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2019-11

「オーメン(2006年)」 - 2006.06.20 Tue

ポスター
あの、歴史に残るホラー映画「オーメン」のリメイク。
なんとまあ、ほとんど前作と同じらしい。
私は前作を観てはいるが、ずーいぶんと昔のことなので、あまり覚えていなかった。
今回リメイク作を観ていて、ああ、そうだ、こういう話の展開だったっけ、と思い出しながら観ていたのだ。
うちへ帰ってきて、ネットでいろんな評を見ると、ほとんどオリジナルと同じだ、という話になっている。
まあ、私の場合、前作を忘れていたので、わりと楽しんで観ていたけれど。
過去の名作を、どんなふうに再現したのか、をニヤニヤしながら観ればいいのではないでしょうか。

オリジナルでのジェリー・ゴールドスミス作曲の、有名な「Ave Satani」(アヴェ・サターニ)は、エンドロールに、ほんのさわりだけ流れる。これは、ちょっと残念。
話がオリジナルと同じなら、曲も同じにしてくれてもいいのに!
あの名曲は、できれば、たっぷりと味わって聴きたかったなあ。

このリメイク版で、いちばんよかったのは、乳母を演じたミア・ファロー!
悪魔の手先として、ダミアンを守るために、乳母として、一家の中に入ってくるわけだが、いやー、アヤシイ。
キレイかつアヤシイ。
彼女はロマン・ポランスキー監督の名作オカルト映画「ローズマリーの赤ちゃん」(1968年)に出ていて、恐怖ものには、ぴったりの人選とも言えるし、この役には合っていたね! クリーンヒットな配役だった。(下のほうに写真あり!)

ところで、肝心のダミアンの両親。これが、いまいち地味なのだ。
父親のリーヴ・シュレイバー…? どこかで見たような顔なのだが、知らないなー。
ちょっと以前なら、サム・ニールあたりが代わりに演ってもよさそうな地味さ。
ジュリア・スタイルズは、お母さんとしては、ちょっと若いんじゃないの?という感じ。微妙に可愛くないし…。
2人とも、主役としては、少し大物感が足りない。
かえって、脇を固める、カメラマンのデヴィッド・シューリス、神父ピート・ポスルスウェイト、マイケル・ガンボンのほうが大物だ。
ダミアン役のシーマス君はといえば、いつも機嫌が悪い子ども、みたいで、たいしたことない。

ミア・ファローの乳母が怖いぞ~ぅ
(c) 2006 TWENTIETH CENTURY FOX. All rights reserved.

自分の子が悪魔の子ではないか、ということを、父親があまりにも信じようとしないのが、とても歯がゆい。
神父に忠告されても、自分の妻があの子は変だと言っても、写真に奇妙な線が写っていても、妻が死ぬような目に遭っても、彼は半信半疑なのか、はっきりした行動を取らない。
常識的すぎて、超自然的な出来事を信じない人なのかもしれないが、あれでは奥さんが可哀想すぎる。
大使のように、へんに社会的地位のある人だと、人目も気になって、うっかりと軽薄に見えそうな行動はできないのだろうか。
オリジナルのグレゴリー・ペックも、そうだったわけだよね…?

ジュリア・スタイルズが演じた役にはレイチェル・ワイズが候補になっていたらしい。でも、彼女は妊娠によって、出演がダメになった。ローラ・リニーやホープ・デイビスも名前があがっていたようだ。

また、オリジナルでダミアンを演じたハーベイ・スティーブンスが、タブロイド紙の記者の役で出演している。そういえば記者が数人いたけれど、どの人なのかな。大人になった顔を見て、分かるだろうか?

「666」のマークは悪魔の子の印。たとえば平成6年6月6日生まれの人には迷惑な話だろうね。
7が並ぶとラッキーだけど、6が並ぶとアンラッキー?
本作の公開記念イベントは、六本木6丁目の映画館「ヴァージンTOHOシネマズ六本木ヒルズ」で、2006年6月6日6時66分(19時06分)にスタートした。凝りますねえ。
日本では土曜日や祝日が公開初日になるのが普通だが、この映画は、6月6日の火曜日から公開された。

オリジナルと一緒のリメイクをして、ということは「オーメン2」以降も作る気なのだろうか。あとは観ないぞ。少なくとも映画館では。
第1作目はオリジナルに敬意を表して、観たけど。

