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2017-06

「結婚協奏曲」(1回目) - 2006.05.17 Wed

DVDジャケット(アメリカ版)
マリリン脇役時代の劇場未公開作・新発売DVDレビュー第2弾!
その名は「結婚協奏曲」。「結婚しましょう」というタイトルの映画にもマリリンは出演していて、少し、ややこしい。
原題は“We're not Married!”で、「私たち、結婚してません!」という意味。

主演はジンジャー・ロジャースだと思って見始めて、確かに彼女とフレッド・アレンのカップルの話から始まるのだが、この2人の話が終わると、別のカップルの話に移ってしまう。
つまり、これ、オムニバス形式のように、いくつかの話を順番に語る形の映画だったのだ。なるほど、「協奏曲」というタイトルはイメージ的に合っているかも。
監督のエドマンド・グールディングは、有名な映画「グランド・ホテル」(1932年)の監督だ。ある共通した状況があって、さまざまな人々のドラマを見せる、というところがグランド・ホテル形式と似ているならば、この映画、グールディング監督の得意分野だったりして!?

判事の勘違いによって、数組のカップルの結婚式が無効になってしまい、そのカップルそれぞれのドラマを見せる。
マリリンは2組目のカップルで登場。男のほうはデビッド・ウェイン。彼とマリリンは、後に「百万長者と結婚する方法」(1953年)でも共演する。
マリリンは「ミセス・ミシシッピ」に選ばれる役。さすがは美女!
結婚式を扱った判事が、回想で彼女のことを「キュートな、はにかみ屋さんじゃったのう」「あのコは可愛かったのう、すぐに頬を赤らめて」と評する。やっぱり、可愛いんだよね! そうそう!
マリリンが「ミセス・ミシシッピ」のために忙しくしていて、ダンナが家事、育児に、てんてこまい。
赤ちゃんがいるのだ! マリリンが子持ち、という役は、他にあっただろうか!? 
そんなところに、「この結婚は無効です」という手紙が来る。となると、マリリンの「ミセス・ミシシッピ」は資格がなくなる。さあ、どうなる?

その他の話でも「結婚無効」によって、一発大逆転があったり、しみじみさせたり、いい話だねえ、と思わせたり。

先にあげたデビッド・ウェインのほかにも、本作以外でマリリンと一緒の映画に出ている俳優が多い
ジンジャー・ロジャースは「モンキー・ビジネス」(1952年)、フレッド・アレンは「人生模様」(1952年)、ポール・ダグラスは「熱い夜の疼き」(1952年)、ルイス・カルハーンは「アスファルト・ジャングル」(1950年)、ミッツィ・ゲイナーは「ショウほど素敵な商売はない」(1954年)。
マリリン・ファンなら、そのあたりを見るのも楽しい。
第5話の主人公の兵隊仲間で、若きリー・マーヴィンが出ているのも注目。役名はピンキー。(年配の方なら「ピンキーとキラーズ」を思い出す?)

この映画、もしもマリリンだけを見たいなら、2組目のカップルのお話の部分10分程度と、最後のほうに一瞬出てくる場面の2つをチェックすればOK!

(5月13日)

WE'RE NOT MARRIED!
1952年 アメリカ作品
監督 エドマンド・グールディング
出演 ジンジャー・ロジャース、フレッド・アレン、マリリン・モンロー、デビッド・ウェイン、イヴ・アーデン、ポール・ダグラス、ザ・ザ・ガボール、ルイス・カルハーン、ミッツィ・ゲイナー、エディ・ブラッケン

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評価☆☆☆(3点。満点は5点)

● COMMENT ●

そうそう

マリリンが唯一「ちゃんと子持ち」だった映画じゃないでしょうか。
「女房は生きている」の撮影写真では、子役を愛しそうに見ているマリリンが印象的でしたけど、
この頃はどんな感じだったんでしょうねえ。
しかし同じ映画で、そんなに共演者がいたとは!
ほんと、気をつけて見てると面白いそうです(^^)

>まおさん

そうですよね、たぶん、唯一の、「自分の子を持っている役」ではないか、と。
この頃は、まだ子どもには、そんなに思い入れはなかったんじゃないでしょうか。

主演女優の座を得る前の、より、みずみずしい彼女を観ることができるのは嬉しいものです。
共演はないですが、この映画、リー・マーヴィンも出ているので、本文に追記しておきました。(リー・マーヴィンって誰?なんて言わないでくださいよ。)

ずいぶん遅レスになってしまいました。

楽しみにしていた映画感想なのに、タイミングを逃してしまい…遅レスですいません。

マリリンの登場時間でみると、10分程度は短いようですが、オムニパス形式のひとつで、沢山のスター俳優が出演している中での10分となると、けっこう長いほうなんでしょうね。マリリンの役柄も、ミセスコンテストクイーンなんて、マリリンならではの役ですよね。その美しいマリリンに赤ちゃんがいるという意外性も楽しいです。美しい妻を手に入れた旦那様の苦悩というのは、マリリンファンとしては、ジム・ドアティを連想してしまいます。自分の妻の水着姿が写真雑誌に掲載されて、沢山の男性に見られていたら…複雑な気分でしょうね。映画での旦那様は、客席から素直に応援していましたが、内心はきっと複雑なんでしょう。

ずっと見たかった映画が日本語字幕で見れるなんて、嬉しい事です。まだ日本未公開作品はたくさんあるから、こういう形でどんどん入ってきて欲しいです。

>たけしさん

こんばんは!
私は観るまで、こういう形式だとは知りませんでした。となれば、強引に言ってしまえば、マリリンは第2話の主演女優といってもいいですね!
「ミセスミシシッピ」なんて、マリリンに、ぴったりすぎて、もう大変です。(?)

マリリンの最初の夫ジム・ドアティ。なるほど! 妻が人気者になったときの夫の気持ち、似たような立場ですよね。

ひとつ発見したのは、原題には最後に「!」マークがあるのですが、ジャケットには、ないのです。

マリリンの脇役時代の映画、もっともっとDVDにして見せてほしいですね! 切に望みます!


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