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2022-10

「ウエスト・サイド・ストーリー」 - 2022.03.03 Thu

歌そのものは前作と同じだが、アレンジは変わり、歌われる場(シチュエーション)が違うものも。「クール」なんて、まるで新しくて、こっちもいい。リタ・モレノさんの存在は、オマージュ的にもメッセージとしても効いているよね。

…とツイッたものだった。
名作ミュージカルをリメイクする意味ってなんだろう。
昔の映画を見ない人のために、ほら、こんなにすごい映画があるんですよ、と知ってもらうためか。(若い人たちに、観て知ってもらえるのは、いいこと。それは確かだ。)
監督が好きで、勝手に作りたかったのか。
これ、スピルバーグがリメイクしたら話題性あるぞ!と、周囲から勧めたのか。

22-3-3.jpg

オリジナルを知っている当方としては、ここはこうするのね、こう変えたんだ! などと、くらべながら観てしまうのは仕方がないこと。
であっても、楽しめて観られるのは、素材がいいからでしょう。曲、ダンス、ストーリー…。
観たときのインパクトは、もちろんオリジナルのときに浴びたせいで、今回は、ない。

今回は吹き替えがなさそうで本人がちゃんと歌っているらしいことは素晴らしいけれど、吹き替えが悪いとは思わない私には、重要な問題ではない。
オリジナルができた1961年当時、ハリウッドには、まだスター・システムが残り、主演はナタリー・ウッド、リチャード・ベイマーとなって、本人が歌えなくても、スターで観客を呼ぶほうを優先する。スターが見たい観客には、うれしいはず。

音響は当然のこと、スケール感、物語の内容の充実は、リメイクのほうが良いかもしれない。
スピルバーグが監督した意味…これだけの大物映画をもう一度つくること、その任に耐え得る人材、そういうことだろうか。
たとえば、バズ・ラーマンがつくったら、すごくユニークなものになっちゃう気はするし、スピで妥当なのかな。

(2月23日)

関連記事:「ウエスト・サイド物語」

WEST SIDE STORY
2021年 アメリカ作品
監督 スティーヴン・スピルバーグ
出演 アンセル・エルゴート、レイチェル・ゼグラー、アリアナ・デボーズ、デヴィッド・アルヴァレス、マイク・フェイスト

好き度☆☆☆★(3.5点。満点は5点)


(c) 2021 20th Century Studios. All Rights Reserved.

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● COMMENT ●

観比べてみて

後で見たオリジナル版は、映画版というよりブロードウェイの映像化という感覚でした。

<音響は当然のこと、スケール感、物語の内容の充実

そう感じたのもうなづけます!

>onscreenさん

ストーリー面の充実、たとえば、マリア、ベルナルド、アニタの朝食時の会話などは、オリジナルでは多分なかったよなーと思って、より映画になったな、みたいな気はします。オリジナルが、まずは舞台を映画に、との段階だった、と解釈することはできるかもしれませんね。

ミュージカルだから、一度インド映画でやってほしいですね。

>fjk78deadさん

群舞が10倍規模になりそうな。

自然な流れ

ボーさん☆
楽曲も内容もほぼ一緒でしたが、スピ版のほうがミュージカル的には歌と踊りが自然に入っていく感じがとても良かったです。
この楽曲をオリジナルままというところが逆に嬉しかったですne。

>ノルウェーまだ~むさん

自然に入っていったかどうか…は、まったく比較していませんでした。
そもそも、私がミュージカル好きで、それは気にならないからかも。
いまリメイクするなら、いまできるブラッシュアップを、ってところなのでしょうか。バーンスタイン作曲の歌曲そのものは、大きくいじったらヒンシュクものですよねえ。

こんにちは

こんにちは。
もしかしたら色彩の鮮やかさはこちらの方が優れているのかもしれませんね…って、元祖を観ていないのですが。
画の美しさは凄かったと思います。

>ここなつさん

こんにちは!
なっ、なんと元祖を! 元祖を!
そうなると、見たとしても、たぶん元祖のインパクトのほうが弱くなるのでは?
私には「いま、できるだけのことをして作り直してみた」と思うのが9割ですからねえ。


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☆☆☆☆(4)…FINE!かなり、いいぞ!
☆☆☆(3)…GOOD.観て損はないかな。
☆☆(2)…NOT SO GOOD.ちょっとなあ…。
☆(1)…BAD!いいかげんにせい!
という感じ。★を0.5点とします。星5つは、ほとんどつけませんから、4.5点なら最高と言えます。 自分にとって面白いかどうかが重要で、世間の評判や、意義がある映画である等々は重要視しません。
好きだなあと思ったら3.5点に星が到達。


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