「映画大好きポンポさん」 - 2022.05.21 Sat
ポンポさんっていうネーミングが、どうも気に入らなくて、公開時は見過ごした。
ポンポさんは子どもみたいにも見えて、「ポンポさんが来ったぞー」なんて言うし、でもプロデューサーだから大人なんだよねえ。
アシスタントの子も、いつも目にクマでゾンビに近よってるんじゃね?とか思ったりもするが。
しかし、映画づくりストーリーで、個人的には、とてもよかったのだ。

踊ってはいません。夜中なのにゾンビみたいに起きている男に驚いただけです。
ツイッターでは、ポンポさんが長い映画は嫌い、と言うのに大いに同意したが、もちろん、長いのがダメとは一概には思わない。長くて面白い映画はある。たぶん、ポンポさんも、シャキッと短くて観客を楽しませる娯楽作のほうが好きで、自分でもそういうのをつくりたいだけ。長い映画よりも。
編集で、いかに切って短くするかの苦悩を、やけに描いていた気がするが、この作者は何か編集作業に思い入れがあったりするのだろうか。あらためて、映画は編集によって、ずいぶん印象が変わる仕上がりになるのだろうと考えさせられたものである。ちなみに昔の編集はフィルムを切ったり貼ったりしたらしいが、今はパソコンで切ったりつなげたりできるのね。
(5月21日)
2020年作品
監督 平尾隆之
声の出演 清水尋也、小原好美、大谷凜香、加隈亜衣、大塚明夫
好き度☆☆☆☆(4点。満点は5点)
(c) 2020 杉谷庄吾【人間プラモ】/KADOKAWA/映画大好きポンポさん製作委員会
● COMMENT ●
トラックバック
http://bojingles.blog3.fc2.com/tb.php/4026-db368287
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)