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「エクソシスト ビギニング」 - 2006.03.26 Sun

十字架のみ。シンプルなポスター
「エクソシスト」(1973年)で、リーガン(リンダ・ブレア)に取り憑いた悪魔と対決したときから、さかのぼること25年前、メリン神父は古代遺跡の中から悪魔パズズの像を見つけている。この映画は、そのときの話。エクソシスト・シリーズとしては4作目になる。

映画は、当初に予定されたジョン・フランケンハイマー監督が亡くなってポール・シュレイダー監督で製作されたが、出来あがった作品がちっとも怖くないとかいう話で、レニー・ハーリンで撮り直しとなった。しかも、ハーリン監督、撮影中に、あわやの大事故に遭いそうになったとかならないとか。
そんな、呪いめいた(?)ゴタゴタもあったことだし、映画としては、どうなのかなと、期待しないで観た。
そんなに悪くはなかった。こういうゲテもの、わりと好きだし。(ゲテものよばわりかい!)
こっちが、どこにいようが、襲ってくるのが怖いんだよう、悪魔。逃げようがないじゃないの。
そういう怖さは楽しめた。

メリンの過去には、あるトラウマ(心の傷を表わすときに便利な言葉だ)があり、その影響で彼は神父の職を捨てていたのだが、映画の最後には、神をたのんで悪魔と対決することになる。

悪魔との対決は、それなりに面白いけれど、最後が少しあっけなく、めでたしめでたし。と思ったら…。

撮影がビットリオ・ストラーロだった。「地獄の黙示録」「レッズ」「ラスト・エンペラー」で3度アカデミー撮影賞をとっている名カメラマンだ。
そして、ヒロインのイザベラ・スコルプコは、「007/ゴールデンアイ」(1995年)のボンドガール。
メリン神父役のステラン・スカルスゲールドは、最近では「ドッグヴィル」の印象が大きい、ハリウッドで多く活躍するスウェーデンの俳優。

ちなみに、ボツとなったはずのポール・シュレイダー版は、レニー・ハーリン版が不評だったせいで復活(?)、アメリカでは公開され、DVDになっている。面白い経緯ですねえ。シュレイダー版のタイトルは“Dominion:Prequel to the Exorcist”。
dominionとは「支配権」とか「領土」の意味だが、どういうことなのかな。prequel to the exorcistは、エクソシスト序章、という感じ。
(3月25日)

EXORCIST:THE BIGINNING
2004年 アメリカ作品
監督 レニー・ハーリン
出演 ステラン・スカルスゲールド、イザべラ・スコルプコ、ジェームズ・ダーシー

トラックバックは、エクソシスト ビギニング@映画生活様に。

評価☆☆☆(3点。満点は5点)

● COMMENT ●

一作目は凄かった・・・

エクソシストの一作目、あれは本当に物凄い体験でした。

映画を観て、感動というのではなく、驚愕した・・というのは、子供時代を除いて記憶にある限り
「燃えよドラゴン」と「エクソシスト」だけではないでしょうか?

あの頃のフリードキン監督は天才でした。
少し遅れて映画館に入った時、砂漠でパズズの像が掘り出されたか何かのシーンで
映画館に入っていったのと、砂漠に入っていくような漢字がシンクロして
それからは映画か現実か分からなくなった、と言う感じでした。

そんな映画は滅多にありません。
あの映画に感動した者なら、何かハッキリはしないけれども、
「ビギニングス」というのなら、こんなイメージではないのか・・というものが
絶対に形作られているはずで、
そこからは、この映画はあまりに遠い・・というしかありません。

しかし、今までの映画の中で、「ビギニングス」の表現に成功したのは
「ゴッド・ファーザーPARTⅡ」だけ、といっても良いのでは、と思っています。

しかしアレ、ビットリオ・ストラーロですか・・・
ちょっと信じられません。

>lalakiさん

「エクソシスト」に、そんな衝撃を受けておられたのですね。
私の場合は、はじめにリーガンのものすごい悪魔憑きの様子を、さんざん雑誌などで知ってしまってから観たので、キワモノ映画という感覚が大きかったですね。
でも、いまはDVDを持っていますよ。
チューブラーベルズの音楽は印象的です。

続編が成功する場合そのものが少ないと思われるので、あまり期待をしないほうがいいのかもしれませんね。


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