「ブルースの誕生」 - 2022.02.26 Sat
ビング・クロスビー中心のバンドが、コルネット奏者を得て、店で演奏できるようになり、ついにはシカゴをめざせ! と。

ギャングものなどの男くさい話でおなじみの印象が強い、ブライアン・ドンレヴィが楽器奏者なのが珍しい。
ヒロインのメアリー・マーティンさんは、のちに舞台に重心を移して、ロジャース=ハマースタインの「南太平洋」や「サウンド・オブ・ミュージック」にも出演したそう。ビングとの歌の共演は楽しかった。
(2月12日)
BIRTH OF THE BLUES
1941年 アメリカ作品
監督 ヴィクター・シャーツィンガー
出演 ビング・クロスビー、ブライアン・ドンレヴィ、メアリー・マーティン、キャロリン・リー、エディ・“ロチェスター”・アンダーソン
好き度☆☆☆(3点。満点は5点)
(c) Paramount Pictures
● COMMENT ●
弊記事へのコメント有難うございました。
一曲だけブルースがありましたが、ジャズでしたね。
映画のタイトルはオープニング・タイトルでビング・クロスビーが歌う歌のタイトルで、それを採っただけみたいです。
>ビング・クロスビー、メアリー・マーティン
当時の白人の歌唱は実に端正ですが、ブルースから最終的に辿り着いたロックなどの熱い歌唱を知っている僕らには、エネルギーという部分において物足りないデスね。実際劇中ヒロインが“こういう(ジャズィな或いは破調の)歌い方は難しい”と言う台詞がありました。
何でも聴く派の僕でも、嫌いとは言わないものの、クロスビーもフランク・シナトラも余り聴かないですなあ。二十歳くらいのクロスビーの歌をカセット片面いっぱいに録ったことがありますが、結局余り聴かなかった。
>オカピーさん
そうですね、おもしろみの感じられない歌唱というか、声とか歌手そのものが好きならいいのでしょうけれど。
まっとうすぎて物足りないというのも、ぜいたくなのかもしれませんが。
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