(6月17日)

THE OMEN
2006年 アメリカ作品
監督 ジョン・ムーア
出演 リーヴ・シュレイバー、ジュリア・スタイルズ、ミア・ファロー、デヴィッド・シューリス、ピート・ポスルスウェイト、マイケル・ガンボン、シーマス・デイヴィ=フィッツパトリック

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七月のうさぎ様オーメン@映画生活様FLIXムービーサイト様、映像全般を楽しもう(ブログペットのグループ)

評価☆☆☆(3点。満点は5点)

● COMMENT ●

TB&記事内リンクどうもです。

他の方はどうかわからないけど、オリジナル版「オーメン」が小夏的ホラー映画ベストなので、多分私が観たら散々文句を言ってるかも。それとも、好きな映画のリメイクってことで甘々になっちゃかな?(笑)

「Ave Satani」が少ししか流れないというのは、期待していただけに残念です。
「オーメン」の怖さはあの曲にあり!と言っても過言じゃないので・・・。あとダミアンの「顔」ね。そっかー。新ダミアンはあまり怖くないのか。オリジナル版ダミアンは、スクリーンにその顔が映し出されるだけでホラーだったんだけどなー。

そうだ、確か今週末か来週くらいにオリジナル版がWOWOWで放送されますよね。
比較する意味でもご覧になってみます?

私ったら

実はオリジナルの「オーメン」をちゃんと見たことがないのです!
なので、今回のリメイク見に行こうかなと思ってたんだけど、今度WOWOWでオリジナルやってくれるから、そっち見よう~っと。
今回の主演のダミアンくんは写真で見るとカワユイけど、予告映像で見たらビミョーだったなあ。

ところでボーさんたら!リーヴ・シュレイバーといえば、ナオミ・ワッツの今の彼氏ですよ!婚約したとか言ってましたよ!ヤバイ!

>小夏さん、紅玉さん

小夏さん、「オーメン」の怖さはあの曲にあり! はい、大賛成!
今回の音楽はマルコ・ベルトラミという人。ゴールドスミスさんは亡くなっているから仕方ないですが、もう少し「アヴェ・サターニ」を使ってもいいんじゃないの?と思いましたです。
やっぱり「焼き直し」は、オリジナルには、なかなか勝てないですね。
WOWOWの「オーメン」は23日(金)23:30です。録画しておこうかな。

紅玉さん、はい、観るならオリジナルのほうがいいと思います。
ずぇひ、ご覧になって感想を書いてくださいな。
なんと! リーヴくんはナオミちんのイマ彼なんですかっ! うぎゃー!
私のほうがハンサムじゃないかしらん。(なんちて!)
しかも、こ、こ、婚約ですとお! いかんよ、そりゃ! 早まるなー!
…ホラー映画に出たがり同士カップルですか? 

私もこれはダメで・・・

ボーさんこんばんは。
私は結構これ、ケナしてしまいました・・・

自分はオリジナル版がすごく傑作だと思っているので。
でも、確かにミア・ファローは良かったですね。
でも、リーブは一発で髪の中のオーメンを見つけるのが早すぎ。

>とらねこさん

そうですね、あの名作のオリジナルに勝つのは至難のワザだと思います。
しかも、ほとんど同じストーリーときては、どうあっても勝つのは無理っぽい。
私はストーリーを忘れてましたから、楽しめましたけど、でも、もうひとつ、でしたね。

確かに名曲ですね。

コメントありがとうございます。
ボーさんらしい丁寧なレビューを拝読しました。オリジナルのあの曲は、「アヴェ・サターニ」というのですか。作曲者、ジェリー・ゴールドスミスの名と共に、憶えておきます。(といっても近頃物忘れのひどいこと^^;)

サタンが世界の支配を狙っている云々とか、なんとかいっても、仏教徒の私にとっては、ヨハネ黙示録などチンプンカンプンです。こうジャンルは苦手のくせに、つい観たくなります。困ったものです。(笑)

>アスカパパさん

かなりハッタリの利いた(?)映画なので、音楽が重厚な風格を与えてくれたように思います。
私もキリスト教は、よく知らないですが、面白ければいいんです。エンタメとして作っているのだから、バチは当たらないと思いますが…。


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