「罠」 - 2023.03.07 Tue
負け続けの中年ボクサーが、八百長のかかった試合である事実を知らずに奮闘し…。
試合の迫力もあって(ライアンは学生時のボクシングのチャンピオンだったらしい!)、締まった一品になった。

ボクシングは好きじゃないんだけど、もう、関係ないね。映画として良いよ!
あとで知ったけど、72分の上映時間が、物語時間と一致していたらしい(「真昼の決闘」などもそうだが、あんまり意識して見ないよねえ)。とすると、なおさらリアル。
やっぱり、ロバート・ワイズ、すごいわ。
(3月5日)
THE SET-UP
1949年 アメリカ作品
監督 ロバート・ワイズ
出演 ロバート・ライアン、オードリー・トッター、ジョージ・トビアス、アラン・バクスター、ハル・ベイラー
好き度☆☆☆☆(4点。満点は5点)
(c) RKO Radio Pictures.
● COMMENT ●
弊記事へのコメント有難うございました。
>オカピーさん
「ロッキー」系統も、1作目しか見ていません。
ロバート・ライアンも、年配時の作品から先に見始めているので、あー、こんなに若かったんだ的に、さかのぼっている俳優のひとりです。
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高校時代くらいまではTVで結構観ましたが、それ以降まるで興味を失いました。
それはともかく、ボクシング絡みには良い映画が多いですね。
これはボクシング映画の中でも、リアルでタイトで素晴らしい映画でした。
晩年の渋い老人というイメージが強いロバート・ライアンが、ボクサー役をやっていたというのは意外な感じもします(僕は45年前に一度観ていますが)。
若い(と言っても中年ですが)時も渋いことに余り変わりはありませんが。