読書記録(2022年2月) - 2022.03.02 Wed

「正直な泥棒」 フョードル・ドストエフスキー
たまには文学的な作家をシリーズ。1冊の中の一部の短編だけど。社会の下層の貧困を思う。泥棒をしてしまう心の貧しさを、社会が生み出したのか。(2月2日読了)

「魔眼の匣の殺人」 今村昌弘
「屍人荘の殺人」の探偵コンビ、つづき来ましたね。クローズドサークル仕様。2日間で男女2人ずつ死ぬという予告。1作目のあっと驚く変化球的仕掛けは望むべくもなく、正統派に近づいたともいえる難しい続編だっただろうけれど、なかなかよくできたと思う。(2月15日読了)

「パーカー・パインの事件簿」 アガサ・クリスティー
幸福でない人の相談に乗るパイン氏、短編集。自分は動かず頭を使って人を手配して計画を実行する。後半は旅の途中で遭遇してしまう事件を解いちゃう。(2月26日読了)
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