「禁断の木の実」 - 2022.03.06 Sun
彼女が出るというので見たのですが、なんと、おっぱいポロリまでありました! 1秒くらいですが!

ごほん、そういう下世話なことではなく、妻子持ちの男の浮気から別れまで、いやはや、もう切なくなってしまいました。

だから、おっぱいがどうのではなくて! 男が、ハナ肇に似ているフェルナンデルなこともあって、少し滑稽(こっけい)な味も出しながら、女も単なるファムファタールではなく、「男が勝手にふぁむふぁたる」というべき存在に、うまく持っていってる感じがしますね。

いや、後ろ姿ヌードがどうではなくて! だれですか、画像を載せるの! え、私?
…コホン、後年、「ヘッドライト」(1955年、この作品でも、フランソワーズ・アルヌールさんを起用している)、「地下室のメロディー」(1963年)などをつくった、アンリ・ヴェルヌイユ監督、長編をつくりだしてからは初期にあたるころの作品。
原作が、メグレ警部もので有名なジョルジュ・シムノンの短編らしいが、だいぶ変えられているようだ。

でも、私のイメージに残っていたほどの清楚さではなかった。役柄のせいなのだろうな。
(3月6日)
LE FRUIT DEFENDU
1952年 フランス作品
監督 アンリ・ヴェルヌイユ
出演 フェルナンデル、フランソワーズ・アルヌール、クロード・ノリエ、シルヴィー、レイモン・ぺルグラン
好き度☆☆☆☆(4点。満点は5点)
(c) Gray-Films
● COMMENT ●
弊記事へのコメント有難うございました。
さすがフランス映画。
映画倫理規定(ヘイズ・コード)の厳しいアメリカでは、当時は有り得ない映像ですね。
キス・シーンすら長いものは自粛するようにと言われたくらいで、それに敢えて逆らったのがヒッチコックの「汚名」。あの程度の違反であればそのまま見られたらしい。
さっきNHKの「映像の世紀」で、フランスに渡ったジョゼフィン・ベイカーのヌード動画がかなり長く出ていました。昨年フランスで表彰された故人。
>俺B
>フランス映画って、情感がフィットする作品もあるんだよな、ウェットに。
フランス映画とボーさんとの組合せは、余り考えられない(笑)。
しかし、確かに、欧州映画は、合う時は非常に合いますね。
>オカピーさん
画像にも永遠に残ります!
情感のある映画には、かんたんに泣きますよ。そういうフランス映画を見る頻度が少ないだけなんです。
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