fc2ブログ
topimage

2024-02

「バビロン」 - 2023.11.03 Fri

トーキー移行前後のハリウッドに生きた人々。スターの盛衰。

初っ端から、象をトラックで運び、何をするかと思えば、乱痴気パーティが延々と続く。このへん、エロ(ぼかし)グロの下品さが出るところはあまり気乗りしない(中盤でもゲロるシーンなどある)けれど、実際がそうだったと言われれば、そうなんだ、と答えるしかない(知らないけど)。パワフルなのは否定しない。

ネタばれあり。
女優をめざすネリー・ラロイ(マーゴット・ロビー〔好き〕〔胸ない〕)は、泣き自在の演技も含めて一躍脚光を浴びる。
マニー・トーレス(ディエゴ・カルバ)は、大スターのジャック・コンラッド(ブラッド・ピット)に目をかけられ、映画製作スタッフの仕事をするようになる。

23-11-3-1.jpg

やがて映画はトーキーの時代に。撮影の苦労話を織り交ぜながら、取り繕った社交の場に合わない自由奔放(悪く言えば、破滅型)なネリー、落ち目になってきたジャックなどを描いていく。

1952年になってロスを再訪したマニーが歩く道のショーウィンドウには、マリリンの写真が。スターは次々に新しく生まれ、消えていく。しかし、ひとたび映画を見れば、生きて動いているスターが永遠に、そこにいるのだ。

23-11-3-2.jpg

ラスト、「雨に唄えば」を観るマニー。ここは感動的。「雨に唄えば」という映画自体が、トーキー移行期の映画撮影の苦労も描いたものなので、本作の内容とシンクロするのだった。

(11月3日)

BABYLON
2022年 アメリカ作品
監督 デイミアン・チャゼル
出演 マーゴット・ロビー、ディエゴ・カルバ、ブラッド・ピット、ジーン・スマート、リー・ジュン・リー
 
好き度☆☆☆★(3.5点。満点は5点)


(c) 2022 Paramount Pictures. All Rights Reserved.

ブログパーツ

● COMMENT ●

弊記事へのコメント有難うございました。

>エログロの下品さが出るところはあまり気乗りしない

右に同じ。
特に、僕は汚いのは嫌い。21世紀のアメリカ映画はこの辺の暴走が目立tちますね。
エロの方は見せ方次第かな。

「雨に唄えば」という曲は、1929年のレヴュー映画「ハリウッド・レヴィユー」で初めて歌われたもので、その映画にサイレント時代の大スターでトーキーになって落ち目になったジョン・ギルバートが出ています。1936年に病死しています。
ブラッド・ピット扮するジャック・コンラッドはジョン・ギルバートがモデルでしょう。名前も何となくそれらしい。

馬力の映画でしたね。

>オカピーさん

エロのほうですが、無粋なボカシがあると興ざめするというところが大きいので、本文追加訂正しておきました! 必要なら、あってもいいんです。

ジョン・ギルバートは、おなじみではないですからねえ…ピンとも来ませんでした。
映画俳優とか歌手などの人気者になると、上昇の度が高いほど、落ち目になったときの反動が来やすく、薬や酒がプラスされたら、なおさら、なにかが起きそう、とは、もう真理じゃないかと思ってしまいますね。


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://bojingles.blog3.fc2.com/tb.php/4248-60154acc
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

バビロン・・・・・評価額1700円

デミアン・チャゼルの「映画史」 「ラ・ラ・ランド」で史上最年少のアカデミー監督賞に輝いた若き異才・デイミアン・チャゼルが、1920年代から30年代にかけて初期のハリウッドに生きた人々を描いた群像劇。 メキシコ移民で映画界で身を立てる夢を抱いているマニーと、はちゃめちゃな行動力を持つ新進女優のネリー、そしてMGMを代表するサイレント映画の大スターのジャック。 彼ら三人を軸として、狂乱の20年...

「ノック 終末の訪問者」 «  | BLOG TOP |  » 読書記録(2023年10月)

おなじみの映画ブロガーさんの多いgooブログもTBを廃止。多くのブログがTB廃止の事態になってきた。こうなると、TBから記事をたどることができないブログが多くなる。ブログのURLをお気に入りなどに登録して、何を書いているのかなと、いつも見回りに行くしかない。

マリリン応援+映画雑文などのブログ。
下のほうにアクセスランキング、ツイッターがあります。



このブログのトラックバック・ポリシー (2009年1月10日、修正)

過去の記事の一部には「ブログランキング参加中~」という文面がありますが、現在はブログランキングから離脱しています。該当するすべての文章を削除することは大変なので、そのままにしてあります。

映画感想の「好き度」について。
☆☆☆☆☆(5)…GREAT!文句なし!
☆☆☆☆(4)…FINE!かなり、いいぞ!
☆☆☆(3)…GOOD.観て損はないかな。
☆☆(2)…NOT SO GOOD.ちょっとなあ…。
☆(1)…BAD!いいかげんにせい!
という感じ。★を0.5点とします。星5つは、ほとんどつけませんから、4.5点なら最高と言えます。 自分にとって面白いかどうかが重要で、世間の評判や、意義がある映画である等々は重要視しません。
好きだなあと思ったら3.5点に星が到達。


クリックで救える命がある。

小鳥頭
忘れっぽい人の同盟。
クリックしたら説明があるかもしれない
(忘れた)。


プロフィール

ボー・BJ・ジングルズ

  • Author:ボー・BJ・ジングルズ
  • HP「シネマ停留所」の管理人でもある。♂。単純に映画が好き。綺麗な女優が好き。マリリン・モンローさんは、わが永遠のミューズ。

ブログ内検索

最近の記事

最近のコメント

最新トラックバック

カテゴリー

リンク

このブログをリンクに追加する

アクセスランキング(30日分累計)

Twitter

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

RSSフィード