「ファイナル・カウントダウン」 - 2023.09.27 Wed
それが第一声ですね。いや、発声はしていないな。
39歳ごろでしょうか。1980年の映画ですからね、カーク・ダグラスもお達者ですからね(63歳ごろ?)。

彼はカーク・ダグラスじゃないですよ。
現代の空母がタイムトラベルに巻き込まれて、真珠湾攻撃直前の太平洋海上に飛ばされる、という話。なかなか楽しい。
ジェット戦闘機のF14と零戦が戦ったりしますね。
日本兵は残念ながらというか、当時としては、いつもどおりというか、発音がおかしく、日本人が演じてはいません。
F14の発着シーンがしっかり見られるのもよし。
SFらしく、ラストにも仕掛けあり。
劇中音楽で「聖母たちのララバイ」のメロディが流れてきて、あれ? 日本版制作のときに適当に付けたのかな? などと思ったが、調べてみると、これはオリジナルの音楽であって、こちらの映画音楽のほうが本家なのだそうだ。えー!
(9月24日)
THE FINAL COUNTDOWN
1980年 アメリカ作品
監督 ドン・テイラー
出演 カーク・ダグラス、マーティン・シーン、キャサリン・ロス、ジェームズ・ファレンティノ、チャールズ・ダー二ング
好き度☆☆☆★(3.5点。満点は5点)
(c) Majestic Films
● COMMENT ●
以降ネタバレ注意です。
お話自体は、時間が円環していると考えると何の矛盾もないですが、ただ、ジェームズ・ファレンティノが昔に残されてしまったので、現在において同時に若い彼と38歳歳を取った彼が二人存在するという不具合があります。
マーティン・シーンが空母に入る前に車中にいたのが歳を取ったファレンティノ(と妻)であり、その同じ瞬間に若いファレンティノが空母の中にいたのです。時の円環だけではこれは説明できません。
タイムスリップものには、どうしてもこの類の妙なことは起こります。
>「聖母たちのララバイ」
作曲した本人が認めた正真正銘のパクリですね。映画音楽の一スコアなど誰も知りませんもの。
有名作品への愛好を示す為に、桑田佳祐や大瀧詠一がやっている行為とは違います。
>オカピーさん
で、わからなくて、やめる。という(笑)
この音楽は、びっくりです。そっくりなので、日本版制作時に勝手にくっつけたのかと…吹き替え版じゃないし、原版そのままのはずだよねえ、と思い直しましたけど。
チャールズ・ダーニング
タイム・スリップ映画ってジャンルがあるのかな....
「フィラデルフィア・エクスペリメント」ってのもあったよね。
ドン・テイラー監督って、「猿の惑星」シリーズも監督してたよね。
>又左衛門さん
タイムスリップは映画でもアニメでも、ありますねえ。話を広げやすいとか、便利なのではないでしょうか。
ドン・テイラー、一級作品はやらない職人監督みたいなイメージです。
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