読書記録(2022年9月) - 2022.10.01 Sat

「密室は御手の中」 犬飼ねこそぎ
ねこそぎって、なんだよ! 実は、図書館で本の背表紙を見たとき、作家名が「犬飼ねこ」だったのです。それで興味をもって手に取った。図書館って、本の分類のためにシールが貼ってあるから、名前の「そぎ」がシールで隠れていたんですねえ。読んでみたら、わりと面白かった。新人のようだが、今後どうなるでしょうか。(9月8日読了)

「カササギ殺人事件」 アンソニー・ホロヴィッツ
いろんな第1位をとっていて、注目はしていた作品。やっと読んだ。上下2巻だから長いなーと思っていたんです。しかし、それには意味があった! それは読んでみればわかる。構成はおもしろい。以下、ツイートしたもの。(7冠とはいえ)個人的には最近読んだうちではカーの「皇帝のかぎ煙草入れ」のほうが好きだったり。書かれた時代(ムード)も違うし、比べるものではないけれど。(9月20日読了)

「ターン」 北村薫
ホームページの「ダイヤルBJを廻せ!」のページで、心に抱いている本の一冊として2001年に挙げていた作品。はじめて読み直した。その当時よりもピンと響いてこなかったのは、ピュアさが後退したのだろうか、経験豊富になったせいだろうか。ただ、清廉さというのか、真っ直ぐな、すがすがしさというのか、それはすごくいい。(9月30日読了)
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