが、原作では理由は書かれていなかった(はず)。原作には出ないミス・レモンが、テレビ版では大活躍。脚本がいまどき多分有名なアンソニー・ホロヴィッツなのに驚いた(ホロヴィッツの著書はいくつか読んでいる)。ポワロシリーズを結構手掛けていたらしい。映画版「地中海殺人事件」は見ていない。原作の日本語訳がテレビのポワロとまったく違って普通の人っぽくて、他の訳書とも違う雰囲気はあった。悪いとは言わない。(5月18日読了)

なんて
「Kyon30 なんてったって30年!」
これはCDについているブックレットです。Kyon30の30の表記は正しくは、小さい30、Kyonの30乗です。2012年発売ゆえ、20年たってから読んだ上記『マルホ』よりは新しい(自慢することか)。ファンの風上にも置けないので、風下にお願いします。いやー、Mさんのコメントのってますね! 私は90年代からはLINDBERGに寄ったりしてキョンちゃんから距離ができたので、コメント募集さえ知らなかった。(5月24日読了)


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● COMMENT ●

パンフレットにブックレットとわ! 読書かよ!

こらこら、暴言を吐くとボーさんに出入り禁止を食らうぞ。

バカンス気分

>「白昼の悪魔」
この作品のユニークなところは、ふたつの、遠く離れた殺人事件が繋がるという点。ただし、私は個人的に、冒頭の事件のトリックが納得できない。
犯人側からすると、このトリックは「リスキー」過ぎる。
クリスティ自身は、このトリックを思いついたとき、「しめた!」と思ったに違いない。

 映画版「地中海殺人事件」は、夏に観るのが最高ですね。特にこういうコロナ禍のとき、海外旅行の気分が味わえます。脚本、アンソニー・シェーファー(「探偵スルース」「ナイル殺人事件」)で、ピーター・ユスチノフの肥満体のポワロが、ワンピースの水着を着てるのが可愛い。ジェーン・バーキン、マギー・スミス、ロディ・マクドウォール他豪華キャスト。タイトルバックの水彩画もおしゃれ。

>マルホランド・ドライブ
2年前に4Kブルーレイ買いました。と言っても、TVもPCも未対応ですが(笑)
まだ1回しか観てません。ワイルダーの「サンセット大通り」へのオマージュも感じます。地図で調べると、どちらの通りも比較的近い。ハリウッド映画界の裏話みたいなものも共通してるし...

ところでリンチの「ロスト・ハイウェイ」。これユーミンが好きだと、自分の番組で喋ってました。同名の楽曲も作っています。多分「マルホ」も観ていると思う。

>又左衛門さん

「白昼の悪魔」は、砂浜での殺人も、かなりリスキーでしたね。あそこで、ばれる可能性もありました。
映画ではポワロも水着ですか。スーシェ版と、たぶん原作も水着は着ていなかったですね。スーシェはそもそも減量のために来てましたし。

「マルホ」は大好きですねえ。映画館に何回観に行っても飽きなかった。上映している限り、通っていたかもしれません。
あの頃は「ムーラン・ルージュ」も同様に、はまりました。

 ♪ 死んだ男の残したものは....

>図書館閉鎖時期ゆえ
調べたら、当地でもそうでした。ただし、最近は「電子図書館」なるものは利用できるみたいですが... 6/20までの辛抱か...しかし、図書館で飲食するわけでなし、おしゃべりもしないのに、何故閉鎖する必要があるのか。
東京ドームにしろ、甲子園球場にしろ、「すごく密状態」で観戦しているというのに....理不尽ですよ。

朝日新聞の書評欄に、スティーヴン・キングの新作「アウトサイダー」の記事が載ってました。べた褒めです。ミステリーじゃなくて、やっぱりエスパーものみたい。買うかどうかは未定です。

 「サンセット大通り」を14年ぶりに再見。リンチ監督自身が、「マルホ」は「サンセット」のオマージュだって発言してるみたいですね。

 ヤバい人たちから逃れて、ある豪邸に迷い込む導入部は、たしかによく似ている。どちらも、ベティという名前の女性が重要な役で登場するのは共通している。ハリウッドの夢破れて死んだ男の回想。死体が語る物語。これの女性版という理解でよろしいでしょうか?

>ヌード場面の写真
たわわですねぇ(笑)
私が苦手なのは、ダイナーの裏手に何故かいる、顔を黒く塗った、不気味な男の場面。これは何なの?(笑) 悪夢? 気持ち悪いよぉ。

>又左衛門さん

都内の図書館、再開してます。
映画館でも換気がしっかりできているから大丈夫とか、何が危険で何が安全か、実際には、よくわからないこともありますね。

リタが入り込んだ家は、サンセット大通りのそば。
「ハリウッドの夢破れて死んだ男の回想。死体が語る物語」と言われると、まさに、それで合っているような気がしますね。
ダイナーでの一連の話は、なんなんでしょうね。メインストーリーと関係あったっけ…いま、あんまり記憶をたどれないです。

いつもありがとうございます。

あれから、もうすぐ10年ですか。早いですよね。
40周年は、皆で集まってお祝いしたいですよね。
私は応募したので、コメント載せていただきました。

>moonstarさん

読書感想で、ブックレットなどを書いてしまいました。
私も載りたかったなー。
40年って、ら、ら、来年じゃないですか! よく考えたら(よく考えなくても)。
彼女のほうも、また何かやってくれたらいいですね。


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  • Author:ボー・BJ・ジングルズ
  • HP「シネマ停留所」の管理人でもある。♂。単純に映画が好き。綺麗な女優が好き。マリリン・モンローさんは、わが永遠のミューズ。

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