fc2ブログ
topimage

2023-12

シングル「なんてったってアイドル」 キョン2ディスコグラフィ(35) - 2023.08.25 Fri

2021年2月14日以来の、キョン2ディスコグラフィ。

とにかく、余裕があれば、まずは映画記事、そしてアニメに時間を割き、音楽となればアニメ・ゲーム派生の「IDOLY PRIDE」と来るから、キョンキョンまでたどりつかない。
たまには書かないと終わらないぞ!と一念発起(ぎょうぎょうしい)。

1985年11月あたりからの再開となるが、さて、この頃、“少女に何が起ったか”。

11月21日、17枚目のシングル「なんてったってアイドル」発売。

「なんてったってアイドル」
作詞:秋元 康/作曲:筒美京平/編曲:鷹巣詩郎

23-8-25.jpg

キョンキョンをアイドルとして語るとき、必ずといっていいほど紹介される曲となるほどのインパクトをもって登場した。
インパクトを高めるのに効果的だったのは、“なんてったってアイドル、なんてったってアイドル”のサビから曲に入ったことだろう。それを聴かせて、えっ!?と耳をそばだてさせ、あとの部分も集中して聴かせ、見せるわけだ。

タイトルからして言い切ってる。「なんてったって」だよ! 「アイドル」だよ!(この曲名は、秋の新曲のタイトルを公募し、17万通を超えるなかから「なんてったって」と「アイドル」の部分を選んでつなげたもの。)
歌詞を聴けば、どうよ、わたしはアイドルよ! アイドルはやめられないわ! 開き直りとはいわないが、アイドルで悪い? アイドルはすばらしいのよ! と自己顕示、はじけっぷりを見せつけるのである。
本人を含めて皆が言うし、皆が認めるところだが、キョンキョンにしか歌えない(似合わない)究極の曲の爆誕だった。

この曲を歌いつつ、なだれ込んでいく1986年を振り返って、のちに小泉さんは「ふざけてました。(中略)テレビとか、自分の思い通りにいかないじゃないですか。だから、すごい反抗して過剰なパフォーマンスをしてたような気がします」と言っているが、この曲のノリも、それを助長したことは間違いない。

とはいえ、個人的には、これが大好き!という感情には、当時から、なっていなかった。
インパクトがあっても、いわば、このくらいやっても当たり前の器である、と評価していたのだ、キョンキョンを。だから、普通の新曲のような思いで受け取っていた。

オリコン初登場1位、歌番組の「ザ・ベストテン」「ザ・トップテン」最高位1位は、話題性からしても当然といえた。

カップリング曲は、
「背徳の令嬢」
作詞:森雪之丞/作曲:中崎英也/編曲:船山基紀


1985年12月25日には、VHSの「ドキュメント~走り続けるミス・ヒーロー今日子~」が発売。

「ドキュメント~走り続けるミス・ヒーロー今日子~」

23-8-25-1.jpg

1.The Stardust Memory (インストルメンタル)
2.なんてったってアイドル
3.純わる過激ハ粋ッ美人 (未発表曲)
4.素敵にNight Clubbing (インストルメンタル)
5.ウインク・キラー (ライヴ)
6.Flapper (ライヴ)
7.Rock me ~騒ぎたりない夜の為に (ライヴ)
8.ハートブレイカー (ライヴ)
9.迷宮のアンドローラー (ライヴ)
10.派手メに真面目 (未発表曲)
11.U・BU (未発表曲)
12.ラブコールをアンコール (ライヴ)
13.The Stardust Memory (ライヴ)
14.二人 (ライヴ)
15.常夏娘 (インストルメンタル)

これは観たと思うが、現在、手元には見当たらないので、コメントのしようがない。ライヴでは体操着姿がある。


1985年12月31日には、「第36回NHK紅白歌合戦」に出場。
前年につづき、2回目。曲目は「なんてったってアイドル」。

23-8-25-2.jpg

これは、なに? の奇抜な衣装。当人じゃないのに、なんとなく恥ずかしい。いや、当人はノリノリだったんだろうな。

このころのラジオ番組をまとめておくと、

「所ジョージと小泉今日子の おしゃれのれ!」(1984年~86年、TBSラジオ)
「小泉今日子 おきょんな夜だから」(1985年~86年、ニッポン放送)
「キョンキョン話がE」(1985年~86年、文化放送)

このあたりは、まったく聴いていなかった。ラジオは、もともと聴く習慣がなく、キョンキョン・ファンなのに、ラジオトークは聴かなくてもいいや、と思っていたのか。

CMでは、

「MSXパソコン・io(イオ)」(1985年、ビクター)
「ベンザエース」(1985年~90年、武田薬品工業 )
「コアラのマーチ」(1985年、ロッテ)
「ガーナミルクチョコレート」(1985年、ロッテ)
「カルディア」(1984年~85年、富士フイルム)
「タンデム」(1985年、富士フイルム)

