「ドライブ・マイ・カー」 - 2022.08.20 Sat
…とツイっていた観賞後。
ワーニャおじさんだったのか、この劇中劇。と、「おじさん」と誰かが発言したときに気がついた私。
とにかく、その劇のラストは、しめくくりとしても感動的だった。つらくても、とにかく生きるんだよと。西島氏演じる家福悠介の人生にも通じている。
泣くよね(私はね)。私自身のことは、それほどつらいなんて言ったら、おこがましいのだけれど。

広島から北海道へ車で行くのは何時間かかるのかと検索してみたら、仮に千歳までだと25時間だった。
答えを出すのに2日間の猶予だったと思うので、返答は帰ってからでは間に合わず、電話をしたに違いないな?(なんのことやら?というのは映画を見ればわかりますが)
ドライバーの渡利みさき(三浦透子)、若手俳優の高槻耕史(岡田将生)にしても、苦しさを奥に抱えながら生きていて、プロデューサー(?)の韓国人男性の生き方は素晴らしいし、人生をさまざまに見せてくれる。
ラスト、みさきの選択した暮らしぶりの一端も、そうかそういうことね、と。人生の先には希望も含んでいるのだろうと思わせる。
(8月20日)
2021年作品
監督 濱口竜介
出演 西島秀俊、三浦透子、岡田将生、パク・ユリム、霧島れいか
好き度☆☆☆☆(4点。満点は5点)
(c) 2021「ドライブ・マイ・カー」製作委員会
● COMMENT ●
こんにちは
>ここなつさん
いやー、落涙なんて言われると、そんな高級なものじゃないと照れます。てへへ。
…落雷かも?
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そうでしたか、落涙されたのですね。
しみじみときますよねぇ…。