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2023-12

1974年に見た映画ベスト9 - 2023.09.09 Sat

各年のマイ・ベスト・ムービーを記事にしていく、壮絶にして長大な企画も終盤にさしかかってきた。

1974年。生まれてないぜって、誰ですか、言ったのは!?
私が「1974年に見た映画から選んだマイ・ベスト」であり、「1974年公開の作品から選んだマイ・ベスト」ではありません。

ノートにつけた記録から計算するかぎりでは、1974年に見た映画は160本。映画にハマりはじめのころだから、なにしろ本数を見ている。
ただし、映画館で観た数は少ないので、テレビ、ビデオなどで見た作品も合わせて、ベストを選ぶ。

◎ベスト9(初見の映画に限る。マリリン優先。その他は好きな順ではなく、50音順)

「ショウほど素敵な商売はない」
1954年、監督ウォルター・ラング、出演マリリン・モンロー、エセル・マーマン、ミッツィ・ゲイナー
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いまのところ15回、ちゃんと見ている。ショーマン一家の物語のミュージカル。マリリン(上画像の右)は一家の次男ドナルド・オコナ―の恋人として出演。彼女が歌う数曲のシーンは魅力満載、本作のひとつの白眉だ。ブログ内の記事は、こちらなど。

「紳士は金髪がお好き」
1953年、監督ハワード・ホークス、出演マリリン・モンロー、ジェーン・ラッセル、チャールズ・コバーン
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いまのところ24回、ちゃんと見ている。1973年11月に「バス停留所」を見たのち、この年8月の深夜の映画劇場で本作を見て、このへんで多分かなりマリリンに惚れたと思う。お色気というより、かわいさが過ぎる! ブログ内の記事は、こちらなど。

「明日に向って撃て!」
1969年、監督ジョージ・ロイ・ヒル、出演ポール・ニューマン、ロバート・レッドフォード、キャサリン・ロス
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もしかしたら、はじめは名画座で観たのかもしれない。バート・バカラックによる音楽が素晴らしくよくて、サントラ盤ものちに買った。映像、音楽ともにモダンでポップでユニークな唯一無二。ブログ内の記事は、こちら

「アラビアのロレンス」
1962年、監督デヴィッド・リーン、出演ピーター・オトゥール、アレック・ギネス、オマー・シャリフ
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モーリス・ジャールの音楽と雄大な砂漠を舞台にした物語が、大スクリーンにこそ映え、圧倒される。とはいえ、初回はどこで観たのかは、まったく覚えていないけれど。ブログ内の記事は、こちら

「大いなる西部」
1958年、監督ウィリアム・ワイラー、出演グレゴリー・ペック、チャールトン・ヘストン、キャロル・ベイカー
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私の場合、音楽が「好き」の重要な要素だが、本作はジェローム・モロスの雄大なメロディが開巻すぐから流れ出す。西部の2つの家の対立に、東部の男がかかわっていく。風邪気味のときに日曜夕方のテレビ劇場で見たような記憶が。ブログ内の記事は、こちらなど。

「ヘルハウス」
1973年、監督ジョン・ハフ、出演パメラ・フランクリン、ゲイル・ハニカット、ロディ・マクドウォール
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こけおどしではなかったと思う、正統派ホラーで、美女つきだから、すごく好き。製作年からすると、映画館で観たのだろうなあ。すぐにでも再見してみたい。こういう正統的こわい系イメージでは「回転」も大好き。

「メリー・ポピンズ」
1964年、監督ロバート・スティーヴンソン、出演ジュリー・アンドリュース、ディック・ヴァン・ダイク、グリニス・ジョンズ
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楽しいミュージカルで、シャーマン兄弟による、いい曲がたくさん。サントラ盤もあった。何曲もスタンダードになるようなミュージカル映画は、なぜ今はできないのか。現代はさまざまな音楽があふれすぎている? ブログ内の記事は、こちら

「ローマの休日」
1953年、監督ウィリアム・ワイラー、出演オードリー・ヘップバーン、グレゴリー・ペック、エディ・アルバート
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マリリン・ファンとしては、対極にいるようなオードリー、しかも日本ではマリリンより人気で取り上げられるオードリーには複雑な気分もあるけれど、すごく、いい映画だと思います。ストーリーにオードリーが、ばっちりハマってる。ブログ内の記事は、こちら

「ワイルドバンチ」
1969年、監督サム・ペキンパー、出演ウィリアム・ホールデン、アーネスト・ボーグナイン、ウォーレン・オーツ
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まあ、なんだか、かっこいいんです。ラストの玉砕覚悟で4人で歩いていくところのほかは、あんまり覚えていないというのは、ラストがかっこよすぎて印象が深いせいなのか。ブログ内の記事は、こちら

ほかに、おもに音楽で、いいね!という映画は、「雨に唄えば」「オズの魔法使」「空軍大戦略」「刑事」「卒業」「パットン大戦車軍団」あたりか。
大作の圧倒感では、「風と共に去りぬ」「ベン・ハー」
恐かったのは、「世にも怪奇な物語」のフェデリコ・フェリーニ監督編。

年度別マイ(ベスト)ムービー検索用リストは、こちら


(c) 1954 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved. (c) 1953 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved. (c) 1969 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved. (c) 1962 Columbia Pictures Industries, Inc. All Rights Reserved. (c) 1958 Estate of Gregory Peck and The Estate of William Wyler. All Rights Reserved. (c) 1973 Twentieth Century Fox Film Corporation. (c) 1964 Disney Enterprises, Inc. All rights reserved. (c) 1953 Paramount Pictures Corporation. All rights reserved. (c) 1969 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

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● COMMENT ●

お久しぶりです

ボーさん☆
私は何と言っても「明日に向って撃て!」です。
あの衝撃的なラストは長年夢に出てきたくらい強く印象に残ってます。「ローマの休日」も「ベン・ハー」も何度も見ました!
あの頃は大作映画が多かったですが、どれも名作中の名作ですよね〜

>ノルウェーまだ~むさん

コメ、ありがとうございます!
「明日に向って撃て!」ですか! 原題どおりだと「ブッチ・キャシディとサンダンス・キッド」で面白くもないタイトルです。
あのラストは「俺たちに明日はない」と似ていますね。製作年も近い。(タイトルも似ている。)
ベストを選んでいるだけあって、何度も見ている作品は多いはずです(好みが違ってなくてよかった)。
「ヘルハウス」おすすめです! …怖いの見ないんでしたっけ?


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映画感想の「好き度」について。
☆☆☆☆☆(5)…GREAT!文句なし!
☆☆☆☆(4)…FINE!かなり、いいぞ!
☆☆☆(3)…GOOD.観て損はないかな。
☆☆(2)…NOT SO GOOD.ちょっとなあ…。
☆(1)…BAD!いいかげんにせい!
という感じ。★を0.5点とします。星5つは、ほとんどつけませんから、4.5点なら最高と言えます。 自分にとって面白いかどうかが重要で、世間の評判や、意義がある映画である等々は重要視しません。
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プロフィール

ボー・BJ・ジングルズ

  • Author:ボー・BJ・ジングルズ
  • HP「シネマ停留所」の管理人でもある。♂。単純に映画が好き。綺麗な女優が好き。マリリン・モンローさんは、わが永遠のミューズ。

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