などがあった。ほかにもあるかもしれない。CMは録画や紙媒体などで収集しようとしたら、常にアンテナを張っていなければならないし、すごく手数がかかったと思う。

参考:
月刊カドカワ 1990年10月号

(c) Victor Entertainment Corp. (c) NHK

関連記事:
シングル「私の16才」 キョン2ディスコグラフィ(1)
シングル「素敵なラブリーボーイ」 キョン2ディスコグラフィ(2)
アルバム「マイ・ファンタジー」 キョン2ディスコグラフィ(3)
シングル「ひとり街角」 キョン2ディスコグラフィ(4)
アルバム「詩色の季節」 キョン2ディスコグラフィ(5)
シングル「春風の誘惑」 キョン2ディスコグラフィ(6)
ファースト・コンサート「消しゴムのない手紙」 キョン2ディスコグラフィ(7〔番外編〕)
シングル「まっ赤な女の子」 キョン2ディスコグラフィ(8)
アルバム「Breezing」 キョン2ディスコグラフィ(9)
シングル「半分少女」 キョン2ディスコグラフィ(10)
カセット「SEPARATION KYOKO」 キョン2ディスコグラフィ(11)
セカンド・コンサート「出逢いの瞬間(モーメント)」 キョン2ディスコグラフィ(12〔番外編〕)
シングル「艶姿ナミダ娘」 キョン2ディスコグラフィ(13)
アルバム「Whisper」 キョン2ディスコグラフィ(14)
シングル「クライマックス御一緒に」(あんみつ姫名義) キョン2ディスコグラフィ(15)
カセット「KYONKYON倶楽部」 キョン2ディスコグラフィ(16)
シングル「渚のはいから人魚」 キョン2ディスコグラフィ(17)
サード・コンサート「今日子・NOW(いま)・春」 キョン2ディスコグラフィ(18〔番外編〕)
シングル「迷宮のアンドローラ」 キョン2ディスコグラフィ(19)
アルバム「Betty」 キョン2ディスコグラフィ(20)
4th コンサート「時計のいらない夏~Timeless Summer~」 キョン2ディスコグラフィ(21〔番外編〕)
ビデオ「Timeless World」 キョン2ディスコグラフィ(22)
シングル「ヤマトナデシコ七変化」 キョン2ディスコグラフィ(23)
12インチ・シングル「ヤマトナデシコ七変化」 キョン2ディスコグラフィ(24)
シングル「The Stardust Memory」 キョン2ディスコグラフィ(25)
映画「生徒諸君!」 キョン2ディスコグラフィ(26〔番外編〕)
アルバム「Today's Girl」 キョン2ディスコグラフィ(27)
5th コンサート「KYON2 PANIC '85 熱いこころのパフォーマンス」 キョン2ディスコグラフィ(28〔番外編〕)
シングル「常夏娘」 キョン2ディスコグラフィ(29)
12インチ・シングル「ハートブレイカー」 キョン2ディスコグラフィ(30)
アルバム「Flapper」 キョン2ディスコグラフィ(31)
6th コンサート「KYON2 PANIC'85…小泉ダ…ツアー」 キョン2ディスコグラフィ(32〔番外編〕)
シングル「魔女」 キョン2ディスコグラフィ(33)
24時間テレビ 「愛は地球を救う」 キョン2ディスコグラフィ(34〔番外編〕)


ブログパーツ

● COMMENT ●

アイドルは永遠だな

やめられないな


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://bojingles.blog3.fc2.com/tb.php/4218-d472c724
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

読書記録(2023年8月) «  | BLOG TOP |  » 「SHE SAID/シー・セッド その名を暴け」

おなじみの映画ブロガーさんの多いgooブログもTBを廃止。多くのブログがTB廃止の事態になってきた。こうなると、TBから記事をたどることができないブログが多くなる。ブログのURLをお気に入りなどに登録して、何を書いているのかなと、いつも見回りに行くしかない。

マリリン応援+映画雑文などのブログ。
下のほうにアクセスランキング、ツイッターがあります。



このブログのトラックバック・ポリシー (2009年1月10日、修正)

過去の記事の一部には「ブログランキング参加中~」という文面がありますが、現在はブログランキングから離脱しています。該当するすべての文章を削除することは大変なので、そのままにしてあります。

映画感想の「好き度」について。
☆☆☆☆☆(5)…GREAT!文句なし!
☆☆☆☆(4)…FINE!かなり、いいぞ!
☆☆☆(3)…GOOD.観て損はないかな。
☆☆(2)…NOT SO GOOD.ちょっとなあ…。
☆(1)…BAD!いいかげんにせい!
という感じ。★を0.5点とします。星5つは、ほとんどつけませんから、4.5点なら最高と言えます。 自分にとって面白いかどうかが重要で、世間の評判や、意義がある映画である等々は重要視しません。
好きだなあと思ったら3.5点に星が到達。


クリックで救える命がある。

小鳥頭
忘れっぽい人の同盟。
クリックしたら説明があるかもしれない
(忘れた)。


プロフィール

ボー・BJ・ジングルズ

  • Author:ボー・BJ・ジングルズ
  • HP「シネマ停留所」の管理人でもある。♂。単純に映画が好き。綺麗な女優が好き。マリリン・モンローさんは、わが永遠のミューズ。

ブログ内検索

最近の記事

最近のコメント

最新トラックバック

カテゴリー

リンク

このブログをリンクに追加する

アクセスランキング(30日分累計)

Twitter

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

RSSフィード