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2022-10

読書記録(2022年1月) - 2022.02.11 Fri

1月の読書記録。

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「点と線」 松本清張
図書館で選ぶときに、なかなか薄い本だからチョイスしたという、不純な犯行動機。厚い(長い)小説は通勤帰りの車内の10日間で読めないと敬遠する。有名な作品、こういうお話かーと、知って満足。列車じゃ無理なら、あれじゃん?とすぐ気づかないのは時代のせいか、刑事が鈍いのか。向こうのホームが見通せるわずかな時間、という着目点がニクイ線。(1月10日読了)

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「若草物語」 ルイザ・メイ・オルコット
図書館にあった、子ども向け編集のものを。映画で知ったストーリーをなぞっていった感。本作はお父さんが家に帰ってきたあたりで終わっていて、映画は原作の続編も含んでいるんだなとわかった。(1月19日読了)

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「硝子戸の中」 夏目漱石
これも薄い本。たまには、すっげー文学的なのを、と多少思い。晩年の身の回りに起きたことを新聞連載随筆に。人の訪問のことが多かったような。あの人、この人、亡くなったという話がよく出てきて、人生の終盤って、そういうもんだよなあ、なんてことも、つらつら。(1月26日読了)


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芥川賞

このコーナーで清張さんの作品を取り上げていただき、感謝します。
「点と線」。なんとも斬新なタイトルです。地図上の線路と駅の意味ですが、元デザイナー出身の清張さんらしい、ユニークな題名。父がこの初版本を昔所有していました。これ、映画化もされ、テレ朝でドラマ化もされました。長らくドラマ化されなかったのは、東京駅の15番線ホームの再現が難しかったせいでしょう。でも、テレ朝がとうとうやってくれました。石坂浩二のナレーションもぴったりです。
世の中には、マニアと呼ばれる人たちがいて、本作に登場する「レバンテ」「コックドール」等の写真および、当時の東京駅の見取り図を掲載したHPもありました。これらを観れば、作品の理解が進むはずです。

 この前も芥川賞の発表がありましたが、もうどうでもいいですね。以前は書店で当該の文藝春秋の掲載ページを立ち読みしましたが、今ではそういう気持ちさえ起きません。試しに受賞作家を調べてみました。たしかに1935年の石川達三「蒼氓」以来、火野葦平、井上靖、安倍公房等々、錚々たる有名作家たちが華々しく文壇デビューを飾っています。松本清張さんも1952年の第28回「或る『小倉日記』伝」で受賞しています。これは凄く面白い。お勧めです。ドラマ化もされました。選考委員のひとり、坂口安吾氏が「殺人犯人をも追及できる」文章と評しているのは、けだし「慧眼」と呼ぶべきか。

 1976年の村上龍以降、受賞後活躍している作家はわずかしかいない。「鳴かず飛ばず」の人ばかり。純文学では飯が食えない。ドラマも漫画原作ばかり。

 清張さんの作品は、初期の短編がお勧め。長編よりも面白い。
評価の高い「砂の器」は映画の出来が良かったからで、脚本の橋本忍氏のおかげです。作品としては「致命的な瑕疵」があり、破綻しています。

>又左衛門さん

短めで有名作でもあるので読んでみただけでして。
また何か別のものを読むかどうかは、気分次第ですね…。
読んだことのない作家に手を出したい思いがありますし、おすすめされても、自分の興味がわかないと、言うこときかないですよ、わたし…。


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  • HP「シネマ停留所」の管理人でもある。♂。単純に映画が好き。綺麗な女優が好き。マリリン・モンローさんは、わが永遠のミューズ。

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