読書記録(2022年10月) - 2022.11.01 Tue

「動物農場」 ジョージ・オーウェル
農場の動物たちが、飼い主に対して反乱を起こし、自分たちで暮らしを立てていくようになったら、どうなるか。やはり、上に立つと、権利を独占して偉そうにしちゃいがちなのだなあ。風刺、皮肉、反面教師。(10月13日読了)

「微笑物語」 小泉今日子
1982年発売で、少し後に一度読んだくらいだから、40年近くたっての再読。デビュー5か月のアイドルだったので、その路線で売り出そうという意欲が前面に。水着写真はお宝じゃー!(10月18日読了)

「オズの魔法使い」 ライマン・フランク・ボーム
もはや古典、と思うのも、映画でおなじみになっているからではあろう。かかし、ブリキのきこり、ライオンともに、欲しがっているものを、じつは最初から持っている、というのは奥深い。(10月30日読了)
記事4000個目。

● COMMENT ●
ディストピア
>又左衛門さん
全体主義もそうですが、好き勝手なことができるようになっても、善政をおこなえる者ばかりではない。国のトップに限らず、多少の権力を得たら悪用するヤツがホイホイ出てくるのが困ります。
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たしか、中学のころ、図書館でオーウェルの「1984」を借りて読んで衝撃を受けた。
今年、映画版を観た。主演は「エイリアン」のジョン・ハート。拷問場面が凄まじい。全体主義社会の恐怖を描いたもの。常に監視されている社会。まさに現代の中国やロシア。
「動物農場」は大人になってから。再度読み直す価値はありそう。
現在、一握りの独裁者たちが、好き勝手な横暴で世界を混乱と恐怖に巻き込んでいる。民主主義は、結論が出るまでに時間がかかるけど、少なくとも全体主義よりははるかにましだ。