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2017-03

「汚名」 - 2006.06.09 Fri

DVDジャケット(外国版)
アルフレッド・ヒッチコック監督による、ラブストーリー&スリラーの名作。
邦題の「汚名」と原題の“Notorious”。これ、どちらも好きなタイトルで、私の頭に印象的に刻み込まれている。
Notoriousは、辞書を引くと「悪名の高い」という意味。
(余談ですが、notoriousをハンドルネームで使っている方もおられますね。デュランデュランの曲名にもありましたが、どっちから取ったんでしょう?)

主演はイングリッド・バーグマンとケイリー・グラント。超大物スターの組み合わせである。
本作は、長いキスシーンでも有名。当時はキスシーンは3秒以内という決まりがあったらしく、じゃあ、これでどうだ!とばかりに、3秒以内のキスシーンを何度も繰り返しているわけか。
繰り返すことで、かえってムード満点、情感が増している。

物語のほうは…
アリシア(イングリッド・バーグマン)の父親は、スパイとして捕まる。アメリカを敵国に売った売国奴の娘となった彼女だが、今度は自分がアメリカのために働くスパイとなって、かつて父が関係していた人物セバスチャン(クロード・レインズ)と接触することになる。
セバスチャンは兵器産業を企てていて、その内容を探ることが任務だった…。

情報局のデブリン(ケイリー・グラント)と恋仲になりながら、任務のために、潜入先のセバスチャンとの結婚まで迫られるアリシア。
愛と義務の間で葛藤する、アリシアとデブリンそれぞれの心。

ワインセラーを調査するために、アリシアはセバスチャンから鍵を盗むのだが、合鍵をつけておくわけでもなく、考えてみれば、セバスチャンが鍵がなくなったことに気づいて当然というような方法だ。その点では話にアラがある。
悪者の役のクロード・レインズではあるが、アリシアを愛する気持ちはデブリンに負けず劣らずで、彼の愛が報われないのが可哀想にも思える。
ポスター
話のなかに「ウラニウム」が出てくる。脚本ができたのは、広島への原爆投下よりも前のことで、ウラニウムのことは、まだ一般には認識されていなかった。アメリカ政府は、この脚本に敏感に反応し難色を示したという。ヒッチコックは3ヶ月、FBIに尾行されたとか。

この映画は、やはり、イングリッド・バーグマン! 彼女を見る映画だ。
ヒッチコック作品には、前年の「白い恐怖」に続いての主演。ヒッチお気に入りですね。
彼女自身としても、「カサブランカ」(1942年)、「誰が為に鐘は鳴る」(1943年)、「ガス燈」(1944年、アカデミー主演女優賞)などの絶頂期。
スクリーン上で彼女の姿を見るだけで、もう言うことなしです。
これぞ女優!というもの。

風邪を引くよ、といって、デブリンがアリシアのお腹にスカーフを巻いてやるところが、洒落ている!(お腹のところが少し露出している服装なのだね。)

バーグマン、ちょっと沢口靖子さんに似ているんじゃないか、とも思える一瞬もあるのだが、どうでしょう?

(5月30日)

NOTORIOUS
1946年 アメリカ作品
監督 アルフレッド・ヒッチコック
出演 イングリッド・バーグマン、ケイリー・グラント、クロード・レインズ、レオポルディン・コンスタンティン、ルイス・カルハーン

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評価☆☆☆★(3.5点。満点は5点)

● COMMENT ●

ヒッチコックはいいな~

かっこいいジャケットですね
美しいイングリッド・バーグマンを黒い背景の中に浮かび上がらせて
赤く「Notorious」とはいる所が渋くてかっこいいです
「汚名」大好きな映画です
バーグマンとケイリー・グラントのふたりいいですね
これ1作しか共演していないというのが惜しいと思いました
>バーグマン、ちょっと沢口靖子さんに似ているんじゃないか・・
お~新しい視点。沢口靖子さん綺麗ですもんね 早速リメイクを
~しかし、ケイリー・グラント役がいませんか(笑)

>dora21さん

外国のDVDジャケットですが、いいでしょう? 私も今回初めて発見しました。
dora21さん、お好きな映画だったんですね! 
バーグマン、ヒッチコック、とくると、それだけで特別な映画に思えてしまいます。風格のようなものが出てくるのですよね。
私も星4つあげてもいいのですが、ちょっと厳しくしちゃいました。
沢口さんリメイク、見てみたい!

子どもココロに

こんばんは。
中学生の頃かな、テレビで観ただけなんですけど心に残りました。後々、タイトル「汚名」からヒッチコック監督だと知りました。「誰がために・・」「カサブランカ」もよかったけど、この時のバーグマンもステキだったなぁーと、ボォーっとなったのを憶えています。

>紅ナナカマドさん

おはようございます。
私は最初に観たときには、ワインセラーに忍びこんでいるときのスリルが印象的だったのですが、改めて観ると、それ以外のところでも、見どころが多くて楽しめました。
中学生の頃に記憶に残るような映画だと、ずっと自分の中に残りますよね。
ほんとにバーグマンは素敵です。